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ハーブといえばミントですよね。馴染みが深く、ハーブに詳しくない方でも、ミントの香りはピンとくるはずです。さて、そんな有名なミントですが、花言葉はどんなものが設定されているのでしょうか。
このページでは、ミントの花言葉や花期、由来、種類についてご紹介しています。これからミントを育てたい方やハーブを日常に取り入れたい方はぜひチェックしてみてください。
ミントの花言葉は「美徳」、「効能」です。
ミントはビタミンCを含みます。ビタミンCは美肌にも良いとされる成分。さらに利尿作用、殺菌効果などミントの効能はたくさんあるのです。そのため、「効能」という花言葉がミントにはつけられたのでしょう。
「美徳」とは、「道にかなった行い」という意味です。こちらもミントが効能が多く、私たちの健康な生活を保つのを助けてくれていることからつけられた花言葉だと考えられます。
また、詳しくは後述しますが、ミントの由来は、妖精の名前「メンタ」から。冥界の王ハーデスがかわいそうな妖精のことを想い、良い香りのする植物へと変えたと言い伝えられています。このことも由来して、ミントには「美徳」という花言葉がついたのかもしれませんね。
ミントの属名の学名「Mentha(メンタ)」の由来をご紹介します。これはギリシア神話が関係しています。
冥界の王であるハーデスが地上に訪れたときに、妖精メンテに恋をしました。それを知ったハーデスの妻のペルセフォネは、非常に怒ってしまいます。なんと、メンテのことを投げつけて踏みつけてしまったのです。それを知って、ハーデスはメンテをかわいそうに思い、香りのする植物へと変化させました。その後、長きに渡ってハーデスの神殿の庭にはこの植物が咲いたそうです。
これが現代でいうミントとなったのです。妖精の名前にちなんで、「Mentha」と名前がつきました。またこのギリシア神話では、ハーデスの妻のペルセフォネがメンテを呪って植物に変えたという説もあります。
ミントの花期は7月から9月です。花期は特にミントのさわやかな香りが強くなります。花の色は、白、赤、紫、ピンク。ミントの花はドライフラワーにも向いています。
ミントは種類が豊富。みなさんタブレットやガムでもご存じですよね。種類について見てみましょう。
歯磨き粉やお菓子の香りづけに使用されることも多いのがスペアミントです。一番馴染み深いミントと言えるでしょう。
ミントは漢方薬としても利用されます。清涼、解熱、発汗などの目的で使用されます。
最近では、ミントオイル、ハッカオイルが非常に人気になっています。マスクにシュッとスプレーをすると、マスクにこもった嫌なニオイ対策によいと口コミでも評判です。鎮静作用、殺菌作用、利尿作用、虫よけ効果があるとされています。眠たいとき、シャキッとしたいときにミントはスーッとしていいですよね。
葉を直接嗅ぐのも良いですが、ハーブティーするのもおすすめです。精油を薄めてスプレーをしてみるのも良いかもしれませんね。
みなさんもミントを生活に取り入れてみて香りや効能を味わってみてくださいね。
GreenSnap編集部