食べたパイナップルの冠芽を挿木してご家庭で香り高い鉢植えの完熟パイナップルを収穫しよう❗️
買ったパイナップルから挿木する冠芽を準備する
訳あって今年から日本に輸入される事となった台湾パイン
酸味が無く上品な美味しさ。
石垣島から届いた憧れのゴールドバレル
頭を下に向けて箱詰めされて届きました。
しかも、
一個は芽の芯が摘み取れれていて有りません。
正にプロフェッショナルの送り方です。
理由:①甘味は下の方に偏る(濃い果汁の方
が比重が大きいから)ので均等に
する為
②芽を摘んでおく事で養分を実に集
中させる為
ゴールドバレルの断面と冠芽
超新鮮‼️
味は酸味が全く無く、甘味・香りが濃くて
台湾パインより上です。
まずは台湾パインの冠芽を鹿沼土に挿木します。
・実から冠芽を取るには全体を握り、クルッと回すと簡単に外せます。
・実が付いていると腐り易いのでナイフで下の方を切り取り、茎が2、3cm出るまで下の小さい葉をむしり取ります。
・3日程乾燥させてから挿木します。
こちらは台湾パインの冠芽を水差しした物です。
収穫されてから時間が経っており、かなり葉が傷んでいます。
・根が出るまで水を毎日交換しました。
台湾パインの水差しが発根しました。
4月末に水差し開始後、やっと1ヶ月かかって発根
❇︎収穫後時間が経っていて葉がかなり傷んでいたので、こんなに時間がかかったと思います。
挿木をする予定でしたら葉の綺麗な物を選びましょう。
発根から7日後に鉢上げ
❇︎パイナップルはブルーベリーと同様、酸性土壌が必要な為、鹿沼土と培養土を半々位で植えます。
鹿沼土に挿木した方は新葉が伸びて来たら発根しているので上記の用土に植え替えました。
石垣島産ゴールドバレル
新鮮な為、水挿し(7月15日)後5日で発根
ゴールドバレル発根から一日後の7月21日の根の状態
ゴールドバレル発根から8日後、鉢上げ
ピーチパインの蕾確認後の成長記録
7月14日に収穫したピーチパインの発蕾後の成長記録
今年3月14日、多分3年前(GSを始める前で記憶が・・・😅)の夏に挿芽したピーチパインに蕾が出て来ました。
❇︎パイナップルは葉が40枚程度出ると発蕾するそうです。
7号鉢から10号鉢に鉢上げする予定でしたが、芯の色が赤くなり出し蕾が。
1年前にしておくべきだった。🥲
3月29日(発蕾後15日)
5月2日(発蕾後49日)
パイナップルらしくなってきました。
5月10日(発蕾後57日)
花が咲いてます。
パイナップルの実はこの花の実の集合体です。
8月14日(発蕾後153日)㊗️収穫
庭に甘い香りが漂い、完熟となった事がわかります。
大きさ9cmのミニピーチパインです。
重さ318g
食レポ
ピーチパインは実の色が他のパインよりも白いですが、名前通り酸味が無く、桃のように甘く風味が良いですね。
まとめ
パイナップルの冠芽挿しから育てている方や、これから挑戦してみたい方に少しでも参考になればと投稿しました。
ただし、私の栽培環境は冬は小温室で最低気温13℃程度です。
最低温度は部屋で育てる場合と変わらないと思いますので部屋でも日光に十分当てれば可能と思います。
❇︎注意:葉の先端や葉の縁のトゲを切って栽培しないと危険です。
地植え出来る沖縄やビニールハウスが理想的でしょうが、そういう方はほとんど居ないと思いますので、出来れば10号鉢で栽培すればもっと大きい実が収穫出来ると思います。
注意点は、
①用土はph5.5から6(酸性)で水捌けの良
い土
②鉢は順次大きい鉢にしていき、置ければ
10号鉢以上に。
収穫後、株元から出る脇芽から育てると1年で収穫出来るとの情報も有るので、気が向いたら今回収穫した株の脇芽で栽培してみるかな〜🤔
I’ll be back・・・⁉️
市販されていない、若しくは高級果物の育成と食レポを楽しませて頂いてます😄