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ユニークな姿をしているホタルブクロはその形から「釣鐘草」という別名もついています。山野草でさまざまな場所で目にすることができ、ガーデニングでも楽しむことができます。
今回は、ホタルブクロの花言葉や種類、特徴を紹介していきます。
ホタルブクロの花言葉には、「正義」「忠実」「貞節」などの意味があります。
一つは、昔の子どもたちがよくホタルを捕まえる際に、このホタルブクロの花を使って捕まえて遊んでいたという説です。また、このホタルブクロの花のような袋にホタルを捕まえていて、その袋に形状がにていたからという説と、提灯の古い名前「火垂る袋」が転じて、その提灯のような形から名づけられたという説などです。
地域によっては、ホタルブクロを「提灯花」と読んだりもしています。また、英名の”Bellflower”は、花の形が教会の鐘に似ていることから名付けられています。
ホタルブクロは、白色から濃紫色または紅紫色の釣鐘型の花を、おじぎをするようにうつむいて下向きに花を咲かせます。
花の大きさは4センチから5センチほどで、花のヘリに浅い切れ込みが5つ入っています。関西では白系統のホタルブクロが多く、関東では紫系統のホタルブクロが多いです。
ホタルブクロには隣り合う萼(がく)との間に、付属品のようなもの(反り返った副萼片)がありますが、ヤマホタルブクロには副萼片がありません。
同じホタルブクロ属の仲間で英国式の庭造りに欠かせないのがカンパニュラです。こちらは主に地中海沿岸に生育していています。
最もポピュラーな種類のフウリンソウです。大きいものでは草丈が1メートルにもなり、その名の通り風鈴のような形をした花が特徴です。葉はロゼッタ状に広がっていきます。
フウリンソウは、最近ではカンパニュラ・メディウムとして呼ばれることが多いです。
別名「カンパニュラ・タケシマナ」と呼ばれる品種で、フウリンソウやホタルブクロと違い花が裂けていて、キキョウ科の花であることを強く感じさせます。
ホタルブクロは野草花で、日本全国どこでもみることができます。繁殖力は旺盛で、花壇などに植えっぱなしにしておくと、増えすぎて困るくらいに強い生命力を有しています。
釣り鐘のような特徴的な花は人気でガーデニングでも楽しまれることが多いです。みなさんもホタルブクロをお庭で楽しんでみてください。
GreenSnap編集部