実際の状態と管理を深掘りしていく
オリーブの復活編、実際の被害と回復、管理まで
他の植物にも共通する事があるかも!?
第9章
花と実で弱るオリーブ
オリーブは花を咲かせ、実を付ける植物
しかし実は、
花と実そのものが木へ大きな負担
になる事がある
特に鉢植えでは、
「実を付けすぎて弱る」
ケースは珍しくない
⸻
花は想像以上に体力を使う
春になると、
オリーブは大量の花を咲かせる
白く小さな花が一斉に咲く姿は美しい
しかし木からすると、
開花は大イベント
花を作るためには、
* 水
* 養分
* 炭素
* エネルギー
を大量に消費する
そのため、
花数が多い年ほど、
木が疲れやすくなる事がある
⸻
実はさらに体力を使う
開花後、
受粉が成功すると実が膨らみ始める
しかしここからさらに、
体力消耗
が始まる
実は、
「作る」
だけでなく
「維持する」
だけでもエネルギーを使う
特にオリーブは、
長期間実を維持するため、
木へ負担が蓄積しやすい
⸻
鉢植えは特に疲れやすい
地植えと比べ、
鉢植えは根域が限られる
つまり、
使える体力にも限界がある
そのため、
* 小さい株
* 若木
* 根詰まり株
では、
実を付けすぎると
一気に弱る事がある
⸻
花疲れとは
花後に、
* 葉が落ちる
* 成長停止
* 葉色悪化
などが起きる事がある
これが
花疲れ
花へエネルギーを使いすぎ、
木が消耗している状態
特に、
大量開花した年
は起きやすい
⸻
着果疲れとは
実が多すぎると、
木は実へ優先的にエネルギーを回す
すると、
* 葉
* 枝
* 根
へのエネルギーが不足しやすくなる
これが
着果疲れ
特に、
* 実が鈴なり
* 若木
* 鉢植え
では注意したい
⸻
生理落葉は異常ではない
花後や着果後に、
急に葉が落ちる事がある
すると、
「病気かも」
と不安になりやすい
しかし実際には、
木が自らバランスを取っている
事も多い
オリーブは、
体力不足になると
不要な葉を落として消耗を減らす
つまり、
ある程度の落葉は
正常反応でもある
⸻
「実を付ける=元気」ではない
ここはかなり重要
実が多いと、
元気に見えやすい
しかし実際には、
無理して実を維持している
事もある
特に、
* 葉が減る
* 新芽停止
* 枝が細る
場合は注意したい
⸻
炭素不足とは
植物は光合成で炭素を作っている
しかし、
* 長雨
* 光不足
* 葉減少
などで光合成量が落ちると、
「使う量」に対して
「作る量」が足りなくなる
すると、
* 落葉
* 成長停止
* 実の肥大停止
などが起きやすくなる
これが、
炭素不足状態
⸻
花と実は「優先順位」を考える
弱ったオリーブで重要なのは、
「今年の実」
より
「来年以降の樹勢」
特に、
* 弱っている株
* 若木
* 根が弱い株
では、
実を減らした方が
回復しやすい事がある
⸻
摘果は悪い事ではない
実を減らすと、
「もったいない」
と感じやすい
しかし実際には、
木を守るため
に必要な場合もある
特に、
* 鈴なり状態
* 小鉢
* 弱り気味
では効果が大きい
⸻
花後にやりすぎない
花後に弱ると、
* 強剪定
* 強肥料
* 植え替え
をしたくなる
しかし花後は、
木がかなり消耗している時期
そのため、
まず優先したいのは
回復
⸻
回復優先管理とは
花後・着果後に重要なのは、
「無理に成長させる」
ではなく
「消耗を止める」
事
そのため、
* 過湿回避
* 強光回避
* 通風確保
* 鉢温低下
など、
木が休みやすい環境
を作る事が重要
⸻
弱った時ほど実を減らす勇気
オリーブは頑張って実を維持しようとする
しかし、
その頑張りが
木を消耗させる事もある
特に、
* 葉が減る
* 新芽停止
* 水切れ悪化
などがある場合、
「実を守る」
より
「木を守る」
方を優先したい
⸻
