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酸味があるレモンは、ジュースやジャムそして料理など使い方のバリエーションが実に豊富です。最近では家庭菜園としても人気が高まり、地植えと鉢植え両方で栽培することができます。
レモンの育て方は難しくないので、初心者の方でも育てられることが魅力の一つです。レモンは収穫のタイミングが大切なので、最適な時期に収穫しておいしいレモンを楽しみたいですね!
今回は、レモンの収穫時期や食べ頃の見分け方、収穫方法や注意点などについて詳しく紹介していきます。
レモンの木は春から秋にかけて白い小花を咲かせ、花が咲き終わってから約半年後に果実を収穫するとよいです。
レモンの木を苗から育てた場合は2~3年ほど、味のよいレモンを育てるには約5年の時間がかかります。少しでも早く収穫したいようであれば、ホームセンターなどで3年以上育てられている大苗を手に入れることをおすすめします。
レモンは国内では広島県や愛媛県が主産地で、温暖で日当たりのよい場所を好み、寒さを苦手とします。おいしいレモンを栽培するためにも、栽培環境には配慮しましょう。
また、レモンは鉢植えでも育てることができ、ベランダなど限られたスペースでも栽培が可能です。そのため、寒い冬の時期は室内に移動させて日当たりと風通しのよい場所で管理するとよいです。地植えであれば、木全体を不織布で覆い冬越ししましょう。
レモンの収穫時期は地域によって異なりますが、一般的には10~3月頃です。グリーンレモンであれば9月頃、黄色いレモンの場合は12月以降が適期です。
レモンは直径5cmほどが収穫の目安で、皮の色がグリーンから黄色に変わる時がベストなタイミングです。黄色いレモンは熟しすぎてしまうと酸味や果汁が少なくなるので、なるべく早く収穫するようにしましょう。また、レモンの収穫は晴れた日の午前中に行うと良いです。
レモンはある程度の重みがあり、果実の表面にハリやツヤがあるものが食べ頃です。厚い皮よりも薄い方が果実が沢山詰まっていて、全体的にむらがないものがおいしいレモンです。
1本のレモンの木には約200~300個ほどの果実がなるので、お庭などに1本植えるだけで十分楽しめます!
レモンを収穫する際は果実を手で持ち、果柄の部分をハサミでカットして枝から切り離します。カットした果柄は、果実を傷つけないように軸の長い部分をカットしましょう。
レモンを手でもぎ取ることも出来ますが、果実が傷つく場合があるのでなるべくハサミを使うとよいです。
また、レモンの枝にはトゲがあるため、収穫する時は軍手を着用して作業することをおすすめします。
レモンは緑色のうちに収穫することもできますが、収穫が早すぎると果樹が少なく香りもあまりのっていません。レモンをおいしく召し上がるためにも、収穫のタイミングには注意しましょう。
また、レモンの果実が多い場合は、小さいうちに摘果するとよいです。レモンの木に果実を多くつけると一つ一つの果実が小さくなってしまい、翌年の収穫量も減ってしまう可能性があります。このような場合は、木の下の方から小さな果実を摘み取りましょう。
レモンを収穫した後は、常温であれば10日ほど保存が可能です。グリーンレモンであれば、室内に保管して追熟させることもできます。
収穫したばかりのレモンは酸味が強いため、黄色いレモンは収穫後3~4日ほど追熟させると酸味が落ち着いてきます。
レモンは2~3個または一つずつビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存すれば1か月ほど持ちます。カットしたレモンはラップに包んで冷蔵庫で保管し、早めに使い切りましょう。
その他、レモンは冷凍庫でも保存可能ですが、その場合は丸ごとではなくイチョウ切りや輪切りなどあらかじめカットしておくと使いやすいです。レモンは常温保存も可能ですが、長期的に保存する場合は冷蔵庫または冷凍庫がおすすめです。
レモンは用途が多く料理などでも重宝するので、自分で育てて収穫できると便利ですね!レモンは収穫時期が早すぎると果実の味にも影響が出てくるので、最適な時期に収穫することが大切です。
レモンの収穫時期を見極めて、ぜひともおいしいレモンを収穫しましょう!
GreenSnap編集部