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品種が多く、多くの色のバリエーションが楽しめるポピーは、満開の時期になると名所がたくさんの人で賑わいます。もちろんお家でも育てられる品種もありますよ。今回は、ポピーの色別・種類別の花言葉や由来のほか、種類や花の特徴を紹介していきます。
ポピー全般的の花言葉には、「思いやり」、「いたわり」、「恋の予感」、「陽気で優しい」という意味があります。
また、ポピーは、花の色別でも花言葉が変わります。
赤いポピーの花言葉は、「慰め」や「感謝」という意味になります。
白いポピーの花言葉は、「眠り」や「忘却」、「疑惑」、「推測」という意味になります。
ピンク色のポピーの花言葉は、全体と同じ、「思いやり」、「いたわり」、「恋の予感」、「陽気で優しい」という意味があります。
オレンジ色のポピーの花言葉も、全体と同じ、「思いやり」、「いたわり」、「恋の予感」、「陽気で優しい」という意味になります。
黄色のポピーの花言葉は、西洋では「富」や「成功」を意味します。
斑色のポピーの花言葉は、「驚き」という意味となります。
さらに、ポピーは品種によっても花言葉の意味が違ってきます。
ヒナゲシは、「七色の恋」「乙女らしさ」「心の平静」などの意味があります。
アイスランドポピーには、「慰安」「承認」「感謝」などの花言葉があり、
オリエンタルポピーは「夢想家」「妄想」「繁栄」などといった花言葉になります。
ポピーの花言葉は、紀元前400年のギリシアでは、ケシ科の実から採取した乳液を麻酔薬や睡眠導入剤として用いられていたことに由来します。
心の平静やいたわりという花言葉が、ポピーのもつ麻痺などの作用と重なっています。
ポピーという名前は、ラテン語で粥という意味のpapaが語源となっています。幼児を眠らせるためにお粥の中にケシの乳液を加えたことからつけられました。
また、眠りの神であるソムアヌが、豊穣の神であるデメテルを眠らせるためにつくった花いう神話もあります。
ポピーは花を楽しむ植物として親しまれているので、花の色は豊富です。赤や白、ピンクがあります。そのほかにもオレンジや黄色に花が咲く品種もあります。咲き方には、一重咲きや八重咲きがあります。
ポピーの開花時期は、3月〜5月にかけてで、満開に咲く様子はとてもきれいです。ただし、咲いてから4日〜5日ほどで枯れはじめます。鑑賞を長く楽しみたいのであれば、株を多く植えましょう。
ポピーは、ケシ科のケシ属に分類されている植物です。原産地をヨーロッパの中部を中心とし、西アジアやトルコなどでも自生しています。品種は世界中に約150種類ほど存在し、一年草と多年草があります。
一年草には、アイスランドポピーやヒナゲシがあり、オリエンタルポピーは多年草扱いになっています。日本で栽培可能なポピーの品種には、上記に書いた3種類以外にもナガミヒナゲシとモンツキヒナゲシがあります。
栽培禁止されているポピーの品種には、ケシ・アツミゲシ・ハカマオニゲシがあります。栽培を禁止する理由は、これらに麻薬成分が含まれているからです。園芸品種でのポピーには麻薬成分がありませんので、安心してください。
ポピーの花言葉は、色や種類・品種に関わらず、どれも全体的にポジティブな意味を持っているので、贈り物にもぴったりですよ。
また、ポピーは自分で栽培できる品種も多くありますが、やはり見頃の時期にはポピーの名所で満開のポピーを楽しみたいですよね。みなさんもポピーの名所にいってかわいらしい花を楽しんでくださいね。
GreenSnap編集部