回復すると新芽が動き始める
木が回復し始めると、
* 新芽が伸びる
* 葉色が安定する
* 落葉が減る
などの変化が出る
これは、
木が再びエネルギーを作り始めた
サインでもある
⸻
第9章まとめ
オリーブは、
花と実だけでも大きく消耗する植物
特に、
* 鉢植え
* 若木
* 弱った株
では、
花疲れや着果疲れが起きやすい
そして重要なのは、
「今年の実」
より
「木全体の体力」
を優先する事
オリーブは、
実を減らしてでも生き残ろうとする植物なのである
第10章
病気で弱るオリーブ
オリーブは比較的丈夫な植物
しかし日本では、
* 高湿度
* 長雨
* 無風
* 高温
などが重なり、
病気で急激に弱る
事がある
特に怖いのは、
「病気そのもの」
だけでなく
病気後の体力低下
なのである
⸻
病気は「結果」として起きる事が多い
ここはかなり重要
病気というと、
「突然感染した」
ように感じやすい
しかし実際には、
* 過湿
* 根弱り
* 光不足
* 蒸れ
* 樹勢低下
など、
先に木が弱っている
事が非常に多い
つまり、
病気は原因であり、
結果でもある
⸻
長雨後は特に注意
オリーブで病気が増えやすいのは、
梅雨
そして、
秋雨
この時期は、
* 葉が乾かない
* 蒸散低下
* 空気停滞
が起きやすい
すると、
病原菌が増えやすい環境になる
⸻
炭疽病
オリーブで比較的多い病気
特に、
* 高湿度
* 長雨
* 蒸れ
で発生しやすい
⸻
症状
* 葉に黒い斑点
* 輪状の病斑
* 葉枯れ
* 落葉
など
進行すると、
枝まで弱る事がある
⸻
炭疽病で怖い事
炭疽病で怖いのは、
光合成低下
葉がダメージを受けると、
木はエネルギーを作れなくなる
すると、
* 落葉
* 成長停止
* 樹勢低下
へ繋がりやすい
⸻
すす病
黒い汚れのように見える病気
しかし実際には、
単独で発生する事は少ない
⸻
原因
多くの場合、
* カイガラムシ
* アブラムシ
などが出す
甘露
へカビが発生している
つまり、
害虫とセット
で起きやすい
⸻
すす病で起きる問題
葉が黒く覆われると、
光合成が低下
する
その結果、
* 成長停止
* 葉色悪化
* 樹勢低下
へ繋がる
⸻
根腐れ病
最も怖い病気の一つ
特に、
* 長雨
* 排水不良
* 過湿
で起きやすい
⸻
厄介な理由
根は地中にあるため、
発見が遅れやすい
気付いた時には、
* 落葉
* 吸水低下
* 枝枯れ
まで進んでいる事もある
⸻
「病気だけ」が原因ではない
ここも重要
例えば、
長雨
↓
根弱り
↓
蒸散低下
↓
葉停滞
↓
病気発生
というように、
環境ストレスの結果
として病気が出る事が多い
⸻
病気後にやってはいけない事
病気が出ると、
すぐ薬剤を増やしたくなる
もちろん必要な場合もある
しかし、
弱った木へ強い刺激
を与えると、
さらに消耗する事がある
特に、
* 真夏
* 根弱り時
* 葉が少ない時
は注意したい
⸻
「治療」だけでは回復しない
ここはかなり重要
病気を止めても、
木の体力
が戻らなければ、
回復しきれない
つまり必要なのは、
薬だけではなく
回復環境
⸻
病気後の回復管理
病気後は、
木がかなり消耗している
そのため、
* 強光回避
* 過湿回避
* 通風確保
* 温度安定
など、
木が回復しやすい環境
を優先したい
⸻
葉を減らしすぎない
病斑葉を見ると、
全部切りたくなる
しかし葉は、
光合成工場
弱っている時ほど、
残った葉が重要になる
そのため、
「どこまで残すか」
もかなり重要
⸻
通風は最大の予防
オリーブで病気予防として重要なのは、
風
特に、
* 枝が混み合う
* 無風
* 室内停滞
では病気が増えやすい
つまり剪定は、
見た目だけでなく
病気予防
でもある
⸻
回復し始めると変化が出る
病気後に回復し始めると、
