the LORD said unto him, Go through the midst of the city, through the midst of Jerusalem, and set a mark upon the foreheads of the men that sigh and that cry for all the abominations that be done in the midst thereof.ーEzekiel9:4 ねこ訳:主は彼に言われた。都市の中、エルサレムの中を隈なく巡り、そこでなされているあらゆる悪行について溜息をつき泣き叫んでいる者の額に印を付けよ。ーエゼキエル9:4
今回も素敵な作品が多数寄せられ嬉しい限りです♪
僭越ながら私が選んだ秀作は次の通り(敬称略)。
ただ一人行く道暮れてシャガの花 碧
山桜山肌淡く所在知る たぼ女
春暁やいま大地の色移りゆく
エナメルの靴に映りし今朝の花 べにしし
南天の滝見上げれば芽吹山 春風
共に歩き描けそれなりの色の花 あおぞら
菜の花の途切れる先で日が沈み 白南天
花美わし伊勢の荒宮春詣でかつおぎ撫でる桜花麗し ケロリン式部
ポケットに春詰め込んで駆ける夜 ゆん
広瀬川ひらひらひらり花筏 数楽
紋々の隣人育てしチューリップ 白兎
山笑ふ葦の浮き島水の庭 香瑞
😻ねこ賞😻は‥べにししさん(*゚▽゚︎ノノ゙☆︎パチパチ
春暁やいま大地の色移りゆく
エナメルの靴に映りし今朝の花
※ねこ評:第一句は地球を感じるスケールの大きな作、春の曙、刻々と移り変わる空の色を移すかのように大地の色が変化してゆく。一転、第二句は足元の小さな感動を見逃さない。春の浮き立つ気分を「エナメルの靴」の一言で示し、そこに桜(チューリップなどでも良かろう)が映り込んでいることで、靴が磨き上げられたもの或いはおろしたてであることが示される。手練れの作だが、技巧に走った嫌味は全くなく、幸福感に満ちた春の句となっている。
拙作から妻が選ぶ💁🏻♀️ミセスねこたんぽ賞💁🏻♀️は‥
花開き鳥鳴き蟲は穴を出づ 凡なることは奇跡なりけり
でした✧︎*。٩(ˊωˋ*)و✧︎*。