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ヒガンバナ
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luna
2021/09/16
🪴草花たち その74
ヒガンバナ(彼岸花)③
こちらもヒガンバナでしょうか。
ピンク系の色です。
こうなると「リコリス」と呼びたくなって来ます
(*^^*)
古くから親しまれて来たヒガンバナ、
俳句にも多く詠まれていました。
「あち向いて どの子も帰る 曼珠沙華 」
中村汀女
「かたかたは 花そば白し 曼珠沙花 」
正岡子規
「今年も豊年の 花曼珠沙華 」
右城暮石
「駈けり来し 大烏蝶 曼珠沙華」
高浜虚子
「狐啼け 曼珠沙華 光おとろへぬ」
北原白秋
皆さま、良い午後をお過ごしください☕️
⛅️
*・゜゚・*:.。..。.:*・'🍃✨'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
渡来してきた事を調べてみようと思ったら、嬉しいことに既に纏まったものが見つかり、それを更にまとめてみました。
ラッキー٩(^‿^)۶🍀
🔸ヒガンバナの歴史
中国(長江流域)が原産であり、中国から日本に渡来してきた植物とされるが、渡来したことを記した文献資料は存在しない為「史前帰化植物」とされている。
具体的な渡来時期、渡来の仕方には諸説あるが、次の2つの説がある。
①人為分布説
縄文時代後期から晩期(~弥生時代)に稲作とともに
伝えられた。
② 自然分布説
球根が海流に載って流れ着いた。
何にせよ、沖縄などの離島、朝鮮半島、台湾では帰化しておらず、中国から直接日本に伝わった可能性が高いと考えられる。
典籍に登場するヒガンバナは次の通り。
①『万葉集』
「イチシ(壹師)」を詠んだ歌が一首あり、ヒガンバナ
を指すという説があるが諸説あり。
②『続群書類従』
確かなる「ヒガンバナ」が登場する最古の資料。
文安元年(1444)に没した禅宗の高僧心田が遺した
「曼殊沙花を奉じて定林和上に寄す」と始まる詩藁。
ある年の秋、老師に従って西阜に滞在している僧侶
にこの花を添えて送ったもの。
「曼殊沙はインドの原産だが、花々は次々に咲き紅に
茂って光り輝く」「曼殊は世に稀で珍しく、他に類
を見ないあでやかさ」といった内容。
③『木蛇詩』
心田と同時代の僧侶が著した「人の曼珠沙華を恵ま
れしを謝す」と題する詩がある。
曼殊沙華に出会えて感謝するという意味で、室町時代
にヒガンバナは希少な存在ながらも日本に存在して
いたことがうかがえる。
④『節葉集』
明文年間(1469~87)以前に成立したといわれる
国語辞典に曼珠沙華が収録。
⑤『運歩色葉集』
天文16年(1547)のものとされる。
曼珠沙華が収録されている。
⑥『山科家礼記』
室町八代将軍・足利義政は茶会を好んだ事で知られ
るが、この頃から茶室に花を立てることが盛んに
なる。延徳3年(1491)の8月24日に禁裏の御学問所
で 曼珠沙華を立花した事が記されている。
⑦『本草綱目』や『和漢三才図会』
江戸時代の典籍。
ヒガンバナやその用途がしるされている。
⑧『日葡辞書
VOCABVLARIO DA LINGOA DE LAPOM』
慶長8年(1603)、日本イエズス会が長崎で刊行。
「Manjuxaqe(曼珠沙華) 秋に咲くある種の赤い花」
としてヒガンバナがとりあげている。
(歴史まとめnet. 参照)
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luna
