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ハート形で傘のような大きな葉のウンベラータは、日本でも人気がある観葉植物の一つです。原産地の熱帯アフリカでは樹高が約10m以上にも生長しますが、国内では約50cm~1mのものが多く贈り物としても人気があります。
個性的な形のウンベラータはそのままでも楽しめますが、好みの樹形に曲げることで観賞をより一層楽しむことができます。
ウンベラータの曲げる目的や曲げ方、曲げた後の手入れなどについて詳しく紹介してきます。
ウンベラータは正式には「フィカス・ウンベラータ」という名前の観葉植物で、クワ科イチジク属に分類される常緑高木です。ゴムの木の仲間で、生長が早く1年で約20cm以上伸びることもあります。
大きなハート形の葉と独特な樹形が特徴のウンベラータですが、曲げ木(曲げ木仕立て)することで成形が楽しむめることも魅力の一つです。曲げ木した個性的なウンベラータをシ室内に飾れば、お部屋の雰囲気も一気に変わりそうですね。
曲げ木は通年を通して行うことができますが、秋の時期から行うことで、新芽が出始める4~5月頃には取り外すことができるでしょう。
ウンベラータの曲げ木では、以下の道具を準備します。
ワイヤーにはさまざまな太さがあり、太めのワイヤーは2mm以下のものを使用しても構いません。ただし、ウンベラータの幹が太いと太いワイヤーの方が支えられるので、その場合は複数のワイヤーを1つに束ねて使用することをおすすめします。
手元にワイヤーがない場合はビニールひもなどで代用することができ、ビニールひもを曲げたい枝と幹に通せば完成です。
ウンベラータの幹が長く生長してきたら、S字形に挑戦してみましょう。
ウンベラータは冬越しできますが、熱帯アフリカ原産の植物なので寒さには弱い性質があります。そのため、気温が約15℃以下になったら室内で管理してください。
気温が5℃以下になると枯れてしまうため、管理する場所には気を配るようにしましょう。
水やりは春と秋の時期はたっぷりあげますが、寒くなってきたら水やりの頻度は土が乾いてから2~3日後にする程度で十分です。
ハート形でおしゃれな葉のウンベラータは、観葉植物として室内などに飾る方が多くいらっしゃいますね。ウンベラータをそのまま育ててもいいですが、ご自分の好みの形に曲げれば愛着もさらに湧いてくることでしょう。
ウンベラータの曲げ方は難しくないので、ご自宅で育てていればウンベラータを曲げ木して理想の形を楽しんでみてはいかがでしょうか。
GreenSnap編集部