* 新芽が動く
* 落葉が減る
* 葉色が安定する
などの変化が出る
これは、
木が再びエネルギーを作り始めた
サインでもある
⸻
第10章まとめ
オリーブの病気は、
「病原菌だけ」
で起きるわけではない
実際には、
* 過湿
* 無風
* 樹勢低下
* 根弱り
など、
環境ストレス
が大きく関わっている
そして本当に重要なのは、
「病気を止める事」
だけではなく
「回復できる環境を整える事」
なのである
第11章
害虫で弱るオリーブ
オリーブは比較的丈夫な植物
しかし、
害虫によって少しずつ体力を奪われる
事がある
特に怖いのは、
「虫そのもの」
だけではなく
害虫によって起きる二次被害
なのである
⸻
害虫は「弱った木」に集まりやすい
ここはかなり重要
害虫というと、
突然発生するイメージがある
しかし実際には、
* 光不足
* 過湿
* 蒸れ
* 根弱り
* 樹勢低下
など、
先に木が弱っている
ケースが非常に多い
つまり、
害虫は原因であり、
弱った結果でもある
⸻
カイガラムシ
オリーブで最も多い害虫の一つ
枝や葉へ貼り付くように発生する
一見すると、
木の模様
のように見えて、
発見が遅れやすい
⸻
カイガラムシで起きる事
カイガラムシは、
樹液を吸う害虫
そのため、
* 樹勢低下
* 葉色悪化
* 成長停止
などが起きやすい
さらに厄介なのが、
甘露
を出す事
⸻
甘露から「すす病」が始まる
カイガラムシが出す甘露へ、
黒いカビ
が発生する
これが
すす病
つまり、
カイガラムシ
↓
甘露
↓
すす病
という連鎖が起きる
⸻
アリが増えたら要注意
意外と重要なのが、
アリ
アリは甘露を好むため、
カイガラムシやアブラムシがいる木へ
集まりやすい
つまり、
「アリが増えた」
=
害虫サイン
の場合がある
⸻
ハダニ
乾燥時に増えやすい害虫
特に、
* 真夏
* 強光
* 乾燥
* 無風
で発生しやすい
非常に小さいため、
初期発見しにくい
⸻
ハダニで起きやすい症状
* 葉色悪化
* 白い点状傷
* 葉の艶低下
* 落葉
など
進行すると、
葉全体が白っぽく見える
事もある
⸻
アブラムシ
新芽へ発生しやすい害虫
特に、
柔らかい新芽
を好む
そのため、
春の新芽時期は注意
⸻
アブラムシで起きやすい事
* 新芽変形
* 成長停止
* ベタつき
* すす病
など
特に新芽は、
今後の樹勢
へ関わるため重要
⸻
オリーブアナアキゾウムシ
オリーブで特に厄介な害虫
成虫だけでなく、
幼虫が木内部へ入り込む
のが怖い
⸻
症状
* 急な枝枯れ
* 樹勢低下
* 幹へ穴
* 木くず
など
特に、
「急に一部分だけ枯れる」
場合は注意したい
⸻
害虫後に木が弱る理由
害虫は単純に葉を傷付けるだけではない
* 光合成低下
* 樹液減少
* 蒸散異常
* 病気誘発
など、
木全体へ影響する
つまり、
「虫が少しいるだけ」
では終わらない事がある
⸻
薬だけで終わらせない
害虫が出ると、
すぐ薬剤だけで解決したくなる
もちろん必要な場合もある
しかし本当に重要なのは、
「なぜ発生したか」
を考える事
⸻
例えば、
* 蒸れ
* 無風
* 樹勢低下
* 光不足
があると、
再発しやすい
⸻
弱った木へ強刺激は危険
弱った時ほど、
* 強薬剤
* 高濃度散布
* 真夏散布
などをしたくなる
しかしこれは、
葉や根へ負担
になる事もある
特に高温時は注意
⸻
害虫後の回復管理
害虫駆除後も、
木はかなり消耗している
そのため、
* 通風改善
* 過湿回避
* 光環境調整
* 温度安定
など、
木が回復しやすい環境
を作る事が重要
⸻
剪定は「風を通す」
害虫予防で重要なのが、
空気循環
枝が混み合うと、
* 蒸れ
* 湿気停滞
* 害虫増加
が起きやすい
そのため剪定は、
害虫予防
としても重要
⸻
