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セルバチコという名前の植物を聞いたことがありますか。あまり園芸店で苗を見かけることはないかもしれませんが、アブラナ科の植物で食べることができます。
このページでは、セルバチコを栽培するときの基本をご紹介します。土づくりや肥料はどうしたらいいのか、気になる方はチェックしてみてください。
セルバチコはアブラナ科エダウチナズナ属の植物で、ヨーロッパや西アジアが原産です。アブラナ科なので菜の花のように小さな黄色い花を咲かせます。ハボタンやキャベツの花に似ていて、花は食べられます。
セルバチコはハーブの一種で独特な風味が楽しめます。セルバチコの草丈は20センチ程度で大きく生長はせず、植え付けから1ヶ月程度で収穫できるので初心者の方の栽培にも向いています。
セルバチコは基本的に日差しを好みますので、日当たりのよい場所で育てましょう。ただし、ヨーロッパ原産のハーブで、日本の強い日差しは苦手なので、真夏になったら明るい日陰に移動させてあげましょう。
地植えではなく、鉢植えがおすすめです。
また、湿気も嫌うので、水はけのよい場所、風通しのよい場所で育ててください。
セルバチコは植えたら勝手に生長してくれる栽培しやすい植物ですが、土はこだわってあげてください。
市販のハーブ用の土でも問題はありません。
湿気を嫌がりますので、水はけのよい土を作りましょう。赤玉土に腐葉土とバーミキュライトを6:3:1で混ぜ合わせた土がおすすめです。
セルバチコは少し乾燥気味に育てるのがおすすめです。常に土が湿った状態だと傷むことがありますので、やや乾燥気味に育ててください。
土が乾燥したら、適度に水やりをしましょう。
もしセルバチコを地植えする場合は、植え付け直後に一度水やりをしてあげてください。そのあとは降雨のみで十分です。収穫が早いので、水やりをほとんどしないうちに生長します。
セルバチコは肥料はなくても生長する強い植物なので、肥料を与える場合も少なめにあたえましょう。
腐葉土や市販のハーブ用の土に含まれる肥料だけで十分に育ちます。肥料を与えすぎると、アブラムシが寄ってきてしまうことがあるので注意しましょう。
生育が悪く、セルバチコがヒョロヒョロしていて元気がない場合は、肥料を一度与えてもよいでしょう。その場合は液体肥料を薄めてあげてください。
セルバチコの植え付けはいつでもできるわけではありません。春から初夏にかけて行ってください。だいたい4月から6月が目安です。
地植え、鉢植えで育てることができますが、収穫が早いことと真夏のカンカン照りが苦手なことから鉢植えがおすすめです。
セルバチコの手入れはほとんどいりませんが、アブラムシがついていないかチェックしてあげてください。
セルバチコの増やし方は種まきです。
セルバチコの種を収穫して土にまきましょう。種まきはいつでもできるわけではありません。4月から5月、または9月から10月の穏やかな気温のときに行いましょう。真夏、真冬は避けます。
セルバチコの発芽温度はだいたい20度前後といわれているので、このくらいの気温の時期を狙ってください。
肥料を与えすぎて肥料過多になるとアブラムシが寄ってくるので気をつけてください。
肥料を少なくして、強いセルバチコに育てることが重要です。
セルバチコの花言葉は「競争」、「私に振り向いて」です。花が小さいことから「私に振り向いて」となったのかもしれませんね。
セルバチコは収穫して食べることができます。食用ハーブなのでパスタや炒め物でもいいかもしれませんね。独特な味がありますが、栽培して食べてみましょう。
GreenSnap編集部