warning
error
success
information
ロシアンセージは全体的にこんもりと柔らかい印象の花姿が印象の花です。ラベンダーに似ていますが、ラベンダーよりも大きく丈夫なので、夏の花壇におすすめのお花ですよ。
今回は、ロシアンセージの育て方についてご紹介します。
全体的にふんわりと柔らかいボリューム感があり、遠目で見ると煙のようにも見えます。ラベンダーに似ていますが、ラベンダーよりも大きく丈夫で、花が咲いている時期が長いため夏の花壇にもよく利用されます。
ロシアンセージは水はけの良い土を好みます。鉢植えの場合は市販のハーブ用の土や、山野草向けの用土、サボテン用培養土などで育てられます。自作する場合は、赤玉土4、鹿沼土3、腐葉土3で土を配合しましょう。
ロシアンセージは肥料の豊富な肥えた土よりも、痩せて過酷な環境の方で育てた方が草丈も高くならずしっかりとした株になります。肥料分が多い土地で育てると大きくなりすぎて倒れてしまうことがあるので、支柱を立てるなどして対策をしましょう。
ロシアンセージは乾燥に強いため、乾燥気味に管理しましょう。多湿の状態が続くと根腐れを起こしやすくなります。また、ロシアンセージは特に夏場の高温多湿を嫌うので、夏場は水のやりすぎに注意が必要です。
地植えのロシアンセージは、水やりはほとんど必要ありませんが、数日乾燥が続くような時にはたっぷりと水やりをしましょう。鉢植えのロシアンセージは、土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをしましょう。
鉢植えの場合は、3月から5月、気温が下がり始める9月下旬から10月に、置き肥を月1回施しましょう。生育の様子を見て、液体肥料を施します。庭植えの場合、肥料はほとんど必要ありません。
スペースが十分に取れない場合には、株を整理して大きく育ちすぎるのを防ぎましょう。植え付け後はたっぷりと水をやります。
ロシアンセージは寿命の長い植物です。庭植えでは、一度植え付けたらそのまま植えておくのが良いです。場所を変えたい場合は、さし芽で新しい場所に発根させるのが適しています。
鉢植えの場合は、1〜2年に1度、1〜2回り大きな鉢に植え替えましょう。
ロシアンセージは、主にさし芽で増やします。5月から7月に若い芽をとってさし芽を行いましょう。
育てている場所によっては、こぼれ種からし自然に芽生えて育つことがあります。
ロシアンセージは開花期間が長く、咲きながらさらに大きく成長します。育てている場所や好みに応じて、枝の整理をしながら刈り込みましょう。細い枝や、混み合っている枝は全て切り取ります。
晩秋に思い切って株を切り戻すと、翌年の成長や草姿のバランスがよくなります。この時、カットしたところから新しい枝を伸ばしてくるので、あまり大きくしたくない時はしっかりと草丈を短く切り戻しましょう。
きれいなロシアンセージを楽しんでみてくださいね。
GreenSnap編集部