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ドライフラワーといえば、花を逆さにして風通しのいいところで管理して作るイメージですよね。できあがりは花の色があせて、アンティークな仕上がりになりますが、お花の色味をそのまま残したい!という方も多いはず。
そこで今回は、よりきれいにドライフラワーがつくれる、シリカゲルを使った作り方をみんとぐりーんさんの実体験をもとにご紹介します。仕上がりの色の違いを比較した写真もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シリカゲルとは、よく市販のお菓子などに入っている乾燥剤のことです。シリカゲルは自身の重さに対して50%ほどの湿気を吸うので、この性質を利用して、生花にまぶすことでドライフラワーがつくれます。
現在はドライフラワー用の粉粒のようなシリカゲルが販売されています。きめが細かいので、花びらの隙間に入ってしっかり水分を吸ってくれます。
ドライフラワー用のシリカゲルを用いると、自然乾燥のドライフラワーよりも、花の発色が残りやすく、縮んでいく大きさの変化も少ないです。つまり、ほとんど生花に近い状態のドライフラワーをつくることができるんです!
今回はみんとぐりーんさんのみどりのまとめに投稿された写真や体験談を参考に、作り方を見ていきましょう!
ドライフラワーの用途にもよりますが、アレンジでワイヤーを使う場合は、シリカゲルに入れる前に、花にワイヤーを通しておきます。茎の切り口からワイヤーを通して、花芽あたりでクルンと折り、茎の方の余ったワイヤーはぐるぐるに短くしておきます。
容器に2〜3cmほど平らにシリカゲルを敷いたら、花がかさならないようにシリカゲルの上に敷き詰めていきます。
隙間ができないようにシリカゲルを優しくふりかけていきます。このとき、容器をほんの少し揺すりながら隙間を詰めるように、シリカゲルを入れていくといいですよ。
完全に花が見えなくなるまでシリカゲルを入れたら、容器に蓋をして1〜2週間暗所で保管します。
ちなみに、蓋をせずレンジにいれて数分でドライフラワーを作ることもできますが、自然乾燥のドライフラワーのような色褪せ・縮んだ仕上がりになります。
新聞紙などの上でシリカゲルから花を取り出します。ドライになった花は脆いので、優しく取り出しましょう。花の隙間についたシリカゲルは細い筆などで落としていきます。
これでシリカゲルのドライフラワーの完成です!
写真に写っている上が「シリカゲルに入れる前のドライフラワー」、下が「シリカゲルに入れてつくったドライフラワー」です。
こうして比較してみると、本来の花色から多少の変化はありますが、シリカゲルを入れていない方と比べると断然色鮮やかですよね。まさに生花のような色味をキープできていることがわかります。
使い終わったシリカゲルは、フライパンで軽く炒めることで水分が飛ぶので、また再利用できますよ。シリカゲルなら簡単に生花のようなドライフラワーが作れて、愛しのお花も長く楽しむことができるので、皆さんも挑戦してみてください♫
GreenSnap編集部