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多肉植物のハオルチアは、そのぷっくりとした葉姿がとても印象的です。南アフリカに分布している多年草で、数多くの品種があり個性豊かな形状をしています。直射日光が苦手なため室内で育てられることも人気の秘訣で、2月~6月頃にはピンク色や白色の小さな花を咲かせます。
今回は、ハオルチアの花言葉や特徴、そして品種などについて詳しくご紹介します。
ハオルチアの花言葉は、「小さな愛」です。こじんまりした大きさのハオルチアは、光を当てることで植物全体が透けて宝石のようにキラキラ輝く姿が由来とされています。
ハオルチアの花言葉は素敵なので、恋人など大切な方にプレゼントするにはぴったりの植物です!
ハオルチアの学名は、18世紀~19世紀に活躍したイギリスの昆虫・植物学者であるAdrian Hardy Haworth(エイドリアン・ハーディ・ハワース)氏の名前が由来です。ハオルチアの英名も学名と同様で、「Haworthia」と呼ばれています。
ハオルチアは、南アフリカに生息する多肉植物です。ロゼット型で、どの品種も10cm~20cm程度の大きさに生長します。ハオルチアは以前アロエ科に分類されていましたが、現在ではツルボラン科またはユリ科に分類されています。開花時期は2月~6月頃で、株の中心から細長い茎が伸びて白色やピンク色の小さな花を咲かせます。
多肉植物は日当たりがよい環境を好みますが、ハオルチアの場合は半日陰で十分育ちます。あまり日が当たらなくても育つため、多肉植物を育てる初心者の方にはおすすめの植物です。
ハオルチアの種類は多種多様ですが、主に軟葉種と硬葉種の2種類に分類されます。葉が柔らかい軟葉種には「窓」と呼ばれる半透明な部分があり、光が反射してキラキラ輝く姿はとてもきれいです。硬葉種と比べて、葉が太くて短いのが特徴です。
一方で、葉が硬い硬葉種は尖った形状の葉先でアロエのような姿が特徴です。その尖った部分は、「ノギ」と呼ばれています。
ハオルチアは交配種も多くバリエーションが豊富であることから、特に希少価値の高い品種は高額で取引されることも多くあります。
ハオルチアは南アフリカのみに生息する多肉植物で、現在では約500種類以上あると言われています。どの品種も個性的で、株や花の色、そして形状などさまざまです。
また、ハオルチアの種類は大きく「軟葉系」と「硬葉系」に分けることができます。「軟葉系」には透明の窓とよばれる機構をもちます。
多肉植物であるハオルチアは、品種改良されていることもあり数多くの種類があります。大きく軟葉種と硬葉種の種類がありますが、どのハオルチアも個性豊かで多肉植物の流行の火付け役でもあります。特に軟葉種のハオルチアはぷっくりした半透明の葉姿がかわいらしく、見ているだけで自然と癒されます。
ハオルチアは直射日光が苦手なので、室内でも十分育ちます。他の植物は定期的に水やりが必要ですが、多肉植物の場合は水やりの頻度が低いこともあり、園芸初心者の方にもおすすめの植物です。
今回はハオルチアの特徴や一部の品種をご紹介しましたが、まだまだ多くの品種があります。ぜひともお気に入りのハオルチアを見つけて、ご自宅で育ててみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部