この冬もまた 楽しい出会いの時期に入っています!
葉を落とした植物達に会いにいきましょう❣️
シミュラクラ現象
人間には3つの点が集まった図形を人の顔
と見るようにプログラムされている、
という脳の働き!
パレイドリア現象
心理現象の一種で視覚刺激や聴覚刺激を
受け取り受け取り、普段からよく知った
パターンを本来そこに存在しないにも
かかわらず心に思い浮かべる現象!
キンモクセイ(金木犀)
*シソ科モクセイ属
花期は9〜10月
花が咲くのを香りで知るほど芳香な香りを持つこの木!
こんな冬芽と葉痕をもっていました
和名の由来は 樹皮がサイ(犀)🦏の足に似ている事からたそうてすが
葉痕の上にサイの角があるような🤔
しかも金色!→金木犀⁉️
自宅前の公園
カクレミノ(隠蓑)
*ウコギ科カクレミノ属
花期は6〜7月
千葉県南部以西から沖縄の暖地の沿岸地に生育!植栽は仙台市付近が北限!
常緑広葉樹の高木!
カクレミノは天狗👺が身にまとうと姿を消す事ができる「隠れ蓑」に似ているので
そのままカクレミノと名が付いたとか!
隠れていた方々はこんなお顔だったのかも😉
自宅付近
オニグルミ(鬼胡桃)
*クルミ科クルミ属
花期は5〜6月
果期は9〜10月
北海道〜九州に広く分布し湿気の多い川沿いなどに生える。
ひつじ🐏やアルパカ🦙に似ているとか?
基本の冬芽.葉痕です♪
私が昨年、この子との出会いから冬の楽しみ方を教わりました🥰
栗原市 伊豆沼付近
オオカメノキ(大亀の木) ❷-1
*レンプクソウ科ガマズミ属
春に紫陽花に似た白い花を付けます❗️
バンザイ🙌ボーヤ
お願いポーズ
ウサギ
など色々な呼び方をされているようです
宮城県秋保大滝植物園
オオカメノキ(大亀の木)❷ -2
*レンプクソウ科ガマズミ属
横から見たpicです。
この顔(葉痕)
登山中に出会えたこの子達!毎年秋になると探しながら歩いています!
➡️は、下に 去年の顔(葉痕)がまだ残っていて今出来ている冬芽が落ちるとこの上に3つ目の顔(葉痕)がまるでトーテムポールの様に重なるのです!
宮城県秋保大滝植物園
ヌルデ(白膠木)
*ウルシ科ヌルデ属
花期は7〜8月
日本全域で見られる低木として空き地などに真っ先に出現するパイオニア植物の一つ
大きなU字〜V字形の葉痕の中に冬芽があります。
冬芽は黄褐色の軟毛が密に生える中にあるため 芽鱗(冬芽を保護する 鱗状のもの)は見えません!
笑い顔の犬のよう!
仙台市太白山
ヤマウルシ(山漆)
*ウルシ科ウルシ属
花期は5〜6月
北海道〜九州の山地に普通に生える!
冬芽と枝先には短毛が密生!
葉痕はハート形〜三角形!
維管束痕は5〜15で、V字形に並ぶ!
ここは、幼木がありますので目線で見ることが出来ました!
切り口からの乳液は肌につくとかぶれるので注意❗️
宮城県多賀城城址公園
クサギ(臭木)
*シソ科クサギ属
花期は7〜10月
果期は10〜11月頃
北海道南部〜沖縄までの原野等によく見られる(パイオニア植物)
名前の由来は、葉や枝に特有の臭いがある事から!
花も果実も良く知られていますが、冬芽.葉痕まで個性的ですね。冬芽も赤紫色の毛糸の帽子をかぶっているようです!
この木を見に行こうとして、その途中で幼木を数本 見つけて覗いて見たら❣️どこかで見たよな 顔が!
近くの木から種が飛んで、芽生えた事がわかりました。
宮城県多賀城城址公園
イチジク(無花果)
*クワ科イチヂク属
花期は6〜9月
無花果は花の無い果実と 書きますが果実の中でたくさんの花を咲かせています!
↖️は果実は蕾でもあります❗️
先の尖った頂目からは葉が芽吹くのがわかります❗️
太めの枝は、不思議にくねって!子育て中のお母さん??
仙台市若葉区荒浜海岸付近
ヤブムラサキ(薮紫)
*シソ科ムラサキシキブ属
花期は6〜7月
果期は10〜11月
宮城県以西〜九州の明るい林内や林縁に自生する。
モフモフの萼片が特徴的でしたが、冬芽はさらに!毛皮のコート(星状毛)を纏っていました!
口に見える所が葉痕❣️
どこの星からやってきたのやら🧐
仙台市太白山
アジサイ(紫陽花)
*アジサイ科アジサイ属
花期は6〜7月
どこにでもある紫陽花ですが、花が終わるとただの棒のように感じていました。
覗いて見ると お住まいの方々が…❣️
この時は、赤く紅葉していました!
もう寒波で 茶色に変身ですね!
表情が皆違うのも楽しいですネ
⬅️多賀城城址公園 12月23日
➡️荒浜海岸付近 12月9日
ニセアカシア
別名 ハリエンジュ(針槐)
*マメ科ハリエンジュ属
花期は5〜6月
北アメリカ原産で1873年に街路樹や公園樹、庭木や防風林として導入されたが成長が非常に早く、今では各地で野生化!
