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ペニーロイヤルミントはヨーロッパや中央アジアを原産とする、シソ科ハッカ属のハーブです。一番の特徴はその繁殖力であり、踏みつけにも強いことからグランドカバーとして人気を集めています。ハーブ特有の香りは虫の防除にも効果を発揮するので、さまざまな場面で活躍しています。今回は、そんなペニーロイヤルミントの育て方についてご紹介します。
鉢植えでペニーロイヤルミントを栽培する場合、表土が乾いたらたっぷり水やりします。地植えでペニーロイヤルミントを栽培する場合は、植え付けから2週間は土をの乾燥を防ぐため水やりしながら管理してください。その後は降雨に任せてしまいましょう。
ペニーロイヤルミントは水はけのよい土であれば、基本的にどんな土壌でも栽培できます。「赤玉土小粒6:腐葉土4」の割合で混ぜた配合土を使用しましょう。市販のハーブ用培養土を利用しても構いません。
水はけをよくするため、植え付け1週間前に腐葉土を3割ほど庭土に混ぜ込みます。その際、深さ10cm程度の深さまで土をよく耕すのがおすすめです。
生命力のつよいペニーロイヤルミントは多くの肥料を必要としません。葉が黄色がかった場合にはハーブ用肥料を施してあげるとよいです。
ペニーロイヤルミントは、3〜11月に育苗箱や赤玉土を入れた小鉢に種まきします。発芽後は適度に間引き、本葉が2枚以上ついた段階で鉢植えや地面に定植してください。
ペニーロイヤルミントは、春か秋に根茎を15cm切り分けて挿し芽しましょう。挿し芽する周囲10cmほどは、あらかじめ刈り込んでおくのがおすすめです。
ペニーロイヤルミントはアブラムシの被害を受けやすいハーブです。発見したら積極的に駆除しましょう。
ペニーロイヤルミントは1年を通していつでも収穫できます。春にペニーロイヤルミントを植えた場合は、降霜までの間に2〜3回収穫可能です。
ペニーロイヤルミントは、食べられるハーブではありません。しかしペニーロイヤルミントが放つ香りは、虫を追い払う効果があります。そのため、ペットのノミよけや押し入れに入れて、防虫対策として活用するとよいでしょう。
GreenSnap編集部