頭の中のお花畑を具現化
制作の助手をしてくれたグラップリングダミーのマックス君。 作業は基本的に彼の股ぐらで行いました。
ケンドー・カシンのマスクが似合ってるね!
『気合いものって 絶好調です』
猫を飼ってる人は要注意。
こいつらは執拗に作業の邪魔をしてくる。
今回は昆虫標本の一部を向かって右端のキジトラに食害された。
『犯人はヤス』
用意するもの
•7ℓのガラスジャー
-yahooショッピングから¥1,200で購入。
底の直径20cm、高さ30cm。蓋の直径は15cm。
本来はお米を容れる物らしく、歪みや気泡の混入があるのでディスプレイ向きではない。けど安い。
ブルジョワはもっと良いのを買おう!\\\\ ٩( 'ω' )و ////
•ドライフラワー 手当たり次第
-使ったものは別項目で紹介。
•ウミウチワ
-散歩中に拾った。 別に無くても良い。
•フローラルフォーム(オアシス)&ナイフ
-フローラルフォームは100均で売ってるやつ。セリアで買った。 ナイフはそれを切り分けるために使う。 カッターではちょっとやりにくいと思うの。 アレだったら包丁でも🙆🏻♀️
•衣類用防虫剤
-タンスにゴンゴンでもムシューダでもなんでも良い。 内容物をダニやくそちっちゃい虫的なアレから守るために必要。
•シリカゲル
-100均のでもなんでも良き哉。これも内容物を長持ちさせるために入れる。
ブルジョワはm(略
•長めのピンセット
ぶっちゃけ無くても良いけどあった方が作業しやすい。
☆昆虫標本を使う人☆
•お好みの標本
-小型の甲虫や欠損有りなら¥100からでも買える。オススメはゾウムシ系。扱いやすいしホウセキゾウムシなど可愛い模様の子もたくさんいる。
今回使ったのはヨーロッパメンガタスズメの標本で、国内で販売している場所を見つけられずポーランドから輸入した。ドイツ箱に入った状態で届き、送料込みで約¥7,500。注文から到着までかかった時間は2週間ほど。
質が高いのにも関わらず、相場的に考えてかなり良心的な価格なんでどこで買ったか書こうと思ったけど、お店に確認したらもう売り切れてるとのことだったので割愛。
•小枝
-今回小枝に虫が止まっているという設定だったので。 小枝は買うとそれなりのお値段がするから、剪定の時に出たのをドライにしておいたりしたらどうかなと思う。
お散歩ついでにその辺から拾ってみたりとかしてお気に入りの枝を探すのも楽しい作業のうちのひとつだと信じてる!
もし買うなら『阿波遊木』っていうお店がオススメ。いろいろ選べて比較的低価格。
•虫ピン(極力細いやつ)&カナヅチ&ニッパー
-小枝などに標本を固定するのに使う。ニッパーは虫ピンの頭の部分を切り落とすのに使う。これやっとくと見栄えが良くなるんだけど、気にならないなら別にやんなくても良い。
•瞬間接着剤
-昆虫標本の触角は折るために存在している。いつでも折れるように、修復してまた折れるように、予め用意しておこう。
•ビニールの切れ端&爪楊枝&ピンセット
-触角の修復用。ビニールの上に接着を出す→折れた触角をピンセットで摘んで、先端を接着剤にチョーン‼︎する→ 折れた部分にトゥンってくっつける→爪楊枝でツンツンしながら角度調整しつつ固定して、フーフーして乾かす
土台作り
ジャーの底にシリカゲルをオラオラオラオラ‼︎と気が済むまで敷いて、その上にオアシス(フローラルフォーム)を設置。
厚さ2~3cmくらいに切って並べてある。
ドライフラワーをフラワーアレンジメントの要領でプッスリーノできれば良いだけなんでキレイじゃなくてもOK。
アレンジする
いきなり作業進みすぎでドン引きした事だろう。
フローラルフォームを並べた後ににやった事は
1)正面を決め、背面側に防虫剤を設置
2)レインディアモス(ドライフラワー素材)でフローラルフォームを隠す
3)好みのドライフラワー をひたすらプスプス刺す
今回使った素材は
•レインディアモス
•ミモザ
•オレガノ
•デルフィニウム(青〜紫系)
•サンダーソニア
•ラベンダー
•チランジア ウスネオイデス
•カワラヨモギ
•ヒメコバンソウ
•ナズナ
•サウスオーストラリアデイジー
•ヒメヒゴタイ
•アザミ
•アゲラタム
•ベニバナ
•クリソセファラム
•フロックス(実)
•リンフラワー
•サンウィーバイン
•モリソニア
•シャワーグラス
•ソリダスター
•コチア ダイヤモンドダスト
•コスモス ピコティ
•シャーリーポピー(実)
•バーゼリア
•ハナカンザシ
•アナベル
•ワイルドストロベリー アレキサンダー(花、実)
タンポポの綿毛を来春に調達して追加したいと考えてる。
完成
できちっち!!!!
後ろから見たらこう。
ぶちゃいくだけど、こうしておくと防虫剤を交換するタイミングがわかりやすい。
他の花達との間にウミウチワで壁を作ってあるから防虫剤を交換する時はこのウミウチワをぐいっと前に倒して隙間を作ってからピンセットでエイヤッ!とする。
横から。
(蓋を開けて)上から。
~replay~
おわかりいただけただろうか。
序盤の用意したものの写真のところにしれっと写ってるこの標本、今回は使わなかったのでこの子達を活かしたまた別の何かをそのうち作りたい。
水晶みたいなキラキラした石ころとお花を合わせたいな。
ちなみにインドネシアのタランガン島産のチェブロラホウセキゾウムシという虫です。体長1.5〜3cmほどで、1匹¥300くらい。ハンズとかで売ってるヨ!
おしまい!
大量のドライフラワーの色彩センスが悔しいくらい素敵です!
虫は……要らないかな(ゴメンナサイ😉)ちょつと怖いし。でもあの子がいなかったらこの世界は成立しない様な気もします。
私も頭の中のお花の畑を具現化しようと企んでいるのですが、ドライフラワーは高いし、管理も大変そうなので自分でクレイフラワーを作る事にしました。(まだ、クレイフラワーを作ったことが無いのですが😅)