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下関・彦島の風景の一覧

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ねこたんぽ
今日は🏷️ニャンニャン祭り、ですが、この場を借りて今月のGS句会の御礼とまとめをさせて頂きます。今回もご参加ご閲覧本当にありがとうございました😊幾つか感想を述べさせて下さいまし(敬称略)。 万緑や眞白な七分袖のひと そらもよう ※緑に白、それも七分袖!爽やかさが溢れ出る素敵な一句✨ 儚さを夜空に綴る宵蛍 たぼ女 ※儚さを「綴る」が工夫ですね。スゥッと動いては消える蛍火の美しい表現だと思います。宵といえば日没後で夜の一部ですので、夜空としなくてもよいかも。宵だけに😝 吹き渡る風をも染めしラベンダー 佐助 ※一面のラベンダー、風が運ぶ香りが色を持って辺りを染めるよう。視覚触覚嗅覚が鮮やかに刺激されます。 梅雨曇り今夜の雨待つ傘の富士 ケロ女 ※笠雲をいただいた富士山を、傘を持っている人に見立てたユーモラスな句。梅雨曇りは今にも降りそうな曇天で、まだ降ってはいないので、言葉の意味としても適切だと思いますが、「雨」が二度出てきてちょっとうるさいかも。「梅雨曇り未だ降らぬに傘の富士」などとしてはどうでしょう? 紫陽花の名を知りたくて呼びかける げじげじまゆげ ※花好きなら皆共感できる心情かと。牧野博士もそんな気持ちだったのでしょうね。 白紫陽花しなやかに熟れ露まとふ 小菊 ※雨にうたれた満開あるいはややそれを過ぎた柏葉紫陽花の姿でしょう。色香漂う句ですが、清楚な白であることでバランスが取れています👍 紫陽花の雨に包まれ人心地 aiko ※息苦しいほどの豪雨が少し収まった街角、辺りを見る余裕が出て気付けば紫の紫陽花多数、といった情景でしょうか。ついさっきの恐怖心は何処へ、ほどよい程度なら雨も悪くない、と人の心も七変化🐌 苔青く十薬白き雨の道 べにしし ※「細川家菩提寺、高桐院にてガラシャを想う」の句。どくだみの花を白い十字架に見立てていますが、そこが分からなくても十分に美しい句で、雨の日もまた佳き哉と思わせます☔️ 谿は見ず沢の音聞け若楓 種 ※渓流脇に楓の新緑、という景でしょう。下の流れを見るよりも、木漏れ日の若楓(これが主格かな?)を見上げ、沢の音に浸れ、心まで洗われるようであろう?という句意かと。命令形と相まって清々しさに溢れた一句✨ 構内を行き来忙しく夏燕 メイ ※人が忙しく行き交う駅の構内、子育て中の燕もまた大忙しです。動きに満ちた夏らしい一句、お見事👏 緑蔭に消火栓あり通い道 ゆん ※暗い緑に赤、色彩の対比が際立って、独特の怪しい雰囲気を漂わせています。流石👍 亀の子は歩く光へひかりへと ゆん ※これは海亀の子が孵化してすぐ海へ向かう情景です。いじらしさ、生命の神秘、希望を感じさせます✨ 活きの良い毛細血管花菖蒲 いざよい ※花の網目模様を毛細血管になぞらえた着眼が面白いですね。ただ、私を大いに悩ませるのはいつものあの難題、つまり、あやめ、しょうぶ、花しょうぶ、かきつばたなどの区別です💧本来、花弁の根元に細かい網目が入るのはあやめ(故に文目、綾目)です。そしてややこしいことにあやめを菖蒲とも表記するので、さらに混乱が生じます😵‍💫そこまで考えなくて良いのかもしれませんが、「細かいことが気にかかる。ボクの悪いクセ」by 杉下猫京 春菊のポーチドエッグの露光る じぇ ※朝露を纏った春菊の花を、朝食のポーチドエッグに見立てた、美味しそうで可愛い句。 今回我が妻の琴線に触れた句は三つo(*'▽︎'*)/☆゚︎ 構内を行き来忙しく夏燕 メイ 緑蔭に消火栓あり通い道 ゆん 籐椅子に眠る父おり夢に生き ゆん 拙句から妻が選んだ句は二つ😻 理科室の騒めきよぎるブラシの木 猫凡 💁🏻‍♀️教室のガヤガヤや匂いがよみがえりました 青大将呼吸忘れてお見送り 猫凡 💁🏻‍♀️呼吸忘れる忘れる! GS句会、次回もどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
