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生活空間として大切なリビングには、観葉植物を置くのがおすすめです。インテリアとしてステキなだけではなく、毎日グリーンが目に入ると植物の力に癒されますし、風水的にも運気が上がりますよ。
今回は、リビングに飾りたいおすすめの観葉植物を、風水の観点からご紹介します。
植物がリビングに置いてあるだけで、とてもおしゃれに見えるため、観葉植物は人気があります。おうちの中でリビングは最も広い空間につくられていることが多いため、特に大型の観葉植物を置くのが見た目のバランス的にもいいです。
ただし、観葉植物をリビングに置くメリットは、空間がおしゃれに見えるということだけではありません。
観葉植物をリビングに置くことで、風水的にも良い効果をもたらすといわれているのです。
万物に気が宿るという根幹の考えのもと、風水においては「陽の気」と「陰の気」のふたつを組み合わせて、運気の上昇を目指しています。
とくに観葉植物をはじめとした植物全般は、太陽の光を受け、大気を吸収するので、気のエネルギーに満ちていると考えられています。
そのため、風水において観葉植物は、運気を上昇させてくれる風水アイテムとして重宝されているのです。
風水において、リビングや居間は「家庭運」と「健康運」に大きく影響を与えるといわれています。
リビングといえば家族団欒のときを過ごす部屋でもありますよね。家族の会話が生まれやすい環境でもあります。そのため、家族と一緒に過ごしている方にとっては、家庭運に大きく影響を与えるとされているのです。
また、ほかの部屋よりも長く居座ってくつろぐための空間であることから、健康に影響を与えるとされています。
通常、リビングは家族が集まる家の中心地であり、さらにテレビやエアコンなどの家電も多い場所です。このようなところには「陽の気」が過剰になりやすいため、「陰の気」を加えてバランスを保ちます。
つまり、人や家電が多く集まっていたり、日当たりと風通しの良いリビングには「陰の気」をもつ観葉植物を置くといいとされています。
反対に、人の出入りや家電が少なかったり、日当たりと風通しの悪いリビングには「陽の気」をもつ観葉植物を置くと、気の流れとバランスが整うとされています。
風水でよく使われる「陽の気」「陰の気」というキーワードは、良し悪しではなく気の性質のことをいいます。
風水では、観葉植物の葉の形と、葉の向きで、陽と陰の判別をします。
前述の「風水の陽の気・陰の気」を踏まえて、リビングに置くのにおすすめの大型観葉植物を、風水効果をまじえながらご紹介します。
フィカス・ウンベラータは、大きくてハート形の葉っぱが魅力の観葉植物です。育てやすく、成長は比較的ゆっくりなので、大型の株を買っても、剪定の手入れがあまりかかりません。
風水では、リビングに飾ることで、調和をもたらしてくれるといわれています。
育てやすさ | やさしい |
耐陰性 | あり |
置き場所 | 明るい日陰 |
フィカス・ティネケは、美しい卵型の葉と、迷彩色の斑が入る人気の観葉植物です。シックでモダンな佇まいは、インテリア性も抜群で、おしゃれなリビングを演出してくれます。
風水では陽の気をもつとされていますが、丸い葉なので不安感の払拭に効果的です。
育てやすさ | とてもやさしい |
耐陰性 | あり |
置き場所 | 明るい日陰、日陰 |
フィカス・ベンガレンシスは、明るいグリーンの葉色と、白い幹が美しい観葉植物です。どんなインテリアとも馴染みやすいので、あらゆるテイストのリビングで楽しめます。
風水では、大きく丸い葉を上向きに伸ばすため、不安感の払拭や、金運にも効果的といわれています。
育てやすさ | やさしい |
耐陰性 | あり |
置き場所 | レースカーテン越しの日向 |
フランスゴムの木は、やや小ぶりの丸い葉を、密に茂らせるナチュラルな佇まいの観葉植物です。名前の通りフランスに自生する植物なので、ナチュラルインテリアや、フレンチインテリアなどと相性もいいです。
風水では、ほかのフィカス属の観葉植物と同じように、暗い気持ちを明るく持ち上げ、金運や出世運にも効果的だそうです。
育てやすさ | とてもやさしい |
耐陰性 | あり |
置き場所 | 日向、明るい日陰 |
ストレリチアは、バナナの葉にも似た大きな葉で、南国の雰囲気を生んでくれる観葉植物です。枝は持たずに、大きな葉を伸ばしていくので蒸散効果が高く、生きる加湿器とも呼ばれています。成長が早いので、すぐに大型のシンボルツリーへと成長します。
風水では、丸く大きな葉がリラックス効果をもたし、子宝運や周囲の人からバックアップを受ける後援運が上昇するといわれています。
育てやすさ | ふつう |
耐陰性 | 弱い |
置き場所 | 日向 |
ベンジャミンは斑入りや、くるんと丸まった葉形など、品種によってさまざまなビジュアルを楽しむことができます。どんなインテリアにもあわせやすい観葉植物です。
品種にもよりますが、おおむね人間関係を調整し、気分を明るくしてくれる風水効果があります。
育てやすさ | ふつう |
耐陰性 | あり |
置き場所 | 明るい日陰 |
パキラは育てやすい観葉植物で、大型なねじり仕立てから、小さめのものまで、幅広くリビングのインテリアグリーンとして活用されています。
