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馴染みのあるお花の代表デイジー(デージー)。
丸くふんわりした花姿がかわいらしい、デイジー。和名も雛菊(ひなぎく)と言い、名前からしてかわいらしいですよね。早ければ2月頃から咲き始め、開花期間が長く育てやすいのも、人気のポイントです。
この記事では、デイジーの色別の花言葉を中心に、特徴などもご紹介します。
デイジーの全般的な花言葉は「希望」「平和」「美人」「純潔」という意味です。悪い意味は全くありませんので、プレゼントに安心して送ることができますね。かわいらしい姿から、誰に贈っても喜ばれると思います。
それぞれの花言葉の由来について、詳しくご紹介します。
デイジーには光が差すと開花する性質があることから、「希望」や「平和」の花言葉がついています。
また、デートするときにポケットに忍ばせておいて、枯れなければ恋が成就するという恋占いの風習を由来としている説もあります。
デイジーの学名は「Bellis」といいますが、これはラテン語の「bellus(美しい)」からきていて、これが「美人」という花言葉の由来となっています。
デイジーの花言葉には怖い意味があるとする説がありますが、実際には怖い意味はありません。
ただし、シェイクスピアの悲劇「ハムレット」にはデイジーが「欺瞞」「虚偽」「不実」の象徴として描かれていたり、その登場人物であるオフィーリアが川で溺れ死ぬ間際を描いた名画『オフィーリア』にはデージーが描かれています。
このことからデイジーには怖い意味、悲しい意味があるとされるようになりましたが、実際には怖い花言葉はありません。
じつはデイジーには全般の花言葉の他にも、色別で異なる花言葉がついています。
どの花言葉もポジティブでプレゼントに贈るときに避けることはありませんが、より贈りたい人のイメージやシーンにあった花色を選んでみるのもいいかもしれませんね。
デイジーの花が咲く季節は早春から初夏にかけての2〜5月ごろです。
デイジーは暑さに強く、夏の到来前には枯れてしまいますが、春の花より一足早く咲くため、早春の時期から花壇を彩ってくれます。
デイジーはヨーロッパ原産の植物で、イタリアの国花としても知られています。日本ではヒナギクの名前でも有名です。
太陽の光を受けると花が開き、晴れない日や夜は花を閉じる性質を持っています。
一般的に園芸用主として栽培されているデイジーは、八重咲き・ポンポン咲きの園芸品種です。
これらのデイジーは、ホワイトを始めとしてピンクやレッド、サーモンカラーなどの色味を中心に流通しているデイジーの花の大きさは直径3〜8cmで、草丈は20cm程です。
花びらの形状によって、リグローサ種とフィストゥローサ種の2種に分けることができます。
デイジーの名前は、「day’s eye」という言葉が語源とされています。日の眼という意味のこの言葉は、日光がさすと花を開き、黄色い花芯を見せる点や、夜や曇っている日には花を閉じる性質にちなんでいるといわれています。
日本では明治になってから伝来し、小さくて可愛い花をつける、菊によく似た花であったことからヒナギク(雛菊)と呼ばれるようになりました。
花の期間が長い品種であることから、エンメイギク(延命菊)やチョウメイギク(長命菊)、トキシラズ(時知らず)と呼ばれていることもあります。
品種改良が進んでいる植物で、色や咲き方に様々なタイプがあります。
ここでは、咲き方の種類をご紹介します。
デイジーの中でも豪華な印象を与えます。花の少ない冬場の花壇にもおすすめです。
春のイメージ、お花の典型的な姿で親しみがわきます。
思わず手に取って触りたくなる、かわいらしい人気の花姿です。
珍しい印象を与えます。キク科の植物ならではの咲き方ですね。
デイジーはキク科ベリス属の植物で、ヨーロッパや北アフリカ等の地域で10種発見されていますが、デイジー以外の品種はほぼ栽培されていないです。
とはいえ同じ科に属する近縁種は◯◯デージーと呼ばれることが多く、そのどれも初心者向けの植物で比較的育てやすいので、一緒に育てて花の違いを楽しむのも良いですよ。
なかには種類によって別の花言葉もついているので、関連記事もチェックしてみてくださいね。
シャスターデイジーは日本のハマギクとフランスギクを交配した園芸品種で、5月中旬~7月に白い花を咲かせます。花の中央が黄色でコントラストが美しく、マーガレットにもよく似ています。
ブルーデージーは花姿が似ていて、単なる青いデイジーと思われがちですが、じつは属から異なるまったく別の種類の草花です。実際はフェリシア・アモエナなどがブルーデージーと呼ばれていますが、科は同じなので近縁種として親しまれています。3~5月、10~12月に開花します。
イングリッシュデージーはヨーロッパなどにみられる原種のデイジーのひとつです。一般的に園芸種として出回るデイジーよりも花がやや小ぶりですが、こぼれ種でどんどん増える強い性質をもっています。
ユリオプスデージーも属が異なる近縁種で、株元が木質化する低木のひとつです。黄色いデージーに思えるほど花姿が似ていますが、開花時期が11〜5月とユリオプスデージーのほうが早くから咲く違いがあります。
一般にポンポン咲きのデイジーとして親しまれている品種のほとんどは、このチロリアンデージーです。ボリュームがあり花も大きめで花壇では存在感のある花姿が楽しめます。
初心者でも簡単に育てることが出来るデイジーは、春のお庭にピッタリです。前向きな花言葉が多いので安心してプレゼントすることが出来ます。
平和のシンボルとしても使われるデイジーを、是非一度プレゼントしてみませんか?
GreenSnap編集部