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令月
雑草食第二十五弾。 ①コセンダングサ ②タウコギ(?アメリカセンダングサ?) 先日、「半径500m内の雑草」でセンダングサ系を取り上げたら。はい、そうです、食べられることに気づいてしまいました! この、邪魔以外なにものでもない、そこら中に生えまくっている、要注意外来生物が、食べられる!? まぁ色々調べて食べてるうちに分かったんですが、キク科は食べられるものが多いみたいです。また、元々の原産地では、ネイティブアメリカンが薬草として用いていたとか、仲間のアワユキセンダングサ(サシグサ)は、沖縄で薬草として知られているという情報もあるので、食べるのは、そんなに突飛なことではないようです。 で、もう一つ。食べてから気づいたんですが、先日アメリカセンダングサとして取り上げたもの、調べているうちに、在来種のタウコギかも知れないと思いました。いまいち両者の区別が分からないのですが。タウコギは、以前は田んぼに生える雑草として嫌われていたようですが、今では激減しているとか。いずれにせよ、キク科センダングサ属の仲間です。 で、本題。コセンダングサとタウコギを採ってきて、別々に洗って(生で試食するの忘れました)、茹でて(茹で汁がびっくりするくらい黄色くなりました。気にせず花もぶち込んだせい??)、水で洗い、例によって胡麻と万能つゆをかけてお浸しに。 ①コセンダングサ キクの風味が感じられ、少し苦味があるものの、全然イケます。ただ、太い茎は固くて食べられませんでした。 ②タウコギ(?アメリカセンダングサ?) 茎が細いんだけど固くて、全然食べられません。葉も苦いとかじゃないんだけど、なんか変な味がして、まずい…。すぐにギブアップしてしまいました。在来種であるタウコギが食べられていたという形跡がないので、やっぱりこれはタウコギなのか?アメリカセンダングサはそんなにまずくないのか?色々謎も深まった秋の一日でした。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— ①Bidens pilosa キク科センダングサ属 一年草 北アメリカ原産で、世界の暖帯から熱帯にかけて広く分布する。日本では明治時代に確認された帰化植物。牧野富太郎は、京都府南部から滋賀県にかけて普通に見られるとして、センダングサと区別してコセンダングサという新たな和名を与えている。関東地方以西の河原や荒地などに広く分布。 ②タウコギ: Bidens tripartita キク科センダングサ属 一年草 ヨーロッパ、インド亜大陸、北アメリカ、東アジア、北アフリカを含む北半球の大部分に自生する。またその他の地域でも帰化植物となっている。 日本では、北海道、本州、四国、九州に分布。水田や周辺湿地、水路等に生育する。 ②アメリカセンダングサ:Bidens frondosa キク科センダングサ 一年草 北アメリカ原産。日本では大正時代に確認された帰化植物。奄美諸島・沖縄諸島を含むほぼ全国に分布する。アメリカセンダングサの命名は中井猛之進によるもので、セイタカタウコギの命名は牧野富太郎によるもの。
60
令月
雑草食第二十四弾。 ノゲシ。 先日、オニノゲシとアイノゲシを食べて、ノゲシに出会ったらそれも食べてみたいと書いたんですが、散歩でちょっと違う道に行ったら、いきなり出会いました!これは運命か、天の思し召しかと思いましたが、単にどこにでも生えてるだけなんですよね。 かなり大きくなっているノゲシを2本ほど採取して、洗って、まず葉っぱを生で試食。あれ?苦くない。 茹でて、万能つゆと胡麻をかけてお浸しに。うん、全然癖もなくおいしい! ただ!茎が!結構細いものでも固い!オニノゲシは、もっと全然太かったのに、全然柔らかかった。茹で時間が足りなかった?成長しすぎて固くなってる? よく分かりませんが、以下の結果になりました。 ・ノゲシ/葉おいしい/茎かたい ・オニノゲシ/葉ちょっと口にさわるがおいしい/茎おいしい ・アイノゲシ/葉にがい/茎にがい まぁ個体差かも知れません。春に食べた方がおいしいという情報もあります。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— Sonchus oleraceus キク科ノゲシ属 越年草(二年草) ヨーロッパ原産ともいわれ、世界各地に広まったと考えられている。日本(北海道〜沖縄)には史前帰化植物として入ってきたものとみられる。