パキラはやや尖り気味の葉をもちますが、下に枝垂れるように伸びるので、リラックス効果とともにやる気を与えてくれるような風水効果があるようです。
写真はパキラ・ミルキーウェイという人気品種です。
育てやすさ | とてもやさしい |
耐陰性 | ややあり |
置き場所 | 日向、明るい日陰 |
モンステラは大きな葉に独特の切れ込みや穴が入る、エキゾチックさが人気の観葉植物です。リビングの定番インテリアグリーンで、育てやすさとおしゃれを両立できます。大型の品種では葉の直径が1mになることもあります。
風水では、モンステラのような丸みを帯びた大きな葉には、魔除けの効果とともに、リラックス効果があるとされ、家庭運が上昇するといわれています。
育てやすさ | とてもやさしい |
耐陰性 | あり |
置き場所 | 明るい日陰、日陰 |
シャフレラは茎先に葉を手のひらのように広げてつける観葉植物です。かわいらしい見た目と育てやすさで人気で、斑入りの品種もあり、さわやかにリビングを彩ってくれます。
風水では、丸みを帯びた葉でやや上向きにつくので、人間関係の調整や、リラックス効果があるといわれています。
育てやすさ | とてもやさしい |
耐陰性 | あり |
置き場所 | 明るい日陰、日陰 |
エバーフレッシュは細かい葉がきれいに整列してつき、風にさらさらと揺れる、涼しげな観葉植物です。昼間は葉を広げ、夜になるとサワサワ動き出して葉を閉じる、おもしろい習性も人気の理由のひとつでもあります。
葉は尖り気味ですが、下に垂れ下がるように葉が伸びるので、暗い気分を払拭してくれれとともに、気分を落ち着かせてくれる風水効果があるといわれています。
育てやすさ | やさしい |
耐陰性 | あり |
置き場所 | 日向 |
ポリシャスは葉にいくつもの切れ込みが入り、鳥の羽のような形をしているのが特徴です。幹が何本も立ち上がる株立ちという仕立て方で出回る株が多く、野趣に富んでいて軽やかな雰囲気を楽しめます。
ポリシャスには厄除けや浄化などの風水効果があるといわれており、とくに東北の方角に飾ると効果が増します。
育てやすさ | とてもやさしい |
耐陰性 | 弱い |
置き場所 | 日向 |
シュロチクはヤシの木の仲間で、長細い葉をナイアガラ花火のようにふんわりと伸ばすのが魅力的な観葉植物です。
漢字では棕櫚竹と書きますが、そのとおり笹の葉のような風合いもあって、和風のリビングにも洋風のリビングにもよく似合うインテリアグリーンです。
育てやすさ | とてもやさしい |
耐陰性 | あり |
置き場所 | 明るい日陰、日陰 |
もっとリビングに合う大型の観葉植物を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください♪
前述の通り、丸みのある葉や葉数の少ない観葉植物には「陰」の性質があり、尖った葉や葉数の多い観葉植物には「陽」の性質があるとされています。
まずは、お家のリビングが「陰・陽」のどちらに傾いているのかを把握し、反対の気を持つ観葉植物を選んでみましょう。
さまざまな観葉植物がありますが、種類や品種によって、それぞれ耐陰性や耐暑性は異なります。見た目だけを重視して選んでも、すぐに枯れてしまっては意味がありません。
おうちのリビングの日当たり加減と、観葉植物の性質を事前にしっかり把握しておきましょう。リビングのどこに配置するかによっても日当たり加減は異なるので、ある程度の置き場所は決めておく方がおすすめです。
リビングには大型の観葉植物を置くのがおすすめですが、大きすぎても小さすぎてもバランスが悪くなり、おしゃれに見えづらくなってしまいます。
圧迫感や導線の邪魔にならない程度の観葉植物を選びましょう。また、成長速度の速いものは、定期的に植え替えたり、株分けするなどして、大きさを保つようにしてください。
大型の観葉植物を育てる場合は、床に直置きするのがおすすめです。直置きにすることで、安定したりお部屋へのバランスが取れます。
観葉植物は鉢の素材によっても、お部屋の雰囲気を大きく変えてくれます。気に入った鉢に入った観葉植物があるとも限らないため、おしゃれな鉢カバーを持っておくのがおすすめです。
観葉植物の土が見えていると、おしゃれさに欠けてしまいます。そのため、ヤシの繊維や化粧石などを土の上に敷きつめて、土に目隠しをすると、ぐんとおしゃれに見えるようになります。
リビングをおしゃれに保つには、観葉植物を枯らさないようにする必要があります。葉っぱが枯れると、室内の運気まで下がってしまうといわれているため、注意してください。
水やり頻度や日当たり加減のほか、季節や天気によって置き場所を少し変えたり、エアコンの風が直接当たらない場所に置くなどしてください。
また、観葉植物にコバエなどの虫がついてしまうと、せっかくのおしゃれなリビングが台無しになってしまいます。観葉植物に虫がわかないよう、鉢底に溜まった水はこまめに捨ててあげましょう。
また、土に肥料などの有機物が含まれていると虫が発生しやすくなるため、堆肥などが使われていない室内栽培用の土を用いるのもおすすめです。
リビングは家の中心とも呼べる大切な場所です。リビングに観葉植物を置くことで、グリーンの癒しはもちろん、風水効果まで実感できるかもしれません。
ぜひお好みの観葉植物を飾ってお楽しみください♪
GreenSnap編集部