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「幸福の木」という別名をもつドラセナ。種類が多く、葉や樹形のバリエーションも豊富なことからインテリアとしても人気ですが、初心者にも育てやすいところも魅力の観葉植物です。
今回はそんなドラセナの花言葉や花の特徴などについてご紹介していきます。
ドラセナは品種別に花言葉がありますが、全般としては「幸運」という縁起のいい花言葉をもっています。
幸福という花言葉は、ハワイでドラセナに似た植物を玄関の前や家の前に置くと福を招くとされていたことが由来です。実際はドラセナではなくコルジリネの仲間なのですが、ほぼ見分けがつかないことから、ドラセナにこの花言葉がつけられました。
ドラセナは成熟した木でしか開花しないためとても珍しいですが、栽培条件が整うと花が咲きます。その珍しさから5年に1度、10年に1度しか咲かないともいわれていますが、条件さえ整えば毎年咲くこともあるようです。
花の形はドラセナの種類によって異なりますが、ツツジのように細長く垂れ下がった枝に小さな花をいくつも咲かせるタイプや、ポンポンのように小さな花がいくつも集まって咲くタイプなどがあります。
ドラセナの花の開花時期は、秋から冬にかけての10〜12月上旬ごろです。花芽分化の条件は判明し切っていない部分があるようですが、最低気温が7度以下の日が数週間続くことが条件のひとつとされています。
ドラセナの花は臭いといわれることがありますが、これは本当です。臭いといっても腐ったような臭いではなく、フローラルな香りではあるもののそれが強烈ということで臭いといわれてのです。
ドラセナの代表種、マッサンゲアナの正式名称は「ドラセナ・フレグランス・マッサンゲアナ」ですが、このフレグランスというのは花の香りの強さからついた名前とされています。
つぼみの状態でもかなり強い香りがしますが、開花するとより強烈に香ります。
ドラセナの花が咲くと縁起が悪いといわれますが、これは根拠のない噂です。
ただドラセナが花を咲かせるのは株自体の体力が衰えて、子孫を残そうとするからであり、花が咲くと枯れてしまうということはよくあることです。そのことから花が咲くと縁起が悪いといわれるようになったと考えられます。
ドラセナの花芽分化の条件でわかっていることは
という、以上の3つです。
室内で観葉植物として楽しむドラセナは上記の条件には当てはまりにくいため、開花しにくい傾向にあります。反対に、地植え栽培だと花がよく咲くこともあるようです。
上記の条件にできるだけそうように、室内観葉であっても下記のような栽培方法を試してみると開花する可能性があります。
ドラセナの種類は約50種あるとされ、20mほどの大きさに生長するものから、2mほどの低木のものまで様々です。今回はいくつかの人気の種類と花言葉などの特徴をご紹介します。
ドラセナ・コンシンネは、ドラセナの代表的な種類の1つで、「真実さ」」という花言葉をもち、別名「真実の木」とも呼ばれています。
ドラセナ・フレグランス“マッサンゲアナ”は、とくにハワイの玄関に飾られているコルジリネと似ていることから、別名「幸福の木」として広く知られています。
「幸福」、「隠しきれない幸せ」、「幸せな恋」という大変縁起の良い花言葉をもっています。ハワイでは「ハワイアン・ティー」と呼ばれ、このマッサンゲアナ自体も玄関に飾ると幸福を招くとされています。
ドラセナ・サンデリアーナは「開運」、「長寿」という花言葉をもち、日本では別名開運竹」「ミリオンバンブー」「萬年竹」「ギンヨウセンネンボク」という名前で親しまれています。台湾では金運を呼ぶ植物といわれていますよ。
幸運を運んでくれる観葉植物として人気のドラセナ。縁起の良い花言葉の意味、育てやすさから大切な人へのプレゼントとしてもオススメです。
ドラセナを玄関やお部屋に飾って、幸福を運んでもらいましょう。
GreenSnap編集部