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令月
雑草食第二十三弾。 オニノゲシ(写真1枚目)とアイノゲシ(2枚目)。 はい、また気づいてしまいました。先日「近所の雑草」でオニノゲシを取り上げた時、オニノゲシ食べられる、と。しかも、原産地のヨーロッパでは割と普通に食べられているという表記も見かけ。ちょうど犬の散歩ルートにたくさん生えてる場所も見つけていたので、また行きました。 よく見ると、その場所にはこの間投稿した、葉っぱのトゲが痛くないアイノゲシと、葉っぱがもっと硬くて艶があってトゲが痛いオニノゲシが混生していて。両方採ってきて別々に食べてみることにしました。 まずは洗って生のままで試食。 アイノゲシ、苦さが結構ある。 オニノゲシ、トゲがあって食べにくいけど、ん?あまり苦くない! オニノゲシの太い茎には節があって、火を通すと爆発すると書いてあったので、縦に半分に切りました。茹でて、例によって、万能つゆと胡麻をかけてお浸しに。いざ、実食。 アイノゲシ。苦い、苦いぞ。ちょっとお浸しではきつい。 オニノゲシ。苦くないし、トゲもあまり気にならないし、太い茎も柔らかくなってる! これは予想外。そういえば、オニノゲシは美味しいと聞いたのに、食べてみたら苦かったと書いてあるサイトもあったので、それはアイノゲシだった可能性も!?ちょっと大発見かも! こうなると気になるのが、在来種であるノゲシ。ノゲシも食べられるらしいんですが、アイノゲシ(ノゲシとオニノゲシの自然交雑)と同様苦いのか? 出会ったら、また食べてみたいと思います。 ※「雑草食」「野草食」のタグ↓から過去の投稿も見られます。 ————— Sonchus asper キク科ノゲシ属 越年草 ヨーロッパ原産だが、世界中に外来種(帰化植物)として分布している。
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令月
雑草食第二十二弾。 キツネノマゴ(狐の孫)。 先日「近所の雑草」でキツネノマゴを取り上げた時、気づいてしまいました。キツネノマゴ、食べられる、と。 しかも、平安時代の「本草和名」に生薬として記載されるほど,薬草としての歴史は古く、なんと鬱病にも良いらしい。 これは食べないわけにはいかない!ということで、採りにいきました。 若葉は茹でて食べられる、と書いてあったけれど、花が咲かなければ、キツネノマゴと判定できないので、とりあえず、若葉かは疑問だけど、適当に摘んできました。丈が小さいので、たくさん収穫は難しいです。 さて、洗って生で試食。あまり味はありません。ちょっとモソモソして口にあたる感じ。 例によって、茹でて万能つゆとゴマでお浸しに。うーむ。取り立てて味はなく、やはり少しモソモソする。ただ食べられるには全然問題なく食べられます。(茎は細いけれど固いので除いたほうが良さそう。)途中でもの足りなくて、納豆に混ぜちゃいました。 まぁ、うつ病に良いなら、また見つけたら食べるかも(今回食べても特に気分は変わりませんでしたが)。 ————— Justicia procumbens キツネノマゴ科キツネノマゴ属 一年草 日本の本州から九州、朝鮮、中国からインドシナ、マレーシア、インドなどに分布。 生薬(全草)「爵状(シャクジョウ)」
60
令月
