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観葉植物には1000以上もの種類があるため、どれを選んだらいいか迷う方も多いはず。そこで今回は、国内最大級の植物コミュニティアプリ「GreenSnap」を利用している約300万人のユーザーの最新データを基に、以下5つの観点で比較検証を行い、室内におすすめの観葉植物30種類を厳選します。
※「人気度」については、GreenSnap内で検索された数や実際に育てているユーザー数を基にして、独自に数値化しています。
1000種類ほどある観葉植物の中から選ばれた、特に人気のある種類だけをご紹介しますので、ぜひ室内の観葉植物選びの参考にしてください。
観葉植物を置くだけで、何もない殺風景な室内でも、雰囲気はガラッとおしゃれに変わります。グリーンが目に入ると、部屋に広がりもでますよ。
また、観葉植物の出身地やルックスによって、南国風や和風など、さまざまなインテリアコーディネートに一役買ってくれます。観葉植物はおしゃれな部屋づくりには欠かせない存在です。
観葉植物には、根から水分を吸って葉から発散する「蒸散作用」や、二酸化炭素を吸って酸素を放出する「光合成」などの働きがあります。
そのため、観葉植物を室内に飾ることで、適度な湿度と快適な酸素量のある空間になるのです。そのほかにも、観葉植物の種類によっては、ホルムアルデヒドなどのハウスシック症候群を引き起こす有害物質を吸着する空気清浄効果をもつ植物などもあります。
観葉植物の緑色から受ける視覚効果や、植物が発する揮発性物質「フィトンチッド」の香りには、ストレスを25%軽減し、リラックス効果を29%上昇させる効果があると、医学的にも証明されています。
住まいやオフィスに飾ることで、より過ごしやすい環境をつくりだしてくれるのです。
※出典:2019 ⽶国abcNEWSで紹介されたイリノイ⼤学の研究/
千葉⼤学環境健康フィールド科学センター宮崎良⽂先⽣「花きの効⽤に対する正しい知識の検証・普及事業パンフレット(農林⽔産省)」
パキラは簡単に育てられ、安価で手に入りやすいことから、初心者入門としておすすめの植物です。8号以上の大株は幹を三つ編みに仕立てた株もあり、部屋をおしゃれに彩ってくれます。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 冬以外は表土が乾いたらたっぷり水やりする。冬場は乾燥気味に育てます。土が乾いてから2~3日過ぎてから水やり。日当たりと風通しのいい場所に置く。 |
花言葉 | 「快活」 |
幹が入り組むように育つガジュマルは、神秘的かつ力強い樹形が魅力の観葉植物です。「精霊が宿る木」といわれ、縁起がよく育てやすいので初心者にもおすすめですよ。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★☆☆☆ |
育て方ポイント | 真夏はレースカーテン越しにするが、それ以外の時期はガラス越しの日光に当てる。水やりは春から秋までは土が乾いたらたっぷり、冬は控えめにする。 |
花言葉 | 「健康」 |
ポトスはつる性の観葉植物で、肉厚幅広の葉を持ち、育てやすさもピカイチです。つるを誘引する楽しみがあり、誘引の仕方で成長を調整できます。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★★★★ |
育て方ポイント | 1年を通して明るい日陰か日陰で育てる。元気がなければ数時間日に当てる。水やりは夏から秋まで土が乾いたらたっぷり、冬から春は乾燥気味にして葉水をする。 |
花言葉 | 「永遠の富」 |
切れ込みの入った大きな葉が特徴的なモンステラ。つる性でハンギングにしたり垂らすこともできます。エキゾチックな雰囲気で、どんなインテリアにも合わせやすい観葉植物です。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 春から秋は直射日光を避け、冬は日当たりのいい場所に置く。明るい日陰の室内でも可だが、直射日光はNG。水やりは春〜秋は土が乾いたらたっぷり、冬は控えめ。 |
花言葉 | 「嬉しい便り」「壮大な計画」 |
トゲのついたロゼット状に生える葉が特徴的なアガベは、多肉質であることから多肉植物としても扱われます。病害虫の被害にも遭いにくいため、観葉植物初心者の方にもおすすめの種類です。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★☆☆☆ |
育て方ポイント | 乾燥と暑さに強く、基本的には日当たりのいい暖かい環境を好みます。春から秋の成長期でも、土が乾いてから4〜5日ほどあけて水やりする。冬はさらに控えめに。 |
花言葉 | 「気高い貴婦人」 |
