1個250円で販売されている高級トマト🍅を山梨県で作られている【ヨダファームさん】の栽培方法をご紹介します!
種植え
まずはじめの作業は種を植える作業です。ロックウールに種を植えていきます。
ロックウールは保水性がとても高いため、水分量を増やしすぎないことがポイントです。
ヨダファームでは、*接木をする際の土台用にロックウールで苗を栽培します(台木)。
(*接木:2個以上の植物体を、人為的に作った切断面で接着して、1つの個体とすることです)
ヨダファームでは4-5日で芽出しは完了です。
AGRIsでは、栽培方法を動画でわかりやすく解説✨
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カラ取り
播種してから約一週間後からカラ取りを行います。
こちらは接木するときに実の部分になる苗を育てています(穂木)。
発芽した後の作業ですが、葉の先端にからがついている状況では生育にばらつきが出るため(生育が悪い苗は破棄します_間引き)、カラを取ります。土は無菌土で毎年新しい土を使っています。
水やり
水やりは枯れないように隅々まで行います。
一見簡単な作業ですが、端が浸透しにくいため重点的にやるようにしてください。
小さい時期は2日に1度ですが、ロックウールの乾燥度合いを見て判断します。
水やりの後、苗の葉の表面に乗っている水を落とします。水が残っていると、葉が重さで曲がってしまい生育に差が出る可能性があります。繊細な時期ですので丁寧に作業を行っています。
接木のカット
発芽してから約2週間後たつと、接木を行います。
接木では市販のカッターで斜めに切っています。また、切断する位置は最も下にある葉と土の表面のちょうど中間部分です。
接木をすることで病害虫・環境の変化などの外部要因に対して相対的に強くなります。
結果として、より良い苗を作ることができます。
接木のチューブ刺し
カットしたあとは接木をする部位にチューブを挿します。
チューブの中に霧吹きで微量水を足すケースもありますが、基本的には切った断面から水が出てきますのでそちらで十分です。
接木の接地
穂木(土)と台木(ロックウール)をつなげます。接地面が双方揃うように同じ角度で切断しつなげます。
その際に手際よく作業するように心がけてください。また、チューブ内の水分がなければ霧吹きで水を足すようにしてください。
植え替え
接木をして約10日後に植え替えを行います。水耕栽培であるため、植え替えもロックウールです。また10日というのは根が活着するまでに要する時間です。
クリップ取り
植え替えを終え、接木した面がしっかり接合した段階で、クリップを取ります。作業はトマトを傷つけないように丁寧に行ってください。
またクリップを取るタイミングは接木をしてから約1週間程度です。
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