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ハオルチア・クスピダータは、南アフリカを原産地とする、ぷっくりした形が可愛い多肉植物です。サイズは成長しても15cm程なので、手軽に育てられます。そんな初心者にもおすすめのハオルチア・クスピダータの育て方をみていきましょう。
ハオルチア・クスピダータは、光が強い場所は生育環境に向いていないため、お部屋の半日陰になっている場所か、ベランダも半日陰を選んで育てましょう。また、直射日光が当たると、生育状態が悪くなってしまうので注意して下さい。
ハオルチア・クスピダータの生育期間にあたる春の3月~梅雨の6月頃と秋の9月~11月頃は、用土が乾いたら鉢底の穴から水が出てくるぐらい、たっぷりと水やりをして下さい。
ハオルチア・クスピダータの休眠期間となる夏と冬の季節は、用土が多湿になると根が腐る原因となりますので、水はほとんど与えなくていいでしょう。
ハオルチア・クスピダータの生育期間には、緩効性化成肥料や液体肥料も少し与えておきましょう。
ハオルチア・クスピダータを育てるときは、多肉植物の土を使用して育てて下さい。
自分で用土を配合したいのであれば、鹿沼土小粒:2、赤玉土小粒:2、ピートモス:2、川砂:2、くん炭:2の割合で配合すると、水はけが良くなり、生育に最適な用土になりおすすめです。
ハオルチア・クスピダータの植え付けや上か時期は、生育期間の前が最適になりますので、2月頃に行うといいでしょう。
ハオルチア・クスピダータを植えつけてから何年か経過すると、用土も古くなり固くなってきて、根がうまく成長しなくなるため植え替え作業は必要となります。
ハオルチア・クスピダータは「株分け」の方法で、手軽に増やすことができます。
ハオルチア・クスピダータは多湿に弱いので、株分け作業をする数日前に、水やりを控えて用土を乾燥させて下さい。鉢から抜いて根についている土を、ある程度落として下さい。
清潔なハサミを使用し、枝分かれしている根元を、2分の1などにカットします。カットした茎を乾燥させた後、用土に植え付けて、水を与えないで管理します。1週間後ぐらいに、水をたっぷり与えましょう。
ハオルチア・クスピダータの耐暑性は少し弱いので、室内で管理するようにしましょう。水の与え方が成長のポイントになりますので、季節により水やりは気を付けて下さい。
ハオルチア・クスピダータは花が咲くと、カイガラムシ、アブラムシがつくことがあります。数が少ない場合は、歯ブラシや柔らかい布などでやさしく拭いて落として下さい。いっぱいついている場合は、カイガラムシやアブラムシ専用の殺虫剤を使用します。
また、用土が多湿ぎみの状態になっていますと、キノコバエの幼虫(うじむし)が発生し、根や茎を食べてしまいます。見つけましたら専用の殺虫剤で、駆除するといいでしょう。
最適な室内環境に移動すれば、ハオルチア・クスピダータが枯れることはあまりありませんので、園芸ビギナーの人でも育てられます。
※トップ画像はhisaeさん@GreenSnap
GreenSnap編集部