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令月
雑草食第九段。スイバの葉。 (右上の写真は初夏頃のもの。今の時期花は付けていません) 良い感じにスイバが群生していたので、葉っぱをちぎって持ち帰りました。そこらの道端や空き地、どこにでも生えてる邪魔者、スイバ。これが食べられるのは結構有名ですね。ヨーロッパではソレルと呼ばれて普通に野菜として食べられているとか。 本来、春食べるみたいですが、この時期、色んな植物が新しく出てきて私に食べろと誘ってきます(←誘ってない)。10月に涼しくなって、夏場放っといた場所の草刈りをする人が多いからなのかも知れません。 生で一口かじると、「スイバ」の名の通り、酸っぱい。でも、口当たりも悪くないし、苦味も感じないし、全然生でいける。サラダで食べたいくらいでしたが、衛生面とシュウ酸が多い点を考え、火を通すことに。例によって、さっと茹でて、水に取り、しぼっておひたし(胡麻あえ)に。これは、おいしい!全く、野菜。酸味も緩和されて、程よい。これは、リピ決定です。 生薬(根)「酸模根(さんもこん)」 Rumex acetosa タデ科スイバ属 多年草 在来種
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令月
雑草食第八弾。オニタビラコの葉。 うちの庭にオニタビラコ(鬼田平子)の根生葉が目立ってきたので取り除くついでに食べてみました🤗(なお、花は咲いていなかったので、右上の花の写真は以前撮ったものです) 確か食べられたはず…とうろ覚えだったので調べてみたら、春の七草の「ホトケノザ」は実は「タビラコ(コオニタビラコ 子鬼田平子)」だとのこと。うちの庭やそこら中に生えてるこれは「オニタビラコ」で、似ているけど違うそう。ただ、こっちを食べてみている人もネットに結構いました。 で、少ししか採れなかったし、うちの庭のものだし、で生でシーザーサラダ用ドレッシングをかけて食べてみました。ちょっとかけすぎていまいち味が分からなかったのですが、苦味もさほどなく舌触りも悪くなく、違和感なく食べられました。まだ出たばかりの若い葉だから良いのかも。 Youngia japonica キク科オニタビラコ 越年草(多年草?) 在来種
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令月
雑草食第七弾。ハルジオンの葉。 犬の散歩中、ハルジオン(ヒメジョオンかも知れないけど)のロゼッタ葉がたくさんあるのに気づきました。花茎は伸びていない状態で、ワサワサ茂ってる感じ。第五弾のイノコヅチの時に知った戦時中の「夏の七草」に「ヒメジョオン」があったけど、ひょっとしてこれを食べるってことじゃない?と思って、何本か抜いて持ち帰りました。 「夏の七草」 1.アカザ 2.イノコヅチ 3.ヒユ 4.スベリヒユ 5.シロツメクサ 6.ヒメジョオン 7.ツユクサ ネットで検索してみると食べている人はたくさんいるけど、みな食べているのは、春の花や蕾、新芽。まぁ、でも昔の人が言ってるんだから、と食べてみました(なお、ハルジオンでもヒメジョオンでも大丈夫みたい)。 根を取り除いて、洗って、生で味見。苦い!生で食べるのは無理。でも、春菊のようなヨモギのような風味が感じられる。例によって茹でこぼして、お浸し(胡麻あえ)に。ちょっとモソモソ感はあるけれど、味は春菊に近い。全然食べられる。これは、いいかも。 草取りついでに食べれば、一石二鳥。夏のこの状態だと一株でかなり分量が取れるし。難点は私やGSの皆さんみたいに植物オタクじゃないと、花が咲いてない状態でハルジオン(ヒメジョオン)だと見抜くのが難しいことかな😁 Erigeron philadelphicus L. キク科ムカシヨモギ属 多年草 北アメリカ原産の帰化植物 日本の侵略的外来種ワースト100
64
令月
雑草食第六弾。アカメガシワの葉(新芽)。 先日、GSで新芽が食べられると教えていただいたアカメガシワ。散歩中、ちょうど新しい株(左下の写真のようなもの)がたくさん出ていたので、食べてみました🤗食べられるのは春の新芽らしいですが、これも新しく出てきたものなんだから、同じようなものだろうと(テキトー)。 なお、左下の写真の株は中央の葉も緑ですが、多くのアカメガシワは、左上の写真のように新芽が赤いです。また、アカメガシワは高木になり、大きな葉は昔は食べ物を盛るお皿として使われたそうです。あと、出雲地方では美容成分たっぷりの「出雲のハーブ」として売り出しているようです。 上の方の茎の柔らかい部分と小さめの葉のみ採り、洗って、まず生のまま味見。苦い!で、ちょっとメンソール味ある?お茶にしたらおいしそうだけど、食べるのは厳しいのではと思いつつ、例によって茹でこぼして、お浸し(ゴマあえ)に。思ったより苦味はありませんが、モソモソして食べにくい。うーん、と思い納豆に混ぜてみました。食べやすい!全然違和感ない!ってゆうか、なんでも納豆に混ぜればいけるんじゃね? ひょっとしたら、春の新芽は違うのかも知れませんが、特にもう一度食べたいと思う味ではありませんでした。ただ、こういうどこでも出てきて、ほぼ抜かれる運命の雑草を食べるのは、お得感あって良いですね♪ 生薬(樹皮)「野梧桐(やごどう)」 生薬(葉)「野梧桐葉(やごどうよう)」 Mallotus japonicus トウダイグサ科アカメガシワ属 落葉高木 在来種
