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ケンチャヤシはヤシの仲間で大変耐陰性が強い植物です。ケンチャヤシは室内でも育てやすいですし、トロピカルな雰囲気も堪りません。室内で育てる観葉植物が欲しいならば打って付けでしょう。そんなケンチャヤシの育て方を詳しく見ていきましょう。
ケンチャヤシは、基本的に日当たりの良いところで育てます。とはいえ、半日陰でも室内でも問題なく育てることもできます。
もっといえば、ケンチャヤシは日陰で育てることも可能なくらい耐陰性が強い植物でもあります。しかし、日陰で育てると十分に日が当たらずに葉っぱが全体にたれてくることもあるので、なるべく日陰は避けた方が良いでしょう。
また、風が強いところにも置かないようにしてください。これはヤシ類に共通していえることですが、風に当てると葉が痛みやすくなります。
ケンチャヤシを育てている表土が乾いたら水を与えます。葉水をすることによって空気の乾燥を防いで葉の痛みを抑制できるので、こまめに葉水してあげましょう。冬場ならば水やりは少なくします。
ケンチャヤシへは、冬場以外は2ヶ月に一回緩効性肥料を与えます。
ケンチャヤシを育てるときは、新しい用土を用いてください。
ケンチャヤシの植え付け時期は、3月から5月が適期です。ケンチャヤシを育てる場合、ポット苗を購入してきて植えることが多いでしょう。
ケンチャヤシの植え替えは、2年に一回程度行います。植え替え時期は、初夏が適期です。植え替えしないと、根詰まりが起こりやすくなります。
ケンチャヤシは実で増やします。ケンチャヤシの実ができたら、3月から5月にかけて撒きましょう。
ケンチャヤシには、カイガラムシが発生することがあります。カイガラムシは成虫になると対処が難しいので小さいうちに除去しておきます。
様々な原因でケンチャヤシが枯れることがあります。例えば、植え替えをしないと根詰まりを起こして枯れやすくなります。ほかにも、葉水をしっかりして乾燥させないようにしておいた方が良いでしょう。
ケンチャヤシを室内で育てている場合には、積極的に窓際などに移動させるなどして、日に当てるようにしてください。日にあまり当てないと樹形が乱れたりします。
ほかにも、しおれている葉があったらこまめに取り除きます。また、大きくなるにしたがって葉が広がるため、スペースのあるところに置きましょう。
ケンチャヤシは簡単で育てやすいです。室内でも育てやすいのでインテリアのひとつとして楽しんでみましょう。
※トップ画像は光一さん@GreenSnap
GreenSnap編集部