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アロエは肉厚な葉を持っていて、多肉植物として分類されている植物で、自宅でかんたんに栽培することもできます。今回は、そんなアロエの詳しい育て方をご紹介しています。
アロエは室内でも屋外でも育てることができ、日当たりのよい場所を好みます。半日陰の場所でも育てることができますが、日照時間が短いと茎が細くなることがあります。
室内で育てる場合は、直射日光があたる窓際で育ててください。ただし、真夏の直射日光は葉焼けの原因となるので、半日陰やレーズカーテン越しで育てましょう。
また、耐寒性がありますが、気温が0度以下になるような場合は、室内に取り込みましょう。
アロエは乾燥に強いのでそこまで神経質になることはありません。
生育期の春〜秋は、土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷり水やりします。
冬は水やりを控えめにして、土が完全に乾くいてから水やりします。2〜4週間に1回を目安にするとよいでしょう。
生育期の5〜7月と9月前半に、緩効性肥料を置き肥するか、2週間に1回薄めた液体肥料を追肥します。
アロエはカイガラムシがつくことがあります。アロエの栄養分を吸って株全体を弱らせるので対策をしましょう。見つけたら駆除をします。あまりにも多くついている場合は薬剤を使用してください。
アロエの植え付けや植え替えは3〜10月が適しています。アロエは地植えではなく、鉢植えで育てるのがおすすめです。
植え替えは、根詰まりを防ぐため2年に1回行います。
アロエは湿気を嫌うので、水はけのよい土を選びましょう。市販の多肉植物専用の土や赤玉土8:腐葉土2が使えます。
アロエの増やし方は「挿し木」か「株分け」が一般的です。いづれも5〜9月に行ってください。
株を鉢から抜いたら、その株を分岐でナイフを入れて分けてください。用意していた鉢にそれぞれ植え替えて根付かせることで増やします。根を傷つけないように気をつけて作業をしましょう。
アロエをカットすると葉に水分がたっぷりと含まれているので、2日ほど日陰で乾かします。水が残っていると、その部分から腐る可能性があるので注意してください。
鉢にアロエを挿して、倒れて抜けないよう支柱を立てて根付くまで待ちましょう。
自宅で育てるイメージのあまりないアロエですが、鉢植えなら自宅でもかんたんに育てることができます。肉厚な葉はもちろんですが、花も美しいのでぜひお迎えしてみませんか。

GreenSnap編集部