サンスベリアは多肉植物のひとつでもあり、葉に水分を貯めているので手入れが楽です。空気清浄効果があるともいわれており、寝室などのゆったり過ごす部屋におすすめ。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 夏は直射日光を避けるが、1年を通して日当たりのいい場所に置く。水やりは春から秋は土が乾いてから数日後にたっぷり。冬は控えめか断水する。 |
花言葉 | 「永久」 |
アンスリウムは、ハート型の葉っぱが特徴的な人気の観葉植物です。葉が赤く染まる期間が比較的長いのも魅力の一つ。お部屋に置くと、南国風のかわいらしい雰囲気になるので女性から特に人気があります。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 強い日光を嫌うため、直射日光の当たらない明るい半日陰で育てる。激しい温度変化のない室内が好ましい。春と秋は週に1〜2回、夏は2〜3日に1回の頻度で、土が乾いてから水をたっぷり与える。 |
花言葉 | 「煩悩」 |
アイビーはつる性の植物で、つるが伸びた姿や模様の入った葉がかわいい観葉植物で、人気があります。寒さにも強く、丈夫なので初心者でも育てやすいでしょう。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★☆☆☆ |
育て方ポイント | 1年を通して日当たりのいい場所で育てる。夏は直射日光が当たっても問題ない。日陰でも育つが徒長気味になるので注意。水やりは冬以外は土が乾いたらたっぷり与える。 |
花言葉 | 「永遠の愛」 |
エアプランツは土を使わなくても育てることができる、インテリア性の高い人気の観葉植物です。流木に着生させたり、そのまま吊るして飾ることもできるので、おすすめです。
育てやすさ | ★★★☆☆ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 1年を通して明るい日陰で育てるが、品種によっては日に当てる。水やりは1日に1回霧吹きするか、春から秋は月に1回1時間ほど丸ごと水に沈める。 |
花言葉 | 「不屈」 |
ペペロミアはさまざまな葉の色や葉模様をもつ、おしゃれで人気の観葉植物です。また多肉植物のひとつでもあり、成長もゆっくりなので、小型の観葉植物として育てやすいのでおすすめです。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 1年を通して明るい日陰で育てる。とくに夏場の日差しに注意。水やりは夏から秋は土が乾いたらたっぷり、冬から春までは控えめにする。 |
花言葉 | 「艶やか」 |
アジアンタムはイチョウの葉のような小さな葉っぱが、細い枝茎に美しく連なった観葉植物です。鉢から溢れるように生い茂る葉が美しく、さまざまなインテリアに馴染みやすいのでおすすめです。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 1年を通して明るい日陰か、直射日光を避けた室内に置く。水やりは真夏は毎日、それ以外の時期は冬も含めて土が乾いたらたっぷり与える。 |
花言葉 | 「繊細」「天真爛漫」 |
「幸福の木」という名でも知られるドラセナ。太い幹と、縞模様が入ったシャープな葉が魅力の観葉植物です。最も代表的な種類は「ドラセナ・マッサンゲアナ」ですが、より葉っぱが細い「ドラセナ・コンシンネ」も人気があります。ワイルドな雰囲気がかっこよく、男性の部屋にもぴったりですよ。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 春から秋の水やりは土がかわいたらたっぷり、冬はやや控えめに水やりする。寒さに弱いため、10℃を下回らない室内で育てる。全く日光の当たらない場所でも育つが、日当たりのいい場所の方が好ましい。 |
花言葉 | 「幸運」 |
細長い緑の葉に白い縁取りや、中心に白いラインのような模様が特徴のオリヅルランは、和洋限らず、どんなインテリアの部屋にもかわいらしく飾れる観葉植物です。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 明るい日陰程度で育つが、たまに直射日光をさけた日当たりのいい場所で日光浴させる。水やりは真夏は毎日、それ以外の時期は土が乾いてから与える。 |
花言葉 | 「守り抜く愛」「集う祝福」 |
細長い葉が左右対称についた姿が特徴的なエバーフレッシュは、お部屋を涼しげな印象にしてくれます。昼の間は葉を広げ、夜になると葉を閉じるという性質(休眠運動)を楽しむこともできます。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 耐陰性は多少あるものの、耐寒性はないため、日当たりのいい暖かい場所で育てる。春から秋は、表土が乾いたらたっぷりと水やりし、冬は表土が乾いてから2〜3日後に水やりする。冬に肥料は与えない。 |
