warning
error
success
information
日本でも古くから人気の花木のツツジ。街の花壇や公園でもよく見かけます。見頃の季節には、日本全国のあちこちで、つつじ祭りが開催され、お出かけ先にも楽しいですよね。
この記事では、そんな馴染み深いツツジの花言葉を中心に、見頃の季節や毒の危険性などもご紹介します。
ツツジの花言葉は「節度」「慎み」です。
ツツジは乾燥や排気ガスをはじめとする環境汚染に強いことから、街路樹や公園の生垣としてよく植えられていますが、街を控えめに彩るツツジにはぴったりの花言葉ですね。
日本では最古の歌集、万葉集でも詠まれるほど古くから自生していて、昔から愛されてきた植物です。
ツツジには花全般の花言葉以外に、色別での意味もあります。ピンク色の花色が最も目にすると思いますが、白色、赤色、ピンク色、オレンジ色、黄色、紫色など花色も豊富です。
花全般は控えめな意味の花言葉でしたが、色別の意味には満開に咲き乱れる様子から情熱的な意味がつけられていることもありますよ。
白 | 「初恋」 |
赤 | 「燃え上がる思い」「愛の喜び」 |
ピンク | 「愛の喜び」 |
紫 | 「美しい人」 |
ツツジの花が見頃を迎える季節は春〜初夏にかけてです。関東周辺では4月中旬から咲き始めてGWには満開になります。全国にツツジの名所があり、GWにはツツジ祭りなどがよく開催されていますよ。
ツツジによく似たサツキとは開花時期が異なるので、4月から咲いていたらツツジの可能性が高いです。
また、ツツジと一口に言っても、いろんな種類・品種があるので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。
ツツジといえば、子供の頃に花をとってちゅうちゅうと蜜を吸った記憶があるのではないでしょうか。
甘酸っぱい蜜がクセになりますが、じつは気安く蜜を吸うのは危険です。というのも、ツツジの仲間である姿形がよく似た「レンゲツツジ」には毒が含まれており、蜜を摂取すると目眩や嘔吐などの中毒症状を起こすことがあるのです。
街中に植えられることは少ないレンゲツツジですが、これといった見分け方がなく、混同しやすいので、誤ってレンゲツツジの蜜を吸わないようにするため、そもそもツツジの蜜を吸うのはやめた方がいいです。
ツツジは白や赤を基調とした花をつけることから、春を連想させる植物として風水では扱われます。
春は出会い、生まれ、新しいことが始まるシーズンです。このため、ツツジは、毎日太陽が生じる方角、太陽が登る方角である東に植えることが吉とされています。
ツツジを東に植えることで、新しいこと、出会いなどを呼び込むパワーを高めると言われているので、そのような機運を上昇させたい場合にツツジはおすすめです。
4〜5月になると、街中で見かけることも多くなるツツジ。ツツジの花言葉を覚えていると、目に入ったときにポッとあたたかい気持ちにもなりますね。
ツツジには色別の意味もあるので、一緒に覚えておきましょう!
[別名]アザレア(azalea)
科・属:ツツジ科ツツジ属
性質・分類:常緑性、落葉性、低木
原産地:日本、中国などの東アジア
出回り期:12月~6月(最盛時期は12月)
開花時期:4月~5月
用途:花壇、公園、生垣
GreenSnap編集部