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葉っぱが特徴的で、寒さ強いモンステラは育てやすくインテリアとしても人気の観葉植物です。
今回はそんなモンステラの花言葉や花の特徴、花の咲かせ方などについてご紹介していきます。
モンステラの花言葉は『うれしい便り』『壮大な計画』『深い関係』『献身』です。
ハワイではモンステラの葉が「希望の光を導く」といわれており、葉っぱの切れ込みから差し込む光の様子からこの言い伝えが生まれたそうです。
また、 英語の花言葉は『dedication(献身)』と名付けれています。人々に寄り添い、未来を想像させる花言葉なので、新築祝いや開店祝いなどの新たな門出のプレゼントとして贈られることも多いです。
成熟したモンステラは適した環境で育てると5〜7月に開花します。花は特徴的で、白い仏炎苞が淡い緑色からクリーム色の肉穂花序を包むような、上の写真のような花姿が楽しめます。また、少しバナナのような甘くトロピカルな香りもします。
品種によっても異なりますが、大きいものだと20cmほどの花が咲くので、葉のみならず花まで迫力のある存在感を楽しめますよ。
モンステラの花を咲かせるには気温や株の成熟具合が関係するため、鉢植えではほとんど花を咲かせないといわれています。
日本では小笠原諸島や九州、沖縄といった南の地域で、地植えされたモンステラの花や実を見ることができます。
開花のための条件は次の3つがポイントです。
これらの条件が満たせられれば、もちろん関東などでも開花を楽しむことができますよ。庭にビニールハウスを設置してみるのもいいかもしれません。
モンステラは秋頃になると肉穂花序がそのまま果実となって収穫することができます。
収穫した実は食べることができ、日本でも小笠原諸島などの南の地域でフルーツとして売られることもあるようです。
成熟するとまわりの皮が鱗のようになってポロポロと剥がれ落ちてくるので、全て剥がして中の果実を食べます。
味わいはパイナップル、バナナ、パッションフルーツを混ぜたような酸味と独特の香りが楽しめるようです。
ただしシュウ酸が含まれていおり、たくさん食べると胃が荒れたり口の中がイガイガするので、適量にとどめるのがいいようですよ。
モンステラという名前は、ラテン語の「モンストラム(monstrum)」からつけられました。
これは奇怪や怪物という意味で、薄暗いジャングルに広がって生えている様子から、そのようなイメージがついたといわれています。
モンステラはマングーカズラなどと同じサトイモ科の植物です。ジャングルなどでは他の大木や植物に絡まるように生長していくツル性の植物でもあります。原産地のアメリカ熱帯地域では約20〜40種類ほどが分布しています。
日本で流通している代表的な種類としては、「デリシオサ(ホウライショウ)」と小型に品種改良された「アダンソニー(ヒメモンステラ)」が挙げられます。
観葉植物の代表ともいえるモンステラの花言葉は、どれも前向きですし、贈り物としてもぴったりですね。改行祝いや引越しのお祝いなどでプレゼントしてみても良いかもしれません。
また、モンステラは風水効果も高いといわれる観葉植物なので、詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
GreenSnap編集部