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タイムは、古代エジプトではミイラの防腐剤として、古代ギリシア・ローマ時代では入浴剤やお香として利用されてきた、古い歴史を持つハーブです。
日本でもタチジャコウソウ(立麝香草)と呼ばれ、肉料理やハーブティーにも使われます。この記事ではタイムの花言葉を中心に、種類などご紹介します。
古くから活躍しているタイムには、どのような花言葉があるのでしょうか?ここではタイムの代表的な花言葉をご紹介します。
この花言葉は、古代ギリシアで勇気の象徴としてタイムを捉えていたことが由来しているそうです。勇者から香り立つ気品を想起せずにはいられません。
根を張り広がっていく、時には雑草化していくほどの生命力の強いタイムの性質からついた花言葉といわれています。
この花言葉の意味は、イメージつきやすいのではないでしょうか?香りから連想しやすいイメージだと思います。実際は、古代エジプトでミイラの防腐剤として使われてことが由来しているそうですよ。
[別名]タチジャコウソウ(立麝香草)
科・属:シソ科イブキジャコウソウ属
性質・分類:ハーブ、常緑、低木
原産地:地中海沿岸、ヨーロッパ、北アフリカ、日本
出回り時期:春~初夏
開花時期:4月~5月
用途:ハーブ、グランドカバー
タイムは、冒頭でご紹介したように、世界中で古くから使われている、歴史の古いハーブです。夏の暑さにも強く、冬の寒さにも比較的強い、自制能力も高い植物です。
ですので、初心者の方でも比較的簡単に育てることができます。草丈15~30cmほどの常緑性の低木です。細い幹の先につく葉が、ハーブとして利用されます。
ギリシャ語で消毒を意味する「thuo」と、勇気を意味する「thums」が由来し、英名では「thyme」と名付けられています。
日本語では麝香草(じゃこうそう)と呼ばれますが、これは麝香(ムスク)の香りがすることが由来しています。
タイムは世界中に自生し広がっています。現在種類は約350種類ほど存在するといわれております。
大きく分けると地面をはって育つ「ほふく性」の種類と、茎が立ち上がって育つ「木立性」の2種類に分類されます。ここではタイムの代表的な種類のご紹介をいたします。
木立性のタイムです。もっとも一般的なハーブです。
木立性のタイムです。レモンの香りがする、香りのよいハーブです。
葉に黄色い縁が入る、特徴的なハーブです。
木立性のタイムです。四季ごとに色味が変わります。葉に白い斑が入ります。秋から冬にかけては紫色っぽく紅葉します。
匍匐性のタイムです。グランドカバーとしても利用されます。
日常使いにもしやすく、親しみやすい鵜香りを放つタイム。鉢植えでベランダガーデニングとしても楽しめます。花言葉も悪い意味のものはなく、初心者でも育てやすいことから、プレゼントしやすい植物であるといえます。
是非一度、プレゼントにタイムを選んでみませんか?
GreenSnap編集部