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公園や街路樹などで見かけることがあるムクゲは、古くから栽培されてきた植物で和歌では秋の季語にもなっています。
ムクゲに似た植物で芙蓉やハイビスカスがあり、花姿や開花時期も似ていることからよく間違われています。
今回は、ムクゲの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
この花言葉は、ムクゲの古い学名が「Althaea frutex(低木のタチアオイ)」で、タチアオイというのは中世の時代に十字軍によりシリアから運ばれてきたことに由来するといわれています。
ムクゲの花の一つ一つの開花期は短いのですが、次から次へと新しい花を咲かせてくれることが特徴的です。
ムクゲと似ている花で芙蓉とハイビスカスがあります。花姿や開花時期も似ているためよく間違われることがあります。それぞれの特徴を簡単に紹介します。
開花時期は7月から10月で、雌しべの先がまっすぐになっていて、雄しべが柱頭の下につきます。
柱頭を見てあげるとある程度の見分けはつきそうですね。
ムクゲは江戸時代から品種改良が盛んに行われ園芸品種が多く作られました。いくつか紹介していきます。
とても涼し気で一重の白色の花が咲くのが特徴となっています。
白地ですが中心部分が赤色の花が咲くのが特徴となっています。
半八重咲で赤紫色の花が咲くのが特徴です。花笠という名前がつく品種は、いづれも半八重咲となります。
樹高が2mくらいまで生長する大きな品種です。花の色は咲き始めの時期にはまだ白色で中心部分は赤いですが、それが徐々にピンク色へと変化するのが特徴です。
先程ご紹介したバーンズの枝の部分の変わり品種となっています。花の色は白色のままでそれがピンク色へと変化することがないのが特徴となっています。
ムクゲはその昔は家相風水学においては、災難を招くと凶木とされて避けられてきた経緯があるようです。
しかし現代においては、大きな美しい花を咲かせる事から好まれる傾向が強くなっています。その証拠に庭木や生け垣にもよく利用されています。
次々と花を咲かせてくれる上に、土壌や気温などの環境の変化にも強いため、今では生命力の象徴として考えられているようです。韓国では、このムクゲは国花としての指定を受けているくらいです。
そんな古くから日本人に愛されてきたムクゲを育ててみてはいかがでしょうか?
GreenSnap編集部