雑草食第二十一弾。ダンドボロギク。 昨日投稿した草。どうやらダンドボロギクで間違いなさそうなので、食べてみました。 脇から生えている茎が柔らかそうなので切ってみると…。この香りは!春菊!否が応にも期待が高まります。 洗って、葉っぱを一枚生で試食。に、苦い。菊独特の風味も感じます。これは生のままサラダでは無理そう。 茹でてみると、茎の下の方は固くて無理だけど、上の方は大丈夫そう。 いつも通り、万能つゆで味付けし胡麻をかけて、実食。ん…。やっぱり苦い。で、菊独特の清涼感のある風味が…、きつい! というわけで、途中でギブアップしてしまいました。 天ぷらなら全然いけると思うんだけどね。例えばフキなんかも、あのまま茹でて胡麻和えで食べられるかっていうと食べられないと思うので、一概にこれはダメとは言えないけれど、あえてもう一回食べてみようとは思わないです。 見た目そっくりだけど、ベニバナボロギクとは全然違いました。 というわけで、早速庭の2mにも育ったダンドボロギクは撤去されましたとさ。 ————— Erechtites hieracifolia キク科タケダグサ属 一年草 北アメリカ原産。日本にも帰化植物として移入分布しており、北海道・本州・四国・九州に分布する。林縁などの日当たりのよい場所に生える、いわゆるパイオニア植物(先駆植物)。
78
令月
雑草食第二十弾。フユイチゴ。 うちの庭に生えているフユイチゴ。野いちごの中でもかなり美味しい方ではないでしょうか。ヨーグルトに入れて食べても食感がぷちぷちして美味しいです。 —————— Rubus buergeri バラ科キイチゴ属 常緑小低木 匍匐性 中国中南部・台湾・朝鮮半島南部と日本の九州・四国・関東以西の本州に分布。暖地の森林の下生えに出る。
70
令月
雑草食第十九弾。ヤマノイモのムカゴ。 そこらへんのフェンス等に絡まって生えているヤマノイモ。どちらかと言えば邪魔な雑草です。ただ、うちでは2019年に自然に生えてきたヤマノイモを2階ベランダに誘引して、毎年今頃になるとムカゴを収穫して、ムカゴご飯にして食べています。風味があって美味しい😋 掘ってヤマノイモ(自然薯)も食べればよいのだろうけど、その気力はありません…😐 Dioscorea japonica ヤマノイモ科ヤマノイモ属 つる性多年草 日本原産で、北海道南西部から本州・四国・九州・沖縄に分布、国外では台湾および、朝鮮半島、中国に分布。 生薬(周皮を除いた根茎(担根体))「山薬(サンヤク)」
68
令月
雑草食第十八弾。ゴヨウアケビの実。 5月16日に、実がなったよ!と小躍りして投稿した我が家のゴヨウアケビ。アケビとミツバアケビの自然交雑種で牧野富太郎博士が箱根で発見したとか。5ヶ月たち、ふと見ると一つパカーンと割れている!他に二つ割れそうなのがあったので、一緒に収穫(まだ未熟なのがあと二つありました)。 とりあえず、中の種の部分を実食。甘い!もっと酸味とか何かあるのかと思ったら、基本、甘さだけを感じる。昔、プレーンヨーグルトに砂糖が付いていたけれど、あれを舐めているみたい。アケビを食べたのは初めてなので、これがアケビのスタンダードな味なのかゴヨウアケビ特有なのかは分からないけれども。参考にしたサイトに甘い部分だけ食べて黒い実は吐き出すのが面倒と書いてあったんですが、言うほどめんどくなくない? で、残った皮の部分。これも食べられるとか。山形などでは肉詰めにするのが鉄板らしいですが、それは面倒なので、味付けだけ参考に。 まず、ざく切りにして生で実食。苦い!こちらは苦みだけ感じる味。茹でて、また実食。まだ苦いけれど、少し緩和。で、ひき肉と甘味噌炒めにしました。 うん、美味しい👌食感はじゃがいもみたい(見た目もじゃがいもだったけど)。やっぱり苦いけれど、苦いのが好きなので、私は好き。苦いのが苦手な人はだめかも。 それにしても、普段料理というものを基本しない(出来ない、とも言う)んですが、どうしてもアケビを食べてみたい!という欲が打ち勝って料理しちゃったの、自分でもびっくり。 Akebia x pentaphylla アケビ科アケビ属 蔓性落葉低木 日本の北海道を除く、本州・四国・九州に分布し、日本国以外では朝鮮、中国に分布する。 生薬(蔓性の茎)「木通(モクツウ)」 (果実)「預知子(ヨチシ)」