害虫後に見たい回復サイン
木が回復し始めると、
* 新芽が動く
* 葉色が戻る
* 落葉が止まる
などの変化が出る
これは、
木が再びエネルギーを作れている
サインでもある
⸻
第11章まとめ
害虫は、
「虫だけの問題」
ではない
実際には、
* 樹勢低下
* 蒸れ
* 光不足
* 過湿
など、
環境ストレス
が大きく関わっている
そして本当に重要なのは、
「虫を消す事」
だけではなく
「再発しにくい環境を作る事」
なのである
第12章
鉢植え復活編
オリーブは鉢植えでも育てやすい植物
しかし実際には、
鉢植え特有の弱り方
が存在する
特に日本では、
* 高温
* 長雨
* 過湿
* 根詰まり
などが重なり、
地植えより急激に崩れる
事もある
⸻
鉢植えは「小さな自然」
鉢植えは自由度が高い
しかしその反面、
根域が極端に限られる
つまり、
* 水
* 空気
* 温度
* 養分
全てが、
小さな空間へ集中する
そのため環境変化の影響を、
非常に受けやすい
⸻
鉢植えは乾きやすく、乾きにくい
これはかなり重要
鉢植えは、
状況次第で真逆になる
例えば、
* 真夏
* 小鉢
* 強風
* スリット鉢
では急激に乾く
逆に、
* 梅雨
* 無風
* 根詰まり
* 室内管理
では全然乾かなくなる
つまり、
「鉢植えだからこう」
とは言い切れない
⸻
根詰まりは静かに進む
鉢植え最大の問題の一つ
根詰まりは、
急に起きるわけではない
少しずつ、
* 通気低下
* 排水低下
* 酸素不足
が進んでいく
そのため、
「なんとなく元気が無い」
状態が長く続きやすい
⸻
根詰まりで起きやすい症状
* 水抜け悪化
* 表面だけ乾く
* 成長停止
* 下葉落葉
* 夏に急激に弱る
など
特に、
「以前と乾き方が違う」
は重要サイン
⸻
鉢高温は想像以上に危険
夏の鉢内部は、
かなり高温になる
特に、
* 黒鉢
* コンクリート直置き
* 西日
* 小鉢
では危険
葉は風を受けられる
しかし根は逃げられない
つまり、
見えない地下でダメージ
が進む
⸻
夏に突然崩れる理由
春まで元気だったのに、
真夏で急に弱る
これは、
鉢内部高温
が原因の事も多い
特に、
* 夕方だけ葉が垂れる
* 朝は回復する
* 真夏だけ悪化する
場合は注意したい
⸻
室内管理は意外と難しい
オリーブは光を好む植物
そのため室内では、
光不足
になりやすい
さらに、
* 無風
* 高湿度
* 夜間停滞
が重なると、
根や葉が弱りやすい
⸻
「明るい部屋」でも足りない事がある
人には明るく見えても、
オリーブからすると暗い
特に、
* 部屋奥
* レース越し
* 北向き
では不足しやすい
すると、
* 徒長
* 葉色悪化
* 成長停止
などが起きやすい
⸻
室内は「風不足」も起きやすい
光だけではない
室内では、
空気が止まりやすい
すると、
* 葉が乾きにくい
* 土が乾きにくい
* 蒸れやすい
などが起きる
特に梅雨時期は注意
⸻
植え替えは万能ではない
弱ると、
「植え替えれば復活する」
と思いやすい
しかし実際には、
タイミング次第で負担
にもなる
特に、
* 真夏
* 真冬
* 根が弱り切っている時
は注意したい
⸻
植え替え判断のポイント
⸻
植え替え優先
* 根詰まり
* 排水悪化
* 用土劣化
* 鉢が極端に小さい
⸻
まず回復優先
* 葉がほぼ無い
* 夏バテ状態
* 根腐れ進行中
* 極端な樹勢低下
⸻
つまり、
「今動かすべきか」
を見る事が重要
⸻
鉢サイズも重要
大きすぎても、
小さすぎても難しい
⸻
小さすぎると
* 水切れ
* 高温化
* 根詰まり
しやすい
⸻
大きすぎると
* 過湿
* 乾燥遅延
が起きやすい
⸻
鉢植え回復で優先したい事
* 通風
* 鉢温低下
* 過湿回避
* 光調整
* 急変回避
特に重要なのは、
「