2021年4月にGSを知り4年目突入 のんびりとマイペースで投稿を続けています ベランダ園芸は 環境を考えながら、 一年草、球根植物を基本的に選んでプランターに植えています お世話して初めてぶつかる壁もあり 紆余曲折しながら花のある暮らしを楽しんでいます ベランダの花だけでは限りがあるので 公園散歩+花散歩をして見つけたお花も投稿しています ほぼそっち(。˃ ᵕ ˂ *) 皆さまからの いいね♡+コメント📝+フォロー🙌 とても嬉しく思います ありがとうございます 皆さまの投稿を拝見して 綺麗♡可愛い♡ステキ♡この花はなぁに?♡ と良い時間を過ごさせて頂いています たまに爆いいね♡をしていることにハタと気づくことがあります… また、深夜のいいね♡は控えるようにしていますが、拝見していて気がつくといいね♡をタップしてしまうことがあります 指が勝手に… ご迷惑お掛けしていましたらすみません どうぞ宜しくお願いします(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚ 。.:**:¨°*・..。.:*☆ 。.:**:¨°*・..。.:*☆ 。.:**: ※自分の備忘録として⌘メモ⌘に纏めて いますが以下を参考にしています。 「GS 図鑑」 「みんなの趣味の園芸」「樹木図鑑」 「植物図鑑 EVERGREEN」「松江花図鑑」
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(*^^*)
古くから親しまれて来たヒガンバナ、
俳句にも多く詠まれていました。
「あち向いて どの子も帰る 曼珠沙華 」
中村汀女
「かたかたは 花そば白し 曼珠沙花 」
正岡子規
「今年も豊年の 花曼珠沙華 」
右城暮石
「駈けり来し 大烏蝶 曼珠沙華」
高浜虚子
「狐啼け 曼珠沙華 光おとろへぬ」
北原白秋
皆さま、良い午後をお過ごしください☕️
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*・゜゚・*:.。..。.:*・'🍃✨'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
渡来してきた事を調べてみようと思ったら、嬉しいことに既に纏まったものが見つかり、それを更にまとめてみました。
ラッキー٩(^‿^)۶🍀
🔸ヒガンバナの歴史
中国(長江流域)が原産であり、中国から日本に渡来してきた植物とされるが、渡来したことを記した文献資料は存在しない為「史前帰化植物」とされている。
具体的な渡来時期、渡来の仕方には諸説あるが、次の2つの説がある。
①人為分布説
縄文時代後期から晩期(~弥生時代)に稲作とともに
伝えられた。
② 自然分布説
球根が海流に載って流れ着いた。
何にせよ、沖縄などの離島、朝鮮半島、台湾では帰化しておらず、中国から直接日本に伝わった可能性が高いと考えられる。
典籍に登場するヒガンバナは次の通り。
①『万葉集』
「イチシ(壹師)」を詠んだ歌が一首あり、ヒガンバナ
を指すという説があるが諸説あり。
②『続群書類従』
確かなる「ヒガンバナ」が登場する最古の資料。
文安元年(1444)に没した禅宗の高僧心田が遺した
「曼殊沙花を奉じて定林和上に寄す」と始まる詩藁。
ある年の秋、老師に従って西阜に滞在している僧侶
にこの花を添えて送ったもの。
「曼殊沙はインドの原産だが、花々は次々に咲き紅に
茂って光り輝く」「曼殊は世に稀で珍しく、他に類
を見ないあでやかさ」といった内容。
③『木蛇詩』
心田と同時代の僧侶が著した「人の曼珠沙華を恵ま
れしを謝す」と題する詩がある。
曼殊沙華に出会えて感謝するという意味で、室町時代
にヒガンバナは希少な存在ながらも日本に存在して
いたことがうかがえる。
④『節葉集』
明文年間(1469~87)以前に成立したといわれる
国語辞典に曼珠沙華が収録。
⑤『運歩色葉集』
天文16年(1547)のものとされる。
曼珠沙華が収録されている。
⑥『山科家礼記』
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で 曼珠沙華を立花した事が記されている。
⑦『本草綱目』や『和漢三才図会』
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VOCABVLARIO DA LINGOA DE LAPOM』
慶長8年(1603)、日本イエズス会が長崎で刊行。
「Manjuxaqe(曼珠沙華) 秋に咲くある種の赤い花」
としてヒガンバナがとりあげている。
(歴史まとめnet. 参照)