65
令月
雑草食第十七弾。クサイチゴの実。 我が家周辺では、この時期あちこちに見かける赤い実、クサイチゴ。前にも投稿しましたが、これは、結構おいしく食べられる野イチゴで、見かけるとつい摘んでしまいます。 私は、洗ってそのまま生で食べます。おいしいとは言っても市販のイチゴほどは甘くないので、ヨーグルトに入れて砂糖をかけて食べることが多いです。ジャムにしたり、果実酒にしたりも出来ると思いますが、うつ病ガーデナーはそんな手間のかかることはしません😚 今の時期、ヘビイチゴもよく見かけます。ヘビイチゴに毒はありませんが、食べても味がなくまずいです。 クサイチゴとヘビイチゴの見分け方は、写真で分かるかな、クサイチゴの実は、一つ一つ独立した粒が集まって丸くなってる感じ。右下のヘビイチゴの実は、丸い本体に、点々がバラバラにくっついてる感じです。 他の違いは、 クサイチゴ:膝くらいまで立ち上がった草姿、茎にトゲがある、花が白い ヘビイチゴ:地面に貼り付いたように這っている草姿、茎にトゲがない、花が黄色い ってところでしょうか。 クサイチゴ Rubus hirsutus バラ科キイチゴ属 落葉小低木 中国、朝鮮半島、日本に分布。日本では、本州、四国、九州と広く分布。 ヘビイチゴ Potentilla hebiichigo Yonek. バラ科キジムシロ属 多年草 アジア南東部と日本全土に広く分布 生薬(全草)「蛇莓(ジャバイ)」
69
令月
雑草食第十六弾。シロザの葉、茎。 白い粉をふいているような葉が特徴的なシロザ。およその畑の隅っこに何本か出てきているのを見つけたので、採って食べてみました。 シロザが食べられのは、何となく昔から知っていて。調べたら、バングラデシュでは普通に野菜として食べられているそう。 まずは、洗って葉っぱを一枚生で味見。触るとモフモフしているので、口当たりが悪いかと思ったらそんなこともなく。苦味も青臭さもほぼ感じません。サラダでもいけそう。 例によって、茹でて、ゴマと万能つゆをかけてお浸しにしました。中央の太い茎も、硬そうでしたが、一応試しに食べてみることに。ん?茎、全然いける!まだ若い株だからでしょうが、柔らかくて、筋張ってもいず、美味しい。葉や細い茎は、もちろん問題なし。これは、確かに野菜です。 Chenopodium album ヒユ科アカザ属 一年草 ユーラシア原産で、日本には古い時代に帰化したと考えられている。
58
令月
雑草食第十五弾。ハゼランの葉、茎。 線香花火のようなピンクの可愛い花を咲かせるハゼラン。道端に葉が出ていたので、採って食べてみました(まだ花は咲いていませんでした。右上の写真は以前9月に撮ったもの)。 ハゼランが食べられるのは、ネットで見て知っていました。葉っぱも厚みがあり、柔らかくていかにも美味しそう。洗って一口、生で。柔らかく、筋張ってもいず、青臭さも苦味もほぼ感じません。サラダでもいけそうです。茹でて、例によってゴマと万能つゆをかけてお浸しに。うん、これは美味しい。特に風味といったものはありませんが、これはもはや野菜です。 Talinum paniculatum ハゼラン科(スベリヒユ科)ハゼラン属 一年草(本来は多年草だが、日本では越冬できない) 南アメリカ原産で日本には明治時代にもたらされた。繁殖力がとても強く、北海道以外で自生している。 セイロンほうれん草 (Ceylon spinach) の別称がある。
62
令月
