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フィカスは世界中に800種類以上の仲間が存在する観葉植物です。葉の形や樹形も種類ごとに異なっており、個性あふれる姿が魅力です。なかにはウンベラータやアルテシマなど、インテリア植物としての地位を確立したものもありますよ。
今回はそんなフィカスの育て方について、剪定方法や植え替え時期やコツなどをご紹介します。GreenSnapアプリユーザーのトラブル実例もあるので、参考にしてみてください。
フィカスの水やりの水やり頻度は、生育期の春〜秋は、土の表面が乾燥したら水やりし、冬は控えめにして乾燥気味に育てます。
土の状態を確認しながら、春〜秋は3〜4日、冬は週1回ほどを目安に水やりするとよいでしょう。
フィカスは明るい場所を好みますが、直射日光が当たると葉焼けしてしまうことがあります。とくに斑入り品種や葉が薄い品種は注意しましょう。
また、フィカスは基本的に耐寒性が低いため、冬は室内で育てましょう。室内ではレールカーテン越しの光が適しています。
フィカスの肥料は、生育期の春〜秋にあたえます。緩効性肥料を1〜2ヶ月施すか、2週間に1回液肥をあたえると大きく生長します。
休眠期である12〜2月になったら追肥は控えましょう。
フィカスは病害虫への耐性が高いものの、カイガラムシやハダニが発生することもあります。発見したらすぐに薬剤を散布するか、歯ブラシなどで擦り落としてください。
フィカスの植え付け時期は、真夏を除いた5〜9月が適期です。
フィカスは生育旺盛な品種が多いので、植え替えは1〜2年に1回を目安に行うようにしてください。植え替え時期については、植え付けと同じです。植え替えてから1ヶ月の間は、肥料をあたえないように注意してください。
なお植え替えてからしばらくの間は、明るい日陰で管理するようにしてください。
フィカスは水はけのよい、栄養豊富な土を好みます。市販の観葉植物用培養土を使用すれば問題ありません。
フィカスの植え付け時期は、真夏を除いた5〜9月が適期です。ただし、フィカスは寒さに弱く、最低でも10℃以上をキープしましょう。10℃を下回ると葉が降りたり、茶色く枯れるてしまいます。
フィカスの剪定時期は、4〜5月または9〜10月の間です。フィカスは成長が早くよく茂るので、風通しが悪くならないよう定期的に剪定しましょう。
フィカスの剪定では、内向きの枝や重なった枝を根元や枝分かれしている部分からカットします。また、新芽のすぐ上を切り取れば、そこから新たに枝が生えてきます。
フィカスの枝を切ると、切り口から白い樹液がでてきます。これに触れると手がかぶれたりするので、手袋をして作業しましょう。
フィカスは5〜6月に、「挿し木」や「取り木」で増やすのが一般的です。剪定の際に切り取った枝を使ってもよいでしょう。

たくろー
最近、見様見真似で剪定してみたんですが、なんだか元気がなくなっているように感じます。枝の1本は枯れてしまいました。剪定がいけなかったのか、根腐れなのか、日光不足なのかわかりません。
剪定の基本一枝に数枚の葉を残すこと。水分を吸い上げる為です。枯れた枝は水分が行き届かなかったのでしょう。
この写真を見た限りでは、根腐れはしてないように思われます。根詰まり防止のために、2〜3年に一度ひと回り大きな鉢に植え替えしましょう。
新芽は古い葉に比べると、柔らかく色も薄いものです。明るい場所で管理すれば、成長していきますよ。

SYKES

じむちょう
フィカスの葉が黄色くなってきています。元気がない感じもします。何が原因と考えられますか?
冬場は室温5度以上を保たないと弱ってしまいます。乾燥しすぎも良くなくて湿度も必要です。葉水をかけてあげるか加湿器を使っています。人間が快適な温度と湿度なら元気ですよ😊

いちごみるく
フィカスは堂々とした佇まいが魅力のひとつです。フィカス属に分類される観葉植物はおおく、有名かつ人気の種類には「フィカス・ウンベラータ」「フランスゴムの木」「ガジュマル」などがあります。
生い茂る葉が私たちに癒やしをあたえ、家の居心地をさらによくしてくれることでしょう。

榊原斗武

GreenSnap編集部