庭のリビルトを始め10年、未だ暗中模索してます。
今回は縮小と整理を兼ねて、将来的に管理不能になるだろう樹木の伐採抜根と、常緑低木への変更作業をします。
伐採抜根開始(1週目)
写真は柏の木です。
柏の木は放置すると15メートル以上に育ちます。
20メートルを超える事も有り、毎年の管理が出来ない次世代に残すと、、、絶対に問題になるだろうと思い処分します。
写真の木は、樹齢30年の樹高160センチ
毎年必ず同じ大きさに切り戻し続けて維持して来ました。
管理有ってのサイズです。
亜主枝を落とし、主幹を切らずに抜根作業をします。
主幹を残した方が力技が使い易く、作業効率も上がります。
(人力の場合)
せっせと穴を掘り、主だった横根はハサミやノコギリで切り、届かない根は主幹を掴んで捻り切りました。
ちゃんと掘ったら非常に大変なので、全力で引きちぎりました😅
根元周辺に有る植物を鉢上げして移動。
この余分な作業が時間を奪います😢
我が家の伝統芸「土中から鉢」「土中から金物」「土中から石」のコンボが体力と精神を削って来ます。
が、、、後には引けません💢
下草の処理も並行して行います。
「笹の根、スミレ、万両、一両、タマリュウ、クレマチス、ハンショウズル、ホオズキ、ヤブレガサ、ヘクソカズラ、オモト、キク、名前が分からない山野草・・・」
ギッシリと大量に蔓延ってます。
しゃがんで延々と掘り返して撤去します、根を残すと即復活するタイプの植物は掘らないと駆逐出来ません。
この段階に来る頃に吐き気がして来る😱
大量に出たクレマチスを鉢に植え替え待機させます。
暗いですが放置出来ないので続けます🫡
2本目の抜根が終了した場面です。
この日の作業は終了。
(2週目)
前回残した下草の撤去と、モグラでデコボコになった通路の補修&防草シートに乗った土を撤去。
以前はここに通路は無かった、これまでの写真の倍の量の植物に塗れた区画でした。
こんな狭いスペースにプラムの大木も有りました。
この通路を作って非常に効率が上がった。
均しては踏み固め均しては、地味だけど丁寧に。
フカフカだった土を踏み固めたので、ベースラインが下がってしまいました。
数週間前に境界線付近を整備した際に出た、大量の土を客土して一石二鳥。
今後を考え、奥の植物ゾーンより少しベースを下げて施工。
ここ迄に出た植物残渣
写真では分かり難いですが凄い量です。
これに手を付けるの何時になるのか😭
先へ進んで行きます🫡
ここは各ゾーンの合間なので狭く、クレマチスが沢山植えて有ったので未開の地になってしまってました。
横には筆柿、頭上にはプラムの亜主枝が有り、屈んでも入り難い場所。
少し前までピラカンサの大木も複数有りました、ピラカンサは鋭い棘が沢山有るので、余計に入り辛い、何故か刺さる鉄筋は、、、、ピラカンサの支柱だったと思う。
土中の鉢には何かが居た筈ですが、過去の話し、、、。
ここまでの出土品
この後も出土しますが記録してません。
次はこの部分に掛かります。
ウメモドキ、クレマチス、サツキ、千両、万両と大盛況ですが、以前はこの左側にリンゴ、ハナカイドウ、柿、大量のサツキ、etc、が植えて有りました。
減らしてこの状態です。
先ずは手前に有った千両を鉢上げ、何色か分からなかったので、処分してクレームが来るのを避けるべく対処。
その後、ウメモドキの抜根開始。
表土20センチ位が非常に柔らかい肥沃な土壌だった為、浅い横根が縦横無尽に張り巡らされ、各植物と絡み合っていたので、残したいクレマチスも同時に抜根する事になってしまいました。
ウメモドキ抜根
根が絡んで、こんな感じに纏め抜きになります😅
クレマチスの密集した根の隙間に笹の地下茎が這い回り、ウメモドキの根と絡んでる。
その上の表層には、各種宿根草や球根類の根がビッシリ!、中々のカオスでした。
仕方なく抜いたクレマチス群
作業時間食いのクレマチス、我が家の庭の中ではメインを張れる存在なので処分は出来ない。
大株過ぎて絶対に抜きたく無いクレマチス
オベリスクは朽ちてボロボロ、、、
隣りのモチの木はクレマチスを触りたく無いから胴切りして放置して有りました。
オベリスクは7年ほどでこの状態です。
洒落た高額溶接物を買った方が後々の為だと悟りました。
モチは放置、クレマチスは蔓の整理とオベリスクを再設置で行きます。
取り敢えず、取れる植物を除いてツルをカット、オベリスク再設置し誘引しました。
ここまで来ると、熟す事が最重要事項になってしまい、強烈な手抜きを始めます。
大株に影響するので、殆ど掘らずに場所を用意。
抜いたクレマチスは纏めてボン!