花から上質な蜂蜜が取れ、アカシアの蜂蜜は、ほとんどがニセアカシア の蜂蜜だそうです!
要注意外来生物ワースト100に撰定されている。
A:葉柄がまだ付いています
B:少し触ったらボトリと落ちて、まだ緑
の出来立て葉痕が顔を出しました! 小
さな角の様なものが見えますが 後に刺
になります!
C:冬芽は この葉痕の中にあって次第に
中央が盛り上がり3つに裂けて新芽を
出します!
その様子は 次第に変化して 違う種類の犬を見るかのようです。
12月9日の様子です
仙台市若葉区荒浜海岸付近
ムクゲ(木槿) ❷-1
*アオイ科フヨウ属
花期は7〜9月
中国が原産で古くから観賞用に栽培されたが、暖地では野生化しているようです。
この場所も 津波で何も無くなった場所にいつの間にか生えていました。
果実の冠毛がキレイなので覗いて見たら!
不思議な生き物が住んでいましたよ❗️
仙台市若林区荒浜海岸付近
ムクゲ(木槿) ❷-2
夏にハイビスカスのようなキレイな花を咲かせますが、現在の冬芽.葉痕はこんな方々です😳
葉が落ちたばかりだと、緑色が残ります!
1月13日の様子です
自宅付近
サンショウ属3-❶
サンショウ(山椒)
*ミカン科サンショウ属
花期は4〜5月
果期は9〜10月
北海道〜屋久島までの丘陵や山地、落葉樹林内に自生し、反日陰の湿潤な場所に生える落葉低木!
香味料として栽培もされる。
刺の付方
サンショウ→対生
イヌザンショウ→互生
カラスザンショウ→不特定多数
魏志倭人伝にもその名が登場するほど古くから日本人に親しまれる!
新芽は「木の芽」として
種子は「香辛料」として
宮城県多賀城城址公園
サンショウ属3-❷
イヌザンショウ(犬山椒)
*ミカン科サンショウ属
花期は8〜9月
果期は9〜11月
北海道〜屋久島までの山地や丘陵に生える
刺の付方
イヌザンショウ→互生
サンショウ→対生
カラスザンショウ→不特定多数
名前は料理に使われるサンショウに比べて葉や実香りが乏しいことから!
伐採後に真っ先に生えてくるパイオニア植物の一つ
仙台市太白山
サンショウ属3-❸
カラスザンショウ(烏山椒)
*ミカン科サンショウ属
花期は7〜8月
果期は9〜11月(11〜翌1に黒い種となる)
本州〜九州の河原、崩壊地、伐採地などに生える。
サンショウ属の他の種に比べるとはるかに大きいので区別できます。
刺の付方
カラスザンショウ→不特定多数
サンショウ→対生
イヌザンショウ→互生
名前はサンショウに比べて木も葉も大きい事からカラスが付いたそう!
香りは 何とバニラに近いんだとか⁉️
(春に確かてみます)
裸地ができると真っ先に生えるくるパイオニア植物の一つ!
仙台市太白山
クズ(葛)冬芽.葉痕
*マメ科クズ属
花期は8〜9月
世界の侵略的外来種ワースト100の選定種の一つてすが、この時期はあまり目立ちませんね!
土手等を少し探してみるとこんなお顔の方々が…❣️
クズの住人は本当に面白いですね👍
宮城県栗原市伊豆沼付近
マンサク(満作)
マンサク科マンサク属
花期は2〜3月
本州〜九州の山林に自生するほか、花木としての栽培もされる。
東北地方では まだ↙️⬇️↘️のような
冬芽.葉痕の姿が目立ちます!
⬆️船岡城址公園
↙️⬇️↘️栗原市伊豆沼付近
ネジキ(捩木)
*ツツジ科ネジキ属
花期は5〜6月
(下向きに白いつぼ形の花)
本州〜九州の低山から山地まで自生。
和名の由来は幹が捩れることから⬇️!どうやったら こんなに捩れるのかしらね🤔
こんなに捻れている枝先には赤い帽子のかわいい子達が❣️
「三大美牙」の一つ
(他はコクサギ、ザイフリボク)
仙台市野草園
ニシキギ(錦木)
*ニシキギ科ニシキギ属
花期は5〜6月
北海道〜九州の丘陵や山野に自生する。
紅葉が美しいですが、赤い果実が割れて種が顔を出しています。この時期になると、冬芽の存在感が出てきますね。
その下には小さな葉痕も❗️
ニシキギは、特にコルク状の翼が美しいと感じます。
(よく似た同属のコマユミに翼は無し)
↘️髭のインディアン?
↙️武士の裃?
仙台市 太白山
ユリノキ(百合の木)
別名 ハンテンボク(半纏木)
*モクレン科ユリノキ属
花期は5〜6月
チューリップに似た花を咲かせます!
まだ、乾いた果実がたくさん残っていました!
無毛の芽鱗の冬芽(頂芽)は大きめで、アヒルのクチバシと言う人も!
葉痕は、丸〜楕円!
とてもさが高くてハンサムな木ですね❣️
仙台市野草園
ありがとうございました😊!
次回に続きます❣️
かしさんの着眼点がすごいですね❣️
紹介していただかなかったら
全く気がつかないことでした〜😃
ありがとうございます✨
どのコも可愛く見えてきますね〜👀
私は山椒がお気に入りです💕