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アロエは肉厚な葉を持っていて、多肉植物として分類されている植物です。実は、そんなアロエは自宅でかんたんに栽培することもできます。ここではアロエの置き場所から水やりの仕方、植え替えの必要があるのかど、詳しい育て方をご紹介しています。土選びや肥料の与え方などもまとめていますので、チェックしてみてくださいね。
アロエは太陽光を好むので、基本的には日当たりのよい場所で育てましょう。半日陰の場所でも育てることが可能ですが、日照時間が短いと茎が細くるので注意が必要です。アロエは室内でも屋外でも育てることはできますが、室内で育てる場合は直射日光があたる窓際での管理が鉄則です。
また、アロエには耐寒性がありますが、気温が0度以下になるような極寒の場合は、屋外から室内に取り込むなどして寒さ対策をしてください。なお、アロエを育てるときは、地植えではなく鉢植えがおすすめです。
アロエは湿気を嫌うので、水はけのよい土を選びましょう。赤玉土と腐葉土を8;2の割合で混ぜるのがおすすめです。
市販の土でも育てることがもちろん可能です。サボテン用の土または多肉植物用の土をお選びください。
アロエは乾燥にも耐え、水不足にも対応しているので水やりに神経質になる必要はありません。春から秋までは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。鉢の底から水が流れ出るくらい与えて問題ありません。
冬の水やりはほぼしなくても大丈夫です。冬はアロエが休眠状態に入るので、寒さに耐えるようになります。
アロエは4月から10月が育成期です。この時期はエネルギーを使うので、10日に1回の割合で液体肥料を与えてください。液体肥料が面倒な場合は、置き肥を1ヶ月に1回のペースで与えてあげましょう。
アロエの苗を購入してきた場合は、鉢に植え付けましょう。アロエは地植えではなく、鉢植えで育てるのがおすすめです。
5月から9月にかけてはアロエの育成期にあたるので、5月より前に植え付けてあげましょう。そうすることで、秋には株がしっかりと根付き、冬に備えることができますよ。
アロエを鉢植えで育てていると、根がどんどん生長して鉢が窮屈になってしまいます。2年に1回のペースで植え替えをしてください。植え替えをしないと、根づまりをすることがあります。そのまま水やりをしていると、根腐れすることもありますので、必ず植え替えをしてください。
アロエは乾燥に強く、特別な手入れは必要ありません。大きく生長してきたら植え替えをするようにしましょう。
アロエの増やし方は「挿し木」か「株分け」が一般的です。
5月から9月の植え替えのタイミングで株を鉢から抜いたら、その株をナイフなどで切れ目を入れて分けてください。用意していた鉢にアロエを移植して増やします。このとき根を傷つけないように気をつけましょう。
挿し木も株分けと同じく5月から9月に行います。アロエをカットすると葉に水分がたっぷりと含まれているので、2日ほど日陰で乾かします。水が残っていると、その部分から腐る可能性があるので注意しましょう。
鉢にアロエを挿して根付くまで待ちます。グラグラしないように支柱をたてることをおすすめします。
アロエはカイガラムシがつくことがあります。アロエの栄養分を吸って株全体を弱らせるので対策をしましょう。見つけたら駆除をします。あまりにも多くついている場合は薬剤を使用してください。
アロエは細い葉がロゼット状につきます。葉はとても肉厚で、多肉植物の一種と分類されています。葉のなかにはゼリー状の組織があり、たっぷりと水分を含んでいるため、乾燥にも強いといわれています。
分厚い葉のイメージがありますが、花も咲かせます。多肉植物ならではの変わった花をつけ、観賞価値も高いとされています。
アロエの花言葉は、「苦痛」、「悲観」です。
自宅で育てるイメージのあまりないアロエですが、鉢植えなら自宅でもかんたんに育てることができます。肉厚な葉はもちろんですが、花も美しいのでぜひお迎えしてみませんか。
GreenSnap編集部