warning
error
success
information
パキラの花言葉は、「快活」「勝利」です。インテリアグリーンとしてよく置かれる人気の観葉植物で、花のイメージはありませんが、じつはこのように花言葉の意味を持っているのです。
今回はそんなパキラの花言葉の由来のほか、怖いといわれる理由や人気の種類などについてもご紹介していきます。
パキラの「快活」という花言葉は、その生命力の強さが由来とされています。パキラは寒さや乾燥につよく、日陰でも育つほど丈夫です。観葉植物の入門としておすすめされるほどなので、この花言葉がつくのも納得ですね。
パキラの「勝利」という花言葉はある昔話が由来となっています。
その昔、ある貧しい村人がパキラを育てて売りました。生命力の強いパキラは、次々と新しい株を増やしていきます。村人はパキラを売ることで貧困から抜け出し、財をつかむことができました。
この昔話から、パキラは「財」をもたらすとされており、別名「発財樹」、「money tree」とも呼ばれています。
パキラはその別名からも縁起の良い植物といわれていますが、花言葉には怖い意味があるという噂もあります。
実際のところパキラの花言葉に怖い意味はありませんが、縁起が良いためしっかり育ててあげると幸せを運んでくれますが、粗末に育てると逆に不幸を運んでくるという言い伝えもあるため怖いともいわれています。
葉の緑を楽しむパキラですが、じつは花を咲かせることもあります。パキラの花を咲かせるには、実生(種から育てた)株であることが条件です。さらに花が咲くまでに5〜10年はかかるので、それまで枯らさずに育ててあげる必要があります。
一般的に多く流通しているのはパキラは挿し木によって育てられた株がほとんどなので、100円ショップやホームセンターで買ったパキラは開花しないことが多いです。
パキラの花の開花時期は6〜7月です。初夏ごどになるとブラシのように雄しべが何百本も出てきて、花びらは下の方でくるりと反り返ります。
パキラの花は品種によって異なりますが、国内で広く流通しているパキラ・グラブラは爽やかな白色の花を咲かせます。
パキラは花が咲いて受粉すると果実がみのります。
以前は食用として食べられることもあったようですが、現在は微量のソラニン系毒素によって中毒を起こす恐れがあると判明しているため、食べられなくなりました。
パキラの代表的な品種といえば、「パキラ・グラブラ」か「パキラ・アクアティカ」です。
以前、日本に初めて輸入された際に「パキラ・グラブラ」を「パキラ・アクアティカ」と間違えたために「パキラ・アクアティカ」として「パキラ・グラブラ」が販売されているケースもあったそうです。
今回はいくつか人気の種類と特徴をご紹介します。
日本で最も流通している品種のひとつです。白い花が咲き、茶褐色の果実がなります。
赤い花が咲き、緑の果実がなります。パキラ・グラブラと間違って販売されていることがあります。見分け方としては葉がパキラ・グラブラより丸みを帯びています。
葉っぱに白い斑が入っている、班入り品種です。幹が長細いのが特徴。
パキラの学名は「Pachira」で南アメリカ大陸の北東部から太平洋に面した地方の「ギアナ地方」の呼び名からきています。
パキラには別名「発財樹」と呼ばれており、これは昔貧しかった人が当時パキラを売ったらお金持ちになったという言い伝えがあることに由来します。発財樹は英語でMoney treeという綴りです。
また、和名でカイエンナットと呼ばれています。カイエンナットはパキラ・アクアティカのことを指しています。
パキラは前の時代に食用のナッツを採取するため、パルプ材として利用されていました。水気の多い地域に自生していたことから、そう名付けられたとされています。
パキラの花言葉には力強い意味があり、自宅や職場などのシンボルツリーにもぴったりです。
挿し木でもすぐに発根して数を増やすことができる、生命力の強い観葉植物なので、初心者の方でも育てやすいですし、ギフトにもおすすめですよ。
GreenSnap編集部