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観葉植物を育てるとき、栽培する環境と観葉植物が好む環境が合っているかどうかが、枯らさずに育てるコツのひとつです。日当たりの悪い室内などで育てたいときは、日陰でも育つ耐陰性の高い観葉植物を選べば、安心して育てることができますよ。
今回は日陰でも育つ、耐陰性の高い観葉植物16選をご紹介します。
モンステラは大きな葉に特徴的な切れ込みがはいった、エキゾッチクな雰囲気が魅力の観葉植物です。直射日光が苦手で耐陰性が高いので、日陰でも育てやすい観葉植物として人気が集まっています。
ただし、日陰でも育つとはいえ、1ヶ月のうち数日は、カーテン越しの日光があたる場所で日光浴させるといいでしょう。
フィカス・ウンヴェラータは大きなハート型の葉が特徴で、数あるフィカス属の品種の中でも、トップクラスの人気を誇ります。耐陰性はやや高いという程度ですが、葉焼けを起こしやすいので、明るい日陰で育てたい観葉植物です。
アジアンタムは小さな丸みのある葉を茎にたくさんつけて茂る、涼しげな観葉植物です。耐陰性はやや高く、耐暑性や多湿な環境に強いので、日陰になりがちなトイレや脱衣所などにおすすめです。
ドラセナは力強い幹と、縦に長い大きな葉が迫力のある、存在感のある樹形が人気です。寒さに強く、耐陰性が高い観葉植物なので、日本の気候や室内での環境でも育てやすいでしょう。とくにマッサンゲアナという品種は、幸福の木とも知られ、縁起のよさも魅力です。
ガジュマルはフィカス(ゴムの木)の仲間で、生命力を感じる太い幹とその絡まり合いがユニークな観葉植物です。耐陰性が高いので日陰になりやすい書斎のテーブル上や、玄関などにもおすすめです。剪定がよくわからなくて葉っぱを全部落としても、グングン伸びてくるほど丈夫な性質で育てやすいです。
シェフレラは茎先に花びらがパッと咲くように葉を広げる観葉植物です。寒さや乾燥に強く、さらに耐陰性も高い観葉植物ということで、トップクラスの育てやすさを誇ります。涼しげな見た目なので、奥まったリビングや玄関などの日陰におきたい観葉植物です。
ツヤのある大きなハート型の葉っぱが美しいポトスは、育てやすい観葉植物として長年人気ですが、耐陰性が高く、室内の照明の明るさでも十分に育ちます。日陰でも元気に育つので、棚上から枝垂れるように伸びる葉を楽しめます。
ツル性のアイビーは高いところから垂らしたり、吊るしたりして楽しめると人気で、ガーデニングやインテリアグリーンとして、長年人気を誇っています。暑さ・寒さに強く、耐陰性もかなり高いので、暗い日陰になりがちなトイレなどにもおすすめの観葉植物です。
テーブルヤシはその名の通り、テーブルサイズほどのコンパクトなサイズで、細い葉が南国の風を感じさせてくれる人気の観葉植物です。耐陰性はやや高い程度なので、明るい日陰が適していますが、数週間に1日、日光浴をさせてあげるとよく育ちます。
ペペロミアは肉厚な葉が特徴の、多肉植物のひとつです。葉形のバリエーションが豊富で、昔から室内で親しまれてきました。耐陰性が高いので、日陰でも育つ観葉植物として人気です。
アロカシアはハート型の大きな葉がトレードマークで、ほとんどの品種で葉に鮮やかな葉脈が浮かぶ、おしゃれな観葉植物です。サトイモ科の植物で、どんどん芋が分球して増えていくほど丈夫です。葉が大きく、むしろ日当たりが良すぎると葉焼けしてしまうので、日陰で育てましょう。
ネフロレピスはシダ植物の仲間で、西洋タマシダとも呼ばれています。この記事で紹介している観葉植物の中でも群を抜いて日陰に強く、部屋の中のどこにおいても元気に育ちます。シダ植物とはいえ、あまり湿潤な環境は好まないので、やや乾燥気味に育てるのがおすすめです。
カラテアは独特な葉模様と光沢がある高級感を感じる雰囲気が人気の観葉植物です。とくにマコヤナという品種は、耐陰性が高く、日陰でも元気に育ちます。むしろ日光には弱く、葉焼けすると美しい葉模様が台無しになってしまうので、明るい日陰程度の場所で育てましょう。
ホヤは肉厚な丸い葉がとてもかわいらしいツル性の多肉植物です。とくにカーリーという品種は葉が鉢に挿さった状態で出回っています。
つる性のある品種も多く、耐陰性が高い観葉植物なので、日陰になりやすい棚の上に置いてつるのたれ具合を楽しむのもおすすめです。
オリヅルランは細長い葉が枝垂れるようにこぼれて伸びる観葉植物です。耐陰性が高いだけでなく多湿にも強いので、浴室やトイレなどでも育てられます。ランの仲間なので、花芽を伸ばして白い花をよく咲かせます。ハンギングにして育てるのもおすすめです。
オオタニワタリはシダ植物の仲間で、大きな葉を放射状に波打つように伸ばしていくのがさわやかな観葉植物です。明るい日陰を好むので、カーテン越しの窓際などに置いて育てることができます。多湿にも強いので浴室・トイレなどでも元気に育ちますよ。
耐陰性が高い観葉植物といっても、基本的に「明るい日陰」ほどの場所を好みます。
この明るい日陰というのは具体的には5000〜3000ルクスと言われていますが、目安としてはレースカーテン越しの窓際や木漏れ日が当たるような場所です。
そのため、日陰に強いからといって、全く日光が当たらないような場所で育てると、植物は弱ってしまいます。
窓際で育てるのが難しいというときには、1週間のうち5時間ほど日光浴をさせてあげましょう。ただし、このときも直射日光や強い日当たりは避けてあげてください。
そのほか、最近では植物用のLEDライトも市販にありますので、そちらを活用するのもおすすめです。
今回ご紹介した耐陰性の高い観葉植物は、どれも直射日光を苦手としますが、柔らかいほどよい日なたは好みますので、1ヶ月に数回ほど日光浴をさせると、より健全に育っていきますよ。
皆さんも、日陰で育てるなら、耐陰性の高い観葉植物を選んで、みどりのある暮らしを楽しんでくださいね。
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GreenSnap編集部