花言葉 | 「歓喜」 |
ワイヤープランツはつる性の観葉植物で、名前の通りワイヤーのような茎に小さな葉をたくさんつけます。ハンギングにしたり、壁に這わせると楽しいですよ。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 夏はレースカーテン越し、それ以外の時期はガラス越しの日光に当てる。水やりは春から秋までは土が乾いたら。冬は控えめにする。剪定と誘引は春から秋にやる。 |
花言葉 | 「憧れ」「純愛」 |
コーヒーの木は、コーヒー豆が取れる木の苗木で、すっきりと鮮やかなグリーンの葉をつける観葉植物です。茎が細くても木質化しやすく、ミニサイズの木を育てるように楽しめます。
育てやすさ | ★★★☆☆ |
日陰の耐性 | ★☆☆☆☆ |
育て方ポイント | 1年を通して窓ガラス越しの日光に当てる。夏は午前中だけ日が当たる半日陰がベスト。水やりは夏から秋までは土が乾いたらたっぷり。冬から春は控えめにする。 |
花言葉 | 「一緒に休みましょう」 |
先のとがった長い葉と、太く力強い幹が特徴的なユッカは「青年の木」とも呼ばれています。代表種は「ユッカ・エレファンティぺス」。無骨な印象で、インダストリアル系のインテリアや、男性の部屋にもおすすめです。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 夏はレースカーテン越しの日光、それ以外の時期は日当たりのいい場所に置く。水やりは土が乾いたらたっぷり。冬は控えめにして、1年を通して葉水をする。 |
花言葉 | 「偉大」 |
コウモリランはその名の通り、コウモリが飛び立つような姿をした観葉植物です。土がなくても流木や苔玉に着生させて育てられるので、飾り方の幅も広く、おしゃれな部屋づくりにおすすめです。
育てやすさ | ★★★☆☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 1年を通して、直射日光を避けた日当たりのいい場所に置くといいが、明るい日陰でも育つ。多湿を好むので春から秋は土が乾いたらたっぷり水やり、冬はやや控えめにする。 |
花言葉 | 「信頼」「助け合う」 |
オモトは古くから親しまれてきた、日本原産の観葉植物です。日本の気候にあっていて育てやすく、初心者にもおすすめです。和室や和モダンな部屋にもぴったりです。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 1年を通して明るい日陰で育てる。春から秋は、表土が乾いたらたっぷりと水やりし、冬は表土が乾いてから4〜5日後に水やりする。肥料を与えすぎない。 |
花言葉 | 「長寿」 |
ハート形の大きな葉が魅力のフィカス・ウンベラータは、その存在感や雰囲気から人気の高い観葉植物です。幹が柔らかく、独特な曲げ仕立てにされた株がとくにおしゃれで人気です。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 葉が大きく葉焼けしやすいため、春から秋はレースカーテン越しの日光か明るい日陰に置く。春から秋は土が乾いたらたっぷり水やりし、冬は控える。 |
花言葉 | 『すこやか」「愛」 |
テーブルヤシは名前からもわかるように、小型のヤシです。メキシコ原産ですが、比較的寒さにも耐えることができ、5℃を下回らなければ玄関などに置くこともできます。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 明るめの日陰でも育つが、直射日光を避けた日当たりのいい場所が適している。水は土が乾いたらたっぷり与えるが、冬はやや乾かし気味にし葉水をする。 |
花言葉 | 「あなたを見守る」 |
シェフレラは手のひらを広げたように、茎先に葉をつけるのがチャームポイントです。盆栽仕立ての流通も多く、ミドルサイズでも立派な株立ちを楽しめます。
育てやすさ | ★★★★★ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 明るい日陰で育つものの、本来は日当たりのいい場所のほうがよく育つ。水やりは真夏は毎日。春と秋は土が乾いてから数日後。冬は乾かし気味にする。 |
花言葉 | 「とても真面目」 |
コルジリネは赤や褐色のカラーリーフがおしゃれな観葉植物です。剣状の長細い葉が広がるように生えるので、エキゾチックなインテリアグリーンとして楽しめます。丈夫なので地植えでも室内でも楽しめます。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ☆☆☆☆☆ |
