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ガーベラといえば、春と秋によく見かけるキク科のお花です。花色や花姿、大きさが豊富に展開されており、一輪でも凛とした美しさがあることから、ガーデニングではもちろん、切り花としてもよく出回ります。
今回はそんな人気の花、ガーベラのドライフラワーの作り方や飾り方について、ご紹介していきます。
ガーベラは花びらの数がとても多く、一枚一枚が細く長い形状をしているので、ドライフラワーにするのが難しいといわれています。実際につくってみると、花びらがぽろぽろと取れてしまうことが多いようです。
とはいえ、ドライフラワーに適した品種や状態のものを選んでつくれば、きれいなガーベラのドライフラワーが楽しめますよ。
ドライフラワーにしたいガーベラを選ぶときは、花首に注目して、うつむきがちで元気がないものは選ばないようにしましょう。できるだけ新鮮な状態のガーベラでつくるほうが、花びらが欠けにくいです。
また、ガーベラの咲き方には、次のようなタイプがあります。
ドライフラワーにして楽しむなら、八重咲き、もしくはスパイダー咲きのガーベラがおすすめです。花びらの数が多いので、数枚とれても見栄えを保てるでしょう。
ドライフラワーの作り方は、ハンギング法とシリカゲル法のいずれかの方法がおすすめです。
どちらも簡単にドライフラワーをつくることができますが、仕上がりの状態が異なるので、好みに合わせて選ぶといいでしょう。
ふたつのドライフアラワーの作り方や、仕上がりの特徴を詳しくご紹介します。
ハンギング法とは、吊るしながら自然に乾燥させてドライフラワーをつくる方法です。ハンギング法でつくったドライフラワーは、色褪せや縮み、歪みがでて、アンティークのような風合いを楽しめます。
シリカゲル法とは、粒子状の乾燥剤をつかってドライフラワーをつくる方法です。シリカゲル法でつくったドライフラワーは、色褪せしにくく、縮みや歪みが少ない、生花のような仕上がりになるのが特徴です。
ガーベラは花びらの開きが美しいので、スワッグにして下向きに飾るよりも、このように一輪挿しで飾ってみるのもいいですね。中輪〜大輪サイズの花だと、一輪でも存在感抜群です。
ガーベラの茎の長さをいかして、高さのあるアレンジメントをつくってみてもいいかもしれません。ハンギング法でつくったガーベラのドライフラワーは、アンティークに引き締まった花色が、シックで美しいです。
シリカゲル法でつくったガーベラのドライフラワーは、茎が使えないぶん、リースなどに接着して飾るといいでしょう。発色のよい仕上がりになるので、リースアレンジの中でもメインの花材として楽しめます。
ガーベラは花色が豊富で、よく花屋に並ぶ入手しやすい花です。ガーベラのドライフラワー作りは花びらが落ちやすくてやや難しいといわれていますが、シリカゲル法であれば元の形を楽しめる可能性が高いです。花の形を残したい方は、ぜひシリカゲル方でドライフラワー作りに挑戦してみてください!
GreenSnap編集部