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黄色く愛らし花を咲かせるキンポウゲは春になるとよく見かけます。よく名前は聞くもののどんな花なのかわからなかったりもしますよね。そこで今回はキンポウゲについて解説しています。
キンポウゲの基本情報や花の特徴、似た花はどんなものがあるのか、花言葉についてもまとめました。
キンポウゲは春に花を咲かせる植物で、3cmほどの黄色い花を咲かせるのが特徴です。5枚花弁のキンポウゲが代表的ですが、八重咲のキンポウゲもあります。
キンポウゲの草丈は30cmから60cmで、葉にはギザギザとした切れ込みが入っていて繊細な見た目をしています。
キンポウゲは群生して咲くことが多く、花期になると一面金色になりとても美しくなります。キンポウゲの花には独特の光沢があり、これが金色の鳳に例えて「金鳳花」という名前がつけられています。
キンポウゲはキツネノボタンによく似ています。キツネノボタンは道端や湿地などに自生する植物で、草丈は15cmから80cmです。ガクは5枚あるため、5枚花弁にように見えます。
花期は4月から7月で、キツネノボタンと花期が重複するため開花時期だけで区別するのは難しいです。
草丈がやや高いのがキツネノボタンです。
ウンナンオウバイは、オウバイモドキとも呼ばれます。こちらはキンポウゲに近い植物ではなく、モクセイ科の低木です。そのため全体的な見た目はかなりキンポウゲとは違いますが、花の見た目はよく似ています。
ウンナンオウバイも黄色い花を咲かせ、花期は3月から4月頃です。ウンナンオウバイとキンポウゲでは花期もやや重複します。
キンポウゲは鉢植え、地植えどちらでも育てることができます。明るい場所を好むため、日当たりのよい場所で栽培をしましょう。
土も選びませんが、水はけのよい土を選んでください。市販の草花用培養土でも栽培ができます。
水やりは地植えの場合は晴天が続くときのみに水を与えてください。鉢植えの場合は土の表面が乾いてから水を与えましょう。
キンポウゲの花言葉は、「栄光」、「栄誉」、「子どもらしさ」、「中傷」です。
キンポウゲは茎が細く、風によくなびくことから子どもっぽく見えて「子どもらしさ」となっています。ちなみに英語名の「バターカップ」は「子どもらしい」という意味もあります。
キンポウゲには葉や茎に毒が含まれるため、「中傷」という花言葉に繋がったのでしょう。キンポウゲの花はツヤっとしているため、太陽光にあたると金色に見えます。このことから「栄光」、「栄誉」という花言葉になったとされています。
キンポウゲは花こそ小さいですが、光沢がある黄色の花はとても美しいです。シンプルな見た目で寄せ植えにも向いているので、お庭にお迎えしませんか。風に揺れる様子がとても愛らしくておすすめです。
GreenSnap編集部