warning
error
success
information
見た目が奇抜な多肉植物リトープスは南アフリカ・ナミビアが原産です。原産地では砂漠地帯に生息しており、その独特な見た目が美しいことから「生きる宝石」とも呼ばれます。
ここではリトープスの育て方について紹介しましょう。
リトープスは基本的に日当たりと風通しのよい場所で育てます。季節によって置く場所を変えられるよう鉢植えで育ててください。
リトープスは冬が生育期なので、この時期は日当たりのよい場所で育ててください。一方で、夏は休眠するので半日陰に置きましょう。
リトープスはあまり肥料を必要としません。肥料を与える場合は、成長期である11〜4月にかけて数回肥料を与えれば十分です。
リトープスは水はけのよい用土を好みます。多肉植物専用の土がおすすめです。
ネジラミは根の周囲に発生します。根に発生したネジラミは確認しづらいですが、一見問題がないのに枯れ始めている場合などは、ネジラミの可能性があります。植え替え時などによく確認しましょう。ネジラミが発生している場合には、薬剤に根をつけておきましょう。
また、ダンゴムシなどが発生することもあります。こうした虫を避けるためにも虫除けネットなどを利用したり、殺虫剤を事前に撒いておくと良いでしょう。
リトープスの成長期です。この時期は日当たりのよい場所で育てます。
休眠の準備をしていきます。この時期は風通しのよい場所で育ててあまり水は与えないようにしましょう。
休眠期にあたります。この時期は風通しのよい半日陰で育てます。
冬は生育期のあたりますが、あまりにも外気温が寒いと腐ってしまいます。外気温が5℃以下になる場合には鉢を室内に移しましょう。
この際、窓際などの日当たりの良いところにおいて成長を助ける事が大事です。
リトープスは湿度に弱いため、季節ごとに水やり頻度を調整しましょう。
生育期の冬は10日1回を目安に、土が乾燥したら水やりをします。春と秋は、土の表面が乾いたらたっぷり水やりをしてください。
春の終わりには夏の休眠に備えて徐々に水やり頻度を減らして、休眠したら断水をします。また、リトープスの脱皮が始まったら水を与えないようにしましょう。
リトープスは脱皮します。多肉化した葉っぱが中央から割れだし、その中から新芽が現れるのが脱皮です。リトープスの場合、脱皮は一年に一回、春先に起こります。
この脱皮を通してリトープスは大きくなります。脱皮は放っておいても勝手に起こります。脱皮が始まったら水は与えないようにしましょう。
リトープスの植え替え時期は10〜12月ごろです。数年1回植え替えをするとよいです。
植え替えは、傷んだ根や枯れた葉っぱなどを落としたら1週間ほど陰干したあと植え付けをしてください。
リトープスは夏に休眠しますが、この時期に水を与えると腐って枯れることもありうるので、水やりは絶対にしないように注意してください。
また、直射日光が当たらない半日陰の風通しがよいところにおいておきましょう。ベランダがおすすめですが、室内で風通しが悪い場合には、サーキュレーターなどを活用するとよいです。
リトープスは種まきや株分けで増やすことができます。
リトープスの種まき時期は10〜11月です。種まきは、花咲いたあと果実ができて茶色くなったら種を取り出し、日陰で干して乾燥させます。
種を撒いたら、乾燥させないように水を与えましょう。霧吹きなどで水やりするのがベストです
株分けは、10〜12月ごろの植え替えと一緒に行いましょう。
リトープスの開花後に花が枯れたら、種をとらない場合は花がらを取り除きましょう。
脱皮した際に古い皮を取り除きたくなりますが、それは放っておいて問題ありません。無理に取り除くとリトープスが傷つくことがあるので覚えておきましょう。
リトープスを育てるときは、季節ごとの水やりと置き場所に注意しましょう。リトープスはそのままでも独特な見た目で魅力的ですが、奇抜で美しい花も人気がありますよ。
※トップ画像はまきさんさん@GreenSnap
GreenSnap編集部