雑草食第十四弾。ハハコグサの葉、茎、花。 ハハコグサは、春の七草のゴギョウなので、当然食べられる!庭にそれらしき葉っぱが出てきたもののハハコグサだという確証を持てずにいましたが、花が咲き!満を持してこの時を迎えました(←大仰)。 ただ、七草粥は、旧暦の1月7日(新暦の1月20日頃)、まだ花も咲かず茎も立っていない新芽を食べるよう。で、調べたら旧暦の3月3日(新暦の4月20日頃)の桃の節句に草餅にして食べていたと。また花も含めた全草を乾燥して生薬にする、と。なら、今食べても問題ないでしょう、とチャレンジ。 まずは生で。味は問題なし。苦味や癖もほとんど感じません。ただ、茎が固い。茹でて、また食べてみても、やはりまだ茎が固い。なので、茎の固い部分は除き、葉っぱと上部の柔らかいところだけにして、ゴマ和えに。うっすらキク科特有の風味はあるもののほぼ癖がなく食べられました。ただ、葉に毛もあるし、なんとなくモサモサします。 多分、お粥や餅に混ぜ込んだ方が美味しいのでしょう。特にこの時期のものは、天ぷらにすれば、茎も口当たりも問題なく食べられると思います。 Pseudognaphalium affine キク科ハハコグサ属 越年草(二年草) 生薬(全草) 「鼠麹草(そきくそう)」 中国からインドシナ、マレーシア、インドにまで分布する。日本では北海道から九州にかけて全国に見られるが、古代中国または、朝鮮半島から帰化したと言われる。
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令月
雑草食第十三弾。ヒメオドリコソウの葉、茎、花。 他の方の、食べられるという投稿を見て、チャレンジしてみました。今、そこら中に生えているヒメオドリコソウを摘んで、まずは、生で。味的には、さほど違和感がありません。ただ、葉に毛が生えているため、モサモサして口当たりが悪いです。茹でて、ゴマ和えに。まだモサモサしていますが、こういう食感って、ゴマでかなりごまかせます(←ダジャレ?)。 あと、よく似ているホトケノザ(写真右下)は、食べられないそうです。春の七草のホトケノザは、タビラコのこととか。ヒメオドリコソウは、一番上に葉があり、葉は三角で、上の方の葉は紫っぽい。ホトケノザは、一番上に花があり、葉は丸っこい。 追記:外来種であり、昔から食べられてきたというような文化もなく、ネットで調べた限りでは、食べられるというか確たる根拠は見つかりませんでした。チャレンジする方は、その点留意を! Lamium purpureum シソ科オドリコソウ属 越年草 ヨーロッパ原産。日本では明治時代中期に帰化。
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令月
雑草食第十二弾。雑草と言えるか微妙ですが、うちの庭に自然に生えてくる野草を天ぷらに。フキノトウは独特の苦味、他のものはクセもなく美味しく食べられました🤗 ノカンゾウ(葉) Hemerocallis longituba ユリ科ワスレグサ属 多年草 アケビ(つる) Akebia x pentaphylla アケビ科アケビ属 蔓性落葉低木 ユキノシタ(葉) Saxifraga nipponica ユキノシタ科ユキノシタ属 多年草 フキノトウ(フキの花) Petasites japonicus キク科フキ属 多年草
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令月
雑草食第十一弾。ベニバナボロギクの葉、茎、つぼみ。 ベニバナボロギクが食べられる、おいしいという情報は他のものを調べている時に入手済みでした。でも、せっまーーい私の行動範囲では、なかなか出会えないよなと思っていたら、ありました! ベニバナボロギクは、アフリカ原産の一年草で、第二次世界大戦中、東南アジアに出兵した兵士たちの現地食として食べられ、その後日本に持ち込まれ帰化したようです。南洋春菊、昭和草などの別名があるとか。 また、山火事跡にいち早く発芽するので、アメリカでは「fire weed・火の草」と呼ばれているそう。森林伐採後等にも出現するいわゆる先駆植物(パイオニア植物)。 