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金のなる木は、ベンケイソウという多肉植物の仲間です。多肉植物なので水を体内に蓄える能力が高く、水やりの頻度も少なく丈夫なことから初心者でも育てやすい品種です。
今回は、そんな金のなる木の花言葉や風水の意味、言い伝えについてご紹介します。
金のなる木の花言葉には「一攫千金」「富」「幸運を招く」「不老長寿」という意味がつけられています。お金に関する花言葉は、金のなる木の葉っぱが硬貨に似た丸い形をしていることに由来しており、お金が舞い込むことから幸運や不老長寿につながるとして、この花言葉がついたとされています。
金のなる木の花言葉は縁起が良いことから、開業・開店祝い、新築祝いなどのプレゼントとして贈られることも多いです。
金のなる木は、ベンケイソウ科クラッスラ属オウァタ種に分類される植物で、じつは多肉植物の仲間でもあります。
日本では昭和初期ごろから和名の「花月」あるいは「フチベニベンケイ」として流通していましたが、全国的に流行したのは戦後です。
流行したのは、とある栽培業者が金のなる木の芽に五円玉を通し、芽が成長して枝になるまで待って、まるで五円玉が実った「金のなる木」として販売したのがきっかけです。
それからいろいろな業者がそれを真似たことから、日本では「金のなる木」として定着しました。
葉の形が丸く厚みがあり金貨に似ていることから、英名でも俗称で「Doller tree」あるいは「Money tree」として呼ばれています。
前述の金のなる木の名前の由来から、日本では現在も五円玉をつけた金のなる木の苗が出回っています。
その栽培業者はこの金のなる木の流行がきっかけで富を得たことから、五円玉がついた金のなる木を元気に育てると、億万長者になるという言い伝えもあります。
また、五円玉は「ご縁」と同じ発音のため、良縁が舞い込むともされていますよ。
風水では観葉植物全般に運気を上げるパワーがあると考えられています。
その中でもとくに金のなる木は、肉厚な丸い葉をもち、とても丈夫なことから、風水では金運UPの効果、恋愛運UPの効果があるとされています。
金のなる木で風水効果をより感じたいのであれば、金運をつかさどる西の方角に置くのがオススメです。
また、金のなる木は葉の形から(上向きで丸い形)人を元気付けてリラックスさせる効果も併せ持ち、陰の気を持つといわれています。
この場合、陽の気が過剰になりやすいリビングに置くと、全体の運気の調和が取れて、金運のみならず家庭運全般が上がるとされています。
金のなる木は栽培環境によって花を咲かせますが、花が咲くと不吉とする言い伝えや噂が流れているようです。
しかし花が不吉というのは事実無根であり、縁起の良い花言葉を持つ金のなる木が開花することは、むしろ喜ばしく幸運なことだと考えられます。
なぜ不吉と言われるようになったのかというと、植物の性質上、花を咲かせたままにすると種子を形成してそのまま元の株は枯れることがあるため、不幸の兆候だとする意見が言い伝えられた可能性が高いです。
実際にはとくに不吉なことはないので、がんばって花を咲かせましょう!
11月〜2月頃に白やピンク色で星の形をした花を咲かせます。品種によりますが1ヶ月以上花をさかせることもあります。夏場に水やりをしすぎてしまうと葉の生長に力を注いでしまい、花芽の生長が疎かになってしまいますので水やりには注意が必要です。
金のなる木の花言葉にはお金にまつわるポジティブな意味があったり、そもそもの名前や言い伝え、風水からも金運UPにつながる意味がありましたね。
ぜひ金のなる木を育てて、金運UPの効果を実感してみてください!
GreenSnap編集部