warning
error
success
information
家庭菜園でも根強い人気を誇るミニトマトは、栄養も満点で、料理の彩りにも重宝される万能野菜です。ここでは、そんなミニトマトの収穫の仕方や収穫時期、収穫量やその後の手入れなどをご紹介します。トマトの収穫方法もほぼ同じ方法なので、トマトを栽培している方もぜひ参考にしてみてください。
ミニトマトの収穫時期は、7〜8月頃です。中玉、大玉トマトよりも、1〜2週間ほど早いタイミングで、収穫時期を迎えます。ミニトマトの花が開花してから、約40〜60日ほど経った頃が目安です。
ミニトマトの収穫の仕方は、とても簡単です。
ヘタの周辺まで赤くなっている実を、園芸用のハサミを使って切り落としていきます。このとき、なるべく茎は短く切ります。
収穫の手間がほぼないということも、ミニトマトが家庭菜園で人気を博している理由の一つです。
食べごろのミニトマトの見分け方は、ヘタを見ればわかります。ヘタ部分にあるガクが反り返って丸まっているものが、収穫のベストタイミングです。
ミニトマトは収穫時期を逃すと、熟しすぎて実に亀裂が入ってしまいます。そうなると実がどんどん傷んでしまうため、収穫のタイミングはしっかり見極めておきましょう。
ミニトマトは成長するとともに、枝や葉がぐんぐん伸びてきます。ただし、あまり葉が生い茂ってしまうと、そちらにも栄養がいってしまうため、実の栄養が少なくなったり、実がなりづらくなってしまいます。
そのため、定期的にわき芽かき(茎の根元の芽を摘むこと)や摘心(茎の頂上を切ること)を行っておきましょう。
また、そうすることで苗の風通しが良くなり、病害虫の予防にもつながります。
ミニトマトは鳥の被害に遭いやすいです。どんなに手入れをしても、鳥に食べられてしまっては収穫することができなくなってしまいます。
ミニトマトの実がまだ青いうちから、プランターの周りをネットで囲っておきましょう。
ミニトマトの苗は収穫を終えたら枯れてしまいます。そのため、すべての実を収穫し終えたら片付けてしまって大丈夫です。
苗を土から抜き、土は分別して処理しておきましょう。支柱や紐は使い回すことができるので、別で保存しておくとよいでしょう。
収穫したミニトマトは、常温でも冷蔵でも保存が可能です。常温では約4日ほど、冷蔵では約1〜2週間ほど保存することができます。
冷蔵保存する場合は、ヘタをとって実を水洗いし、水気をよく拭き取ってから保存袋に入れます。もしくは、タッパーなどの容器に水を入れ、実を浸した状態で保存することもできます。ただし、この場合はミニトマトのヘタは取らないでおきましょう。
家庭菜園でも人気のミニトマトは、野菜の中でも比較的かんたんに収穫ができるのが魅力です。
収穫のコツさえ掴んでおけば、収穫の手間もほとんどないため、たくさんの実を楽しむことができます。また、品種によっても収穫量に差が出たりするので、ぜひさまざまなミニトマトの栽培にチャレンジしてみてください。
GreenSnap編集部