葉を一枚取り、生で食べてみると、キク科特有の風味が爽やか。苦味などもあまり感じず、筋っぽさもなく、舌触りも問題なし。サラダでもいけそうですが、やはりアクや衛生面を考え、火を通した方が良さそう。 葉っぱと、確かつぼみも食べられるとどこかに書いてあったので(←いい加減。良い子は真似しないように)つぼみ、あと茎も柔らかそうでイケそうなので細めの茎も含めて茹でこぼして、万能つゆをかけておひたしに(ゴマは切らしていたのでなし)。 うん、全然イケます。っていうか、茎おいしい。一部筋っぽくてダメな部分もありましたが、ブロッコリーみたいな食感。つぼみも全然食べられました。 Crassocephalum crepidioides キク科ベニバナボロギク属 アフリカ原産 一年草
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令月
雑草食第十段!ノビルの茎と鱗茎。 まさか雑草食シリーズがこんなに続くとは自分でも思っていませんでした。しかもこんな短期間で第十段!どんだけ雑草食べるの好きだ、自分。 で、ノビル。ノビルはむしろ食べ物として知られてるかもっていうくらい有名ですよね。これも本来春に食べるものだと思うんですが、10月に草刈りされた耕作放棄地や道端に今、いい具合に生えてきてます。アサツキとの区別がイマイチ自信ないんですが、多分これはノビルだろうと思い、根ごと掘ってきました。(違っていたらご指摘下さい🙇) ひげ根を取って鱗茎(球根)の土のついた部分をむき、洗って、まず生で試食(この時点の写真取り忘れました😅)。鮮烈な辛味があって、おいしい。このまま食べる人も多いらしいですが、火を通すとどうなるかも知りたくて、さっと茹でて、酢味噌で食べてみました。うむ、間違いない。ただ、ちょっと火を入れすぎたか、辛味があまり感じられなくなり、わたし的には物足りない…。次は、湯をかけるくらいにしてみよう。 生薬(鱗茎)「薤白(がいはく)」または「山蒜(さんきん)」 Allium macrostemon ヒガンバナ科ネギ属 多年草 在来種(?)
64
令月
雑草食第九段。スイバの葉。 (右上の写真は初夏頃のもの。今の時期花は付けていません) 良い感じにスイバが群生していたので、葉っぱをちぎって持ち帰りました。そこらの道端や空き地、どこにでも生えてる邪魔者、スイバ。これが食べられるのは結構有名ですね。ヨーロッパではソレルと呼ばれて普通に野菜として食べられているとか。 本来、春食べるみたいですが、この時期、色んな植物が新しく出てきて私に食べろと誘ってきます(←誘ってない)。10月に涼しくなって、夏場放っといた場所の草刈りをする人が多いからなのかも知れません。 生で一口かじると、「スイバ」の名の通り、酸っぱい。でも、口当たりも悪くないし、苦味も感じないし、全然生でいける。サラダで食べたいくらいでしたが、衛生面とシュウ酸が多い点を考え、火を通すことに。例によって、さっと茹でて、水に取り、しぼっておひたし(胡麻あえ)に。これは、おいしい!全く、野菜。酸味も緩和されて、程よい。これは、リピ決定です。 生薬(根)「酸模根(さんもこん)」 Rumex acetosa タデ科スイバ属 多年草 在来種
65
令月
雑草食第八弾。オニタビラコの葉。 うちの庭にオニタビラコ(鬼田平子)の根生葉が目立ってきたので取り除くついでに食べてみました🤗(なお、花は咲いていなかったので、右上の花の写真は以前撮ったものです) 確か食べられたはず…とうろ覚えだったので調べてみたら、春の七草の「ホトケノザ」は実は「タビラコ(コオニタビラコ 子鬼田平子)」だとのこと。うちの庭やそこら中に生えてるこれは「オニタビラコ」で、似ているけど違うそう。ただ、こっちを食べてみている人もネットに結構いました。 で、少ししか採れなかったし、うちの庭のものだし、で生でシーザーサラダ用ドレッシングをかけて食べてみました。ちょっとかけすぎていまいち味が分からなかったのですが、苦味もさほどなく舌触りも悪くなく、違和感なく食べられました。まだ出たばかりの若い葉だから良いのかも。 Youngia japonica キク科オニタビラコ 越年草(多年草?) 在来種