育て方ポイント | 1年を通して日当たりのいい場所に置く。夏は直射日光を当てても良い。水やりは真夏は毎日、春秋は土が乾いたら、冬はやや控えめにする。 |
花言葉 | 「幸福な交際」 |
クワズイモは、太く立ち上がった茎に、ハート型の大きな葉をつける観葉植物です。葉っぱの存在感が大きく、部屋に置くことで南国風の雰囲気を出してくれます。ただし、根茎に毒性を持つため、子供やペットが口にしないよう注意が必要です。
育てやすさ | ★★★☆☆ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 強い直射日光を嫌うため、木漏れ日程度の半日陰となる場所で育てる。高温多湿の環境を好むため、春から秋にかけては、土の表面が乾いたら鉢から水が流れるくらいたっぷり水やりする。 |
花言葉 | 「仲直り」 |
光沢のある大きな葉が魅力のオーガスタ。南国ムードあふれる人気の観葉植物です。バナナの葉っぱにも似ていて、トロピカルな印象を部屋にもたらしてくれます。
育てやすさ | ★★★☆☆ |
日陰の耐性 | ☆☆☆☆☆ |
育て方ポイント | 一年を通して日当たりがよく、10℃を下回らない場所に置く。多少葉焼けすることもあるが、真夏も直射日光を浴びせる。水やりは土が乾いてからたっぷり、冬は控えめにして葉水をする。 |
花言葉 | 「気取った恋」「輝かしい未来」 |
シュガーバインは5枚の花びらを咲かせるように、まとまって葉をつける、かわいらしいつる性の観葉植物です。枝垂れて伸びていくので、高い位置に置いたり、ハンギングにして楽しむのがおすすめです。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★☆☆☆ |
育て方ポイント | 夏から秋まではレースカーテン越し、冬から春はガラス越しの日光に当てる。真夏は毎日水やりし、春・秋は土が乾いたら、冬は乾燥気味にする。 |
花言葉 | 「すこやか」 |
フィロデンドロンはサトイモ科の観葉植物の総称であり、葉の形や柄はじつにさまざまです。つる性の品種もあれば茎で立ち上がる品種もあり、おしゃれで育てやすい観葉植物として人気です。
育てやすさ | ★★★★☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 1年を通して明るい日陰か、レースカーテン越しの日光で育てる。夏場はとくに葉焼けに注意。水やりは夏から秋までは土が乾いたら、冬から春までやや乾かし気味にする。 |
花言葉 | 「壮大な心」※種類による |
カラテアはどの品種も葉模様が美しく、インテリア性抜群のおしゃれな観葉植物です。熱帯性の観葉植物なので、暑さに強く、エキゾチックな存在感でおすすめです。
育てやすさ | ★★★☆☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 1年を通してレースカーテン越しの日光に当てる。斑入りの色が薄い品種は夏の日差しに気をつける。春から秋は土が乾き切る前にたっぷり水やりし、冬は控えめにする。 |
花言葉 | 「飛躍」 |
ミリオンバンブーはドラセナの仲間ですが、名前のとおりまるで小さな竹のようなルックスが人気の観葉植物です。小さく切りそろえた挿し木株も出回っていますが、格子状に曲げ組んだ大型のミリオンバンブーも人気です。
育てやすさ | ★★★☆☆ |
日陰の耐性 | ★★★★☆ |
育て方ポイント | 直射日光を避けた日当たりのいい場所で育てる。葉焼けしやすいので注意。とくに水を好むので、春から秋の生育期には表土が乾いたらたっぷり、冬は表土が乾いてから3〜4日後に水やりする。 |
花言葉 | 「開運」「長寿」 |
アレカヤシは、南国ムードあふれるリゾート気分が味わえる観葉植物です。お店や南国リゾートのロビーなどでもよく見かけますね。ハワイアンな部屋にもおすすめです。
育てやすさ | ★★★☆☆ |
日陰の耐性 | ★★★☆☆ |
育て方ポイント | 真夏はレースカーテン越しに日を当て、それ以外の時期は日当たりのよい場所に置く。春から秋は土が乾いたらたっぷり水やりし、葉水もしてあげると害虫防止になる。 |
花言葉 | 「元気」「勝利」 |
ここまで室内におすすめの観葉植物をご紹介してきましたが、好みの種類はありましたか?中には、候補が複数あって決めきれない…と迷う方もいるかもしれません。
そこで、次に「室内で観葉植物を育てるときに知っておくべきポイント」を4つご紹介します。これを知っておけば、すぐ枯れてしまったり、買って後悔したり…というトラブルがきっと激減するはずです。
観葉植物は同じ種類であっても、大きさ(号数)によって雰囲気が全く異なります。部屋やスペースの広さにあったものを選びましょう。
