阿南田零さんの庭,ホタルブクロ,ヤマアジサイ✴︎の投稿画像

タイリンキンシバイ

ヒペリカム 'ヒドコート'

Hypericum 'Hidcote'

Hypericum × hidcoteense

Hydrangea serrata var. serrata

シチダンカ

Hydrangea serrata 'Prolifera’

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阿南田零

2024/06/01

《歳時記》

①タイリンキンシバイ(ヒペリカム 'ヒドコート' (=Hypericum 'Hidcote')
Hypericum × hidcoteense
Hypericum addingtonii 、H. calycinum(セイヨウキンシバイ) 、H. hookerianum(ヒマラヤキンシバイ)の３種交配。
ヒドコートという名はイギリスのヒドコート・マナー・ガーデンで作出されたことによる。

以前はこれをキンシバイの改良品種と書いてる人がよくいたが、そもそも交配親にキンシバイ(Hypericum patulum)は含まれていない。最近はもっと悪化して、これをキンシバイだと勘違いしてる人が増えてる様子。花の大きさや開き方、雌ずいの長さなど、キンシバイとの明瞭な違いはいくらでもあるが、ちゃんとした図鑑などで調べず、原典も不明なネット記事等の間違った記述を鵜呑みにする人が多いんだろうな。
悪貨が良貨を駆逐する過程を見ているようだ。
ちなみにウチの“本物の”キンシバイはまだ咲いてない。

②ホタルブクロ
Campanula punctata Lam. (1785)

咲き始め。白はまだ咲いてない。

③ヤブムラサキ
Callicarpa mollis Siebold & Zucc. (1846)

鳥の落とし物から生えた実生。

④ヤマアジサイ
Hydrangea serrata (Thunb.) Ser. (1830) var. serrata

と、その八重咲き品種である↓

⑤シチダンカ(=ヤマアジサイ '七段花')
Hydrangea serrata 'Prolifera’

ユカリ

2024/06/07

すみません…
勘違いしている一人です。
いけばなで漢字表記するので
これを金糸梅と書き、そう呼んでいます。
ダメですか？

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阿南田零

2024/06/09

@ユカリさん
一般的な植物名としてじゃなく生け花の世界の中で、キンシバイもタイリンキンシバイも区別せずキンシバイと呼ぶってことなら、それはそれで良いのかもしれませんね。
ただ、それは例えば大輪のシンビジウムを春蘭と同属だから春蘭として生けてあるとか、ツバキもサザンカもワビスケも全部ツバキ属だから区別せずツバキと呼ぶってのと同じだと思うんですけど。

例えば、キンシバイと同属のビヨウヤナギが金糸梅として生けられても違和感ないですか？

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阿南田零

2024/06/09

@ユカリさん
ちなみにユカリさんが６月６日に投稿されてるキンシバイはタイリンじゃなく本物のキンシバイに見えますよ。

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ユカリ

2024/06/09

@阿南田零さん
丁寧にご返答ありがとうございます。
専門の知識で投稿されているのに
お花の世界では良いですかって
質問自体愚問でした🙇‍♀️💦

キンシバイよりビヨウヤナギが好きと言ったり
ショウブではなくハナショウブですと
周りに言っている自分が恥ずかしいです。
ありがとうございました。

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阿南田零

2024/06/09

@ユカリさん
花の名前をどこまで細かく区分するか、状況によって違いがあるのは当然だと思うんです。チューリップで括って良い場合と品種まできちんと分けた方が良い場合とか。

ただ、キンシバイの場合は、例えば公園でキンシバイと名札がついてる植栽が実はタイリンキンシバイだったり、タイリンキンシバイとキンシバイの名札が逆だったりというのが増えてきてる気がして、《区別しない》のではなく区別できなくなっているんじゃないかというのが気になってるんですよね😅

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