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令月
雑草食第五弾。イノコヅチの葉。 家の前の畑(よそ様の)に生い茂るイノコヅチ。道路にまではみ出て邪魔です。これが食べれたらお得なのにな〜と思って、まさかと思って調べたら、食べられる、と。なんと戦時下の食糧難で食べられる雑草として「夏の七草」の一つとして食用を推奨されたそうです(ちょっと悲しいけど😢)。 ちなみに「夏の七草」とは、 1.アカザ 2.イノコヅチ 3.ヒユ 4.スベリヒユ 5.シロツメクサ 6.ヒメジョオン 7.ツユクサ だそうです。既に食べたスベリヒユとツユクサも入ってる!確かに両方とも食べて全然違和感なかったので、イノコヅチも期待できそう。 なお、イノコヅチとは、この穂が小さなひっつき虫になって、洋服などにいっぱいくっつく例のヤツです。また、ヒナタイノコヅチとヒカゲイノコヅチがあるそうですが、違いはよく分かりませんでした。どちらも食べられるようです。 茎の先の方の若くてきれいそうな葉っぱをを採り(茎は固そうなので除きました)、洗って茹でて水に取った後、例によってお浸し(胡麻あえ)に。ちょっと出汁つゆをかけすぎて辛かったので、味がイマイチ分かりませんでしたが、えぐみや苦さ、青臭さもなく難なく食べられました。ただ、だんだん分かって来ましたが、こうやって食べられるものの、それが知られていない草は、クセが無さすぎるというか、ほぼ味がないような気がします。 生薬(根)「牛膝(ゴシツ)」 Achyranthes bidentata var. japonica ヒユ科イノコヅチ属 多年草 在来種
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令月
雑草食第四弾。ノカンゾウのつぼみ。 先日、花を投稿したノカンゾウや八重咲きのヤブカンゾウ。うちの近くでも、畑の脇や空き地に生えているのを見ます。春の新芽や夏の花が食べられるのは有名です。今回、我が家のノカンゾウのつぼみを食べてみました。 例によって洗って茹でてお浸しに。これは、うまい!少しぬめりがあって、コリコリする良い歯応え。苦味や青臭さはありません。炒めたりしても美味しそう(うつ持ちなので、レンチンか茹でる以上の料理は出来ませんが😅)。 乾燥したつぼみは「金針菜」と呼ばれ、中華料理の材料や生薬として使われるそう。 生薬(蕾)「金針菜(キンシンサイ)」 生薬(根) Hemerocallis longituba ユリ科ワスレグサ属 多年草 在来種(中国原産?)
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令月
雑草食第三弾。ヤブガラシ。 そこら中でツルを伸ばし、藪を枯らすほど繁殖するヤツですね。ヤブガラシの新芽を見て、ふとこれ食べられるのでは?と思って調べたら、やっぱり食べてる人いました。 写真、分かりにくいですが、ツルの先端の新芽、紫っぽい部分を食べます。この部分だけ、いきなり土から出ているのもよく見かけますが、それでも大丈夫です。 適宜摘んで、洗って茹でて水に晒して、またお浸しにして食べて見ました。ちょっと茎の太い部分もチャレンジで入れてみたんですが、それは口に当たる感じ。それ以外は、青臭さも癖もなく、拍子抜けするほど。全然食べられます。すこしヌメリもあります。 アクが強いので水に長時間晒すと書いてあるサイトもありましたが、少なくとも新芽は、さっと水を通しただけで大丈夫でした。ただ、シュウ酸が含まれているそうなので、気になる場合、長めに水に浸した方が良いかも。 生薬(根)「烏歛苺(ウレンボ)」 Cayratia japonica ブドウ科ヤブガラシ属
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令月
雑草食第二弾。スベリヒユ。畑とか道端に生えてくる雑草ですね〜。葉っぱが多肉質で茎も柔らかくて這って伸びるヤツ。 これは、世界各地で普通に野菜として食べられているそうです。栄養も豊富らしい。洗って茹でて、ゴマと鰹節とだしつゆをかけて、お浸しに。これは、うまい!少し粘り気があって、酸味もある感じ。梅干しで和えたような風味を感じます。 生薬(全草)馬歯莧「ばしけん」 Portulaca oleracea スベリヒユ科スベリヒユ属
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令月
訳あって雑草食にちょっとハマってます。 写真はツユクサ。咲いてるやつ(いや、きっと咲いてなくても良いんだろうけど)の上の方をつまんで、洗って軽く茹で、サラダにして食べました。ツユクサが食べられるなんて全然知らなかったのですが、ネットで食べてる人がいたので真似してみました。食べてみると、癖もなく普通に食べられます。 生薬(全草)鴨跖草「おうせきそう」 Commelina communis ツユクサ科ツユクサ属
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