椿と寒椿はどのように見分けるのか。
2本の庭木を比較してみることに。
今年も咲いたね!
1月31日
今年も庭にある寒椿が咲きました。
雪が降ってもキレイな紅が映えます。
一方、同じような木だけど、
こっちのつぼみは固いまま。
何が違うんだろう?
よし!比べてみよう!
上が花が咲いた木、
下が咲いていない木。
比べるために、
どちらもつぼみの部分を準備。
比べてみよう。その1【葉っぱ編】
上が花が咲いた木の葉っぱ、
下が咲いていない木の葉っぱ。
大きさが違うね。
それから、花が咲いた木の葉っぱの方が、
ちょっぴりスマートな形。
これは見分けるポイントになりそうだ。
他に違いはあるのかな?
ちょっと近づいて見てみよう。
上が花が咲いた木の葉っぱの表面、
下が咲いていない木の葉っぱの表面。
どちらもツルツルしているね。
葉っぱの表面は違いはなさそうだ。
もっと他に違いはあるのかな?
さらに近づいてみよう。
これは花が咲いた木の葉っぱのふち。
ギザギザしているね。
そしてこれが、
花が咲いていない木の葉っぱのふち。
おや、こちらはギザギザしていないね。
これも見分けるポイントになりそうだ。
比べてみよう。その2【芽編】
今度は枝の先の新芽を見てみよう。
これは花が咲いた木の新芽。
小さくてかわいいね。
これから大きく伸びるんだろうね。
そしてこれが、
花が咲いていない木の新芽。
おやっ、こちらは大きくて長いぞ!
まだ花が咲いていないのに。
これも見分けるポイントになりそうだぞ。
比べてみよう。その3【つぼみ編】
次はつぼみを比べてみよう。
これは花が咲いた木のつぼみ。
長細くて小さくてかわいいね。
これから真紅の花を、
咲かせるんだね。
楽しみだなあ。
そしてこれが、
花が咲いていない木のつぼみ。
おやおや!
形がまんまるだぞ。
ひとつの枝にいくつものつぼみが!
これは咲いたら華やかになりそうだぞ!
これも見分けるポイントになりそうだ。
まとめ
寒椿の開花は雪が降る頃。
一方、椿は暖かくなってから開花します。
花に咲く季節でも見分けられますが、
今回は、2本の木をじっくり観察して、
違いを発見してみました。
「比べてみよう」で見てきた、
花が咲いた方の木が「寒椿」、
花が咲いていない方の木が「椿」です。
みなさんも、
もし椿の木を見たら、
「見分けるポイント」を気にしながら、
観察してみてください。
お読みくださりありがとうございます。
理科の先生みたい!