土を被せて終了〜。
大丈夫👌ちゃんと考えてる、、、
取り敢えず、仮の境界を設置してクレマチスの根を守る為に盛り土。
撤去したオベリスク、酷い錆び方です。
支柱とリングに穴を開け、ネジで固定されてるタイプの鉄製です。
ネジの固定部から錆びが進行し、バラバラになる寸前。
6年〜7年でこうなってしまうので、お勧め出来ない代物だと思う😢
俺の腰、頑張った!
3週目
先週バリバリやったクレマチスの大株
残した葉も元気なので予後は良さそう。
今週はオベリスクの周囲にサツキを移植します。
このサツキはキウイの大棚の下に有り、日照不足で疲弊しきってしまってます。
以前に棚は無く日当たりも良かったので、築山の境界として活躍していました。
キウイの管理や収穫の時に非常に邪魔な位置に有り、処分するつもりでしたが、両親がこの地に住まう様になった時から居る古参中の古参
今回の作業に組み込み、移植し復活して貰います🫡
移植場所の準備
以前に左側を抜根した時に設置した仮境界
置いて有るだけなので一時的に撤去。
移植場所を掘ると最初から、、、根が〜
根が〜
根との格闘を終え、下準備完了。
移植先が狭いスペースなので大穴は掘れません。
コンパクトに掘り取ります。
汚い落葉はキウイとカキの落葉です。
毎日掃いても追いつかないのでこんな感じになってます。
果樹は、時期が来ると落葉が大量に出るので大変だったりします。
掘り起こし移動したサツキ
根の量が、、、少ない😭
しかし、浅根を追って掘り起こし、貧弱な長い根を残して移植は出来ない。
依って、こんな感じに、、、、
定植位置に仮置きして、向きや角度を確認します。
(適当にやり過ぎて後に困ります)
定植と水極め
土極めで行く方が良い気がしましたが、狭くて無理。
カチカチになりません様に🥹
仮設境界線を設置して完了
よく見ると、真ん中が出てます。
目測を誤り(適当に置いて確認しなかった)根元を強めにカットしてもハミ出た。
一部ブロックが抜けてる部分は、枝が、、、😅
次は正面側に見合うサイズのサツキを移植して行く予定です。
キウイの棚下を整理
笹、スミレ、ユキノシタ、タマリュウ、ヒメリュウが混在し、土中に鉢群。
笹の根を取る為に全て抜きました。
棚下の植物残渣
少なく見えますが、写真のプラ船は120センチサイズの大物です。
笹は引いても抜けないので、掘って取り除きます。
暗くて何だか分からない写真
これはヒメリュウです、リュウノヒゲの仲間で唯一グラウンドカバーに使用出来る品種。(個人的に)
成長が非常に遅く、販売も少ない貴重品種
捨てずに待機組に編入。
グラウンドカバーにタマリュウを勧める記事を良く見ますが、タマリュウは大きくなるのでお勧めしません。
足元に植えるならヒメリュウ一択です。
細かい根などの残渣を取り除き
飛び石の下を潜った笹の地下茎を撤去
日没で間に合わなかった整地
キウイの棚下はこんな雰囲気
取り敢えず、少しはマシになった気がする
この後は、左側の区画に紅葉を集め半日影ゾーンを再構築し、棚下から往来出来る通路を構築する予定です。
次回に続く(予定)