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令月
雑草食第七弾。ハルジオンの葉。 犬の散歩中、ハルジオン(ヒメジョオンかも知れないけど)のロゼッタ葉がたくさんあるのに気づきました。花茎は伸びていない状態で、ワサワサ茂ってる感じ。第五弾のイノコヅチの時に知った戦時中の「夏の七草」に「ヒメジョオン」があったけど、ひょっとしてこれを食べるってことじゃない?と思って、何本か抜いて持ち帰りました。 「夏の七草」 1.アカザ 2.イノコヅチ 3.ヒユ 4.スベリヒユ 5.シロツメクサ 6.ヒメジョオン 7.ツユクサ ネットで検索してみると食べている人はたくさんいるけど、みな食べているのは、春の花や蕾、新芽。まぁ、でも昔の人が言ってるんだから、と食べてみました(なお、ハルジオンでもヒメジョオンでも大丈夫みたい)。 根を取り除いて、洗って、生で味見。苦い!生で食べるのは無理。でも、春菊のようなヨモギのような風味が感じられる。例によって茹でこぼして、お浸し(胡麻あえ)に。ちょっとモソモソ感はあるけれど、味は春菊に近い。全然食べられる。これは、いいかも。 草取りついでに食べれば、一石二鳥。夏のこの状態だと一株でかなり分量が取れるし。難点は私やGSの皆さんみたいに植物オタクじゃないと、花が咲いてない状態でハルジオン(ヒメジョオン)だと見抜くのが難しいことかな😁 Erigeron philadelphicus L. キク科ムカシヨモギ属 多年草 北アメリカ原産の帰化植物 日本の侵略的外来種ワースト100
64
令月
雑草食第六弾。アカメガシワの葉(新芽)。 先日、GSで新芽が食べられると教えていただいたアカメガシワ。散歩中、ちょうど新しい株(左下の写真のようなもの)がたくさん出ていたので、食べてみました🤗食べられるのは春の新芽らしいですが、これも新しく出てきたものなんだから、同じようなものだろうと(テキトー)。 なお、左下の写真の株は中央の葉も緑ですが、多くのアカメガシワは、左上の写真のように新芽が赤いです。また、アカメガシワは高木になり、大きな葉は昔は食べ物を盛るお皿として使われたそうです。あと、出雲地方では美容成分たっぷりの「出雲のハーブ」として売り出しているようです。 上の方の茎の柔らかい部分と小さめの葉のみ採り、洗って、まず生のまま味見。苦い!で、ちょっとメンソール味ある?お茶にしたらおいしそうだけど、食べるのは厳しいのではと思いつつ、例によって茹でこぼして、お浸し(ゴマあえ)に。思ったより苦味はありませんが、モソモソして食べにくい。うーん、と思い納豆に混ぜてみました。食べやすい!全然違和感ない!ってゆうか、なんでも納豆に混ぜればいけるんじゃね? ひょっとしたら、春の新芽は違うのかも知れませんが、特にもう一度食べたいと思う味ではありませんでした。ただ、こういうどこでも出てきて、ほぼ抜かれる運命の雑草を食べるのは、お得感あって良いですね♪ 生薬(樹皮)「野梧桐(やごどう)」 生薬(葉)「野梧桐葉(やごどうよう)」 Mallotus japonicus トウダイグサ科アカメガシワ属 落葉高木 在来種
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令月
