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初夏に旬の時期を迎えるクレマチス。イギリスではバラのパートナープランツとして「つる植物の女王」との呼び名で親しまれています。
大輪の存在感があるものや小さく可憐な花を咲かせるものなど、種類も多種多様。花の色も、赤色・白・ピンク色・黄色・青色・茶色・黒など様々。
今回の記事では、クレマチスの花言葉の意味や、種類などご紹介します。
クレマチスの代表的な花言葉は、「旅人の喜び」「精神の美」「策略」です。それぞれこの花言葉がついた由来があるので詳しくご紹介します。
なお、クレマチスにはいろいろな花色がありますが、今のところ花色別による花言葉はついていません。
前述のように、ヨーロッパにて、旅人が快適に過ごせるよう、宿の玄関にクレマチスを植えていたことが由来しています。玄関先に飾るのに適した花言葉ですね。
補足弱々しく見えるツルですが、折れにくく大輪を咲かせることができます。毎年咲き続けるクレマチスの内にある美しさを讃え、「精神の美」という花言葉をつけたと言われています。
クレマチスの葉や茎からでる液体が皮膚につくと、その毒性からかぶれる事があります。フランスの物乞いが、わざとこの毒素で皮膚をかぶれさせ、同情を誘ったという事が「策略」の由来になっています。
じつはクレマチスの花言葉には怖い意味があるとよく言われますが、実際にはありません。
ただし、クレマチスの中でも中国原産のテッセンという品種には、「縛り付ける」「甘い束縛」など怖い意味、ネガティブな意味がついているため、それがクレマチス全体の意味として勘違いされるようになったのだと思われます。
クレマチスの開花時期は一季咲き性ならほとんどは4月、冬咲きなら11〜2月です。このほかに四季咲き性があるクレマチスは4〜10月の間に何度も花を咲かせる性質があるので、植える品種を組み合わせると、クレマチスは1年中花を楽しめるでしょう。
クレマチスにはたくさんの種類があり、品種によって開花時期も違えば花姿も全く違います。何種類かを植えてその違いを楽しんでみるのも面白いですよ。
繊細なツルと優美な花を咲かせるクレマチスは、ちょうど5月に開花株が出回るため、母の日のプレゼントとして最近人気が高まっています。
クレマチスの花言葉には「精神の美」という意味もありますし、母への感謝の気持ちや母を称える気持ちを伝えるのにもぴったりな鉢花ですよね。
星形をしたクレマチスは風水的にも良いとされています。クレマチスの中でも大輪種を南側に飾ると情熱が上がり、社会成功に繋がると言われています。
クレマチスの花言葉は全体的にポジティブで、庭植えにしたり鉢花でのプレゼントにも向いているつる植物といえますね。
クレマチスにはさまざまな種類があるので、ぜひいくつか植えてみていろんな花姿を楽しんでみてください。
クレマチスはつる性植物の女王とも呼ばれ、世界中で人気の植物です。比較的育てやすく、トレリスやフェンス、アーチなどに誘引して豪華に咲かせることもできます。
とくにバラと相性が良く、イングリッシュガーデンには欠かせない植物となっています。
クレマチスの花名の語源は、ギリシャ語の「klema=ぶどうなどのつる」です。春から秋にかけて生育が旺盛で、どんどんとつるを伸ばしていく様を表しています。
GreenSnap編集部