リビングなどの広い部屋には大型観葉植物を、寝室や玄関などの小さめの部屋には中型観葉植物を、テーブルの上などには小型観葉植物を置くとバランスがいいですよ。
観葉植物を育てる上で最も重要なポイントが「日当たり(置き場所)」です。この条件が合わないと、買ってもすぐに枯れてしまったということになりかねません。
観葉植物を置きたいと考えている場所の日当たり条件を、必ず事前にチェックしておきましょう。
いくら育てやすい観葉植物といっても、植物は生き物であるため、日々水やりなどのお手入れをする必要があります。
観葉植物を育てた経験が少ない人は、とにかく丈夫で水やりが楽な種類を選ぶといいでしょう。
室内でペットを飼っている場合は、毒性のある「ユッカ」や「ポトス」などの観葉植物は避けた方がいいでしょう。触れるだけで危険ということはありませんが、かじって口に入れてしまうとあまり良くありません。
また、小さな子供がいる場合は、床に観葉植物を置いておくと葉っぱをむしられたり、鉢ごと倒してしまったりということもよくあります。心配な方は、棚やテーブルの上に置けるサイズのものを選んだり、吊るせるものを選ぶといいでしょう。
室内に観葉植物を置くときは、上記の点を考慮しながら選ぶよう心がけましょう。
初心者にとって一番難しいのは、水やりかもしれません。水をやりすぎて根腐れを起こすことが多々あります。もちろん、乾燥させすぎて観葉植物が元気をなくしてしまうこともあるので注意が必要です。初心者が観葉植物を選ぶ際は、水やりが難しくないものを選ぶとよいでしょう。
また、丈夫な観葉植物も育てやすいです。下記の観葉植物は、水やりが難しくない、もしくは丈夫な観葉植物なので参考にしてください。
「大型」とは、だいたい8号(鉢直径24cm)以上のサイズのことをいいます。
大きい観葉植物の魅力は、シンボルツリーになる存在感です。部屋のインテリアとして、抜群のアクセントになりますよ。
しかし、成長したときに部屋が手狭になるようでは困ります。剪定して調整するという手もありますが、すぐに天井まで届いてしまうのは避けたいところです。あらかじめスペースに余裕をもって選びましょう。部屋と観葉植物のバランスも重要です。
「中型」とは、だいたい5〜7号(鉢直径15〜21cm)サイズのことをいいます。
ミドルサイズの観葉植物は、狭いスペースにも飾ることができ、部屋と観葉植物のバランスが保てるのが魅力です。
ただし、中型観葉植物として購入したものの、成長して大きくなることも考えられます。大型観葉植物と同様に、余裕あるスペースを確保しておきましょう。
「小型」とは、だいたい3〜4号(鉢直径9〜12cm)サイズのことをいいます。
小さい観葉植物は、大型観葉植物を置くことができない狭い部屋やスペースにも置くことができ、飾り方もハンギングしたり高い位置に飾って楽しめます。
リビングルームは、部屋の中でも過ごす時間が長い場所でもあり、リラックスしたい場所でもあります。また、お客様が来れば、おもてなしする場でもあります。リラックスするのにも、住人のセンスを見せるにも、観葉植物を置くのに適した場所です。
ただ、観葉植物も種類により、日当たりを好むもの、あまり日当たりがよくなくても育つもの、直射日光により葉焼けしてしまうものなどがあります。リビングルームの日当たりを考えて観葉植物を選びましょう。
日向の部屋 |
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明るい日陰の部屋 |
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日陰の部屋 |
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今回ご紹介した観葉植物は、どれも室内で育てやすい人気の観葉植物です。
安心して、室内で育ててください。最後に、室内で観葉植物を育てる上で重要なポイントを5つご紹介しておきます。それは「日当たり・水やり・風通し・温度・植え替え」です。
日当たりと水やりは観葉植物の種類により異なるため、育てる観葉植物の好みに合わせて行いましょう。
ほかのポイントは、どの観葉植物にもいえることです。観葉植物にとって風通しのよいことは、病気や害虫の予防につながります。冬の寒さはもちろん、エアコンの風が直接当たるのもよくありません。
また、室内で観葉植物を育てるということは、鉢植えで育てることになります。成長に合わせて鉢を大きくしていかないと、鉢が根でいっぱいになり、水はけが悪くなる、根腐れすることがあるので注意が必要です。定期的に植え替えしましょう。
以上のポイントを押さえて、観葉植物に囲まれた生活を楽しんでくださいね。
GreenSnap編集部