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バジルといえば、イタリア料理に花を添えてくれるハーブとしてみなさんご存知かもしれません。しかし、そんなバジルにもあなたの人生を彩ってくれる花言葉があるんですよ。
今回はそんな食べ物としてのバジルだけではなく、花にもスポットをあてて紹介していきます。
バジルの花言葉は「神聖」「好意」「憎しみ」です。
「神聖」「好意」という花言葉は、インドのヒンドゥー教においてバジルは神に捧げる高貴な植物(トゥルシー)ということが由来しており、その恩恵にあやかろうと、古来バジルは人々の幸福への願いを象徴する存在として、寺院や家の周囲で育てられ、親しまれてきました。
「憎しみ」は、インドから古代ギリシアに伝播したあと、「サソリがわく」という迷信がうまれ、古代ギリシアでは憎悪や不幸の象徴とされたことにちなんでいます。
「好意」という花言葉がある反面、「憎しみ」という花言もあることから贈り物にする際は注意しましょう。
バジルの名前の由来にとして、古代ギリシアで王族の香水や薬の原料として使われていたことから、古代ギリシア語で王を意味する”basileus”という単語にちなんでいるとされています。
また、皆さんも一度は見聞きしたことがあるであろうバジリスクという空想上の怪物と言語的にとても近く、バジルがバジリスクの毒の解毒薬になるという伝承もあるようです。バジルの長い歴史を感じさせるようなエピソードですね。
バジルは夏頃に薄紅、純白の小さな花々が縦に連なって咲きます。その様子はハーブとして使われる葉ばかり注目が行くことが惜しくなるような、見事な白装束をまといます。
一方で、バジルの収穫を考えているのであれば、花が咲いてしまう前に摘心するのが良いでしょう。
一般的な食用バジルの代表格です。株全体から漂う品のある香りはトマトと相性抜群で、様々な食卓に登場します。
その名の通り、葉にレモンの香りをもつ品種です。レモンのフレッシュさを表すような明るいグリーン色の葉も相まって、お肉料理に使われ、彩りと香りを添えてくれます。
ヒンドゥー教で神聖視されているバジルです。タイ料理にもよくみられます。
バジルは食用として認識されがちですが、観賞用としてもその美麗な姿で私たちを楽しませてくれる”便利屋さん”です。
自分が育てたバジルを見て食べてこんな楽しみ方ができるのがバジルの醍醐味。ぜひみなさんの頼れるお供として、育ててみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部