雑草食第五弾。イノコヅチの葉。 家の前の畑(よそ様の)に生い茂るイノコヅチ。道路にまではみ出て邪魔です。これが食べれたらお得なのにな〜と思って、まさかと思って調べたら、食べられる、と。なんと戦時下の食糧難で食べられる雑草として「夏の七草」の一つとして食用を推奨されたそうです(ちょっと悲しいけど😢)。 ちなみに「夏の七草」とは、 1.アカザ 2.イノコヅチ 3.ヒユ 4.スベリヒユ 5.シロツメクサ 6.ヒメジョオン 7.ツユクサ だそうです。既に食べたスベリヒユとツユクサも入ってる!確かに両方とも食べて全然違和感なかったので、イノコヅチも期待できそう。 なお、イノコヅチとは、この穂が小さなひっつき虫になって、洋服などにいっぱいくっつく例のヤツです。また、ヒナタイノコヅチとヒカゲイノコヅチがあるそうですが、違いはよく分かりませんでした。どちらも食べられるようです。 茎の先の方の若くてきれいそうな葉っぱをを採り(茎は固そうなので除きました)、洗って茹でて水に取った後、例によってお浸し(胡麻あえ)に。ちょっと出汁つゆをかけすぎて辛かったので、味がイマイチ分かりませんでしたが、えぐみや苦さ、青臭さもなく難なく食べられました。ただ、だんだん分かって来ましたが、こうやって食べられるものの、それが知られていない草は、クセが無さすぎるというか、ほぼ味がないような気がします。 生薬(根)「牛膝(ゴシツ)」 Achyranthes bidentata var. japonica ヒユ科イノコヅチ属 多年草 在来種
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令月
雑草食第四弾。ノカンゾウのつぼみ。 先日、花を投稿したノカンゾウや八重咲きのヤブカンゾウ。うちの近くでも、畑の脇や空き地に生えているのを見ます。春の新芽や夏の花が食べられるのは有名です。今回、我が家のノカンゾウのつぼみを食べてみました。 例によって洗って茹でてお浸しに。これは、うまい!少しぬめりがあって、コリコリする良い歯応え。苦味や青臭さはありません。炒めたりしても美味しそう(うつ持ちなので、レンチンか茹でる以上の料理は出来ませんが😅)。 乾燥したつぼみは「金針菜」と呼ばれ、中華料理の材料や生薬として使われるそう。 生薬(蕾)「金針菜(キンシンサイ)」 生薬(根) Hemerocallis longituba ユリ科ワスレグサ属 多年草 在来種(中国原産?)
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令月
雑草食第三弾。ヤブガラシ。 そこら中でツルを伸ばし、藪を枯らすほど繁殖するヤツですね。ヤブガラシの新芽を見て、ふとこれ食べられるのでは?と思って調べたら、やっぱり食べてる人いました。 写真、分かりにくいですが、ツルの先端の新芽、紫っぽい部分を食べます。この部分だけ、いきなり土から出ているのもよく見かけますが、それでも大丈夫です。 適宜摘んで、洗って茹でて水に晒して、またお浸しにして食べて見ました。ちょっと茎の太い部分もチャレンジで入れてみたんですが、それは口に当たる感じ。それ以外は、青臭さも癖もなく、拍子抜けするほど。全然食べられます。すこしヌメリもあります。 アクが強いので水に長時間晒すと書いてあるサイトもありましたが、少なくとも新芽は、さっと水を通しただけで大丈夫でした。ただ、シュウ酸が含まれているそうなので、気になる場合、長めに水に浸した方が良いかも。 生薬(根)「烏歛苺(ウレンボ)」 Cayratia japonica ブドウ科ヤブガラシ属
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令月
雑草食第二弾。スベリヒユ。畑とか道端に生えてくる雑草ですね〜。葉っぱが多肉質で茎も柔らかくて這って伸びるヤツ。 これは、世界各地で普通に野菜として食べられているそうです。栄養も豊富らしい。洗って茹でて、ゴマと鰹節とだしつゆをかけて、お浸しに。これは、うまい!少し粘り気があって、酸味もある感じ。梅干しで和えたような風味を感じます。 生薬(全草)馬歯莧「ばしけん」 Portulaca oleracea スベリヒユ科スベリヒユ属
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