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ねこたんぽ
先日はGS句会への御参加・御閲覧ありがとうございました。今回も素敵な作品が沢山ありました(敬称略)。 香りかぎ共に居た日が浮かび来る あおぞら ランドセル 子供選定 黒に赤 親に嬉しい 二月のコスパ ムー 土匂う彼方に鋤を振るう人 たぼ女 葉の陰を訪ねて歩くふきのとう risho 冬の陽が蒼をひとはき夜明け前 risho 花香りうつす盃酔いしれて まろん 下萌ゆる黒土分けて天目指す そらもよう 吾の跡陰踏みのごと春時雨 そらもよう ことほぎと梅紅白に咲きおおり IDK90 春近し花芽準備中純喫茶 種 春暁や鴉啼き合う遠と近 種 春隣薮に雀のこゑ強し 種 枝に雨下萌え新芽のふたつみつ 芽生 恋猫や夫とつぶあん二つ買う 芽生 白川にガウディ迎え黒川と談義するらむ高き空にて 小菊 梅の香や白きおもてに紅さして 佐助 車窓から顔出す犬と冬の山 ゆん 幾度もダンボール橇風を切る ゆん 今回のねこ賞はたねちゃんさんとさせて頂きました〜💮 春近し花芽準備中純喫茶 種 📝ねこ評:花芽が膨らむ様子を「準備中」としたところから喫茶店の「準備中」札が連想されたのかな。一見無関係の題材二つを合わせて意外な効果を狙う方法を「取り合わせ」といいますが、この句はその成功例ではないでしょうか?春、花芽という「は」の音の繰り返し、準備中、純喫茶という「じゅん」の音の繰り返しも好ましく、春近い浮き立つ気分、優しい温かさが漂ってきます。たねちゃん、お見事👏 皆さんの作品から妻が選ぶ裏ミセスねこたんぽ賞は三句👏👏👏 土匂う彼方に鋤を振るう人 たぼ女 下萌ゆる黒土分けて天目指す そらもよう 枝に雨下萌え新芽のふたつみつ 芽生 拙句から妻が選ぶミセスねこたんぽ賞は‥ 温かく雪こけの芽をくるみけり 猫凡 でした。冷たいはずの雪が、赤い苔の芽をくるんでいると確かに温かくも感じられる、そんな句です。 今後もGS句会をどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
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ねこたんぽ
先日はGS句会に御参加・御閲覧ありがとうございました。今回も素敵な作品が多数寄せられました(敬称略)。 足肩に毛布引っ張りあと5分 じぇ 枯れ芙蓉黄泉を拒みて母卒寿 芽生 湯豆腐の腹に染み入る健やかさ  霜降りて果てる命やポリゴナム 太古よりメタセコイアは宇宙目指す ゆん 煤払窓に映れる顔磨く 城崎や垣根の上の屋根の雪 そらもよう 父辰年一月生まれ男子なり 海暮れて帰る家なき冬鷗 種 悴める手を合わせつつ天仰ぐ 青空に一斉に散る寒雀 プードルと毛皮のマダム街を行く べにしし 休広忌奥から出したる黒タイツ今は使わぬ洗剤香る 小菊 能登思い捻れば出る湯の後ろめたさ 風花や母の鼻唄四曲目 たぼ女 一日を舞い踊るごと師走かな risho 歳旦の胸ふさがるるニュースかな 香瑞 土の気を我に知らしむ寒牡丹 小春日にふわり解され寒牡丹 ケロ女 祈りごと絵馬に託して雪の杜 Thymus 今回のねこ賞はべにししさんです💮 悴める手を合わせつつ天仰ぐ べにしし 📝ねこ評:かじかんだ手を擦り合わせる近景から、遠い北陸の地で被災した人々の寒さを思う遠景への転換。自らの体感から所縁なき人の境遇を思いやることの出来る生き物、それが人間。深い思いをさりげなく。 拙句から妻が選ぶミセスねこたんぽ賞は‥ 水鳥や流るゝといへ流されず 猫凡 皆さんの作品から妻が選ぶ裏ミセス賞は3作です👏👏👏 青空に一斉に散る寒雀 べにしし 休広忌奥から出したる黒タイツ今は使わぬ洗剤香る 小菊 土の気を我に知らしむ寒牡丹 ケロ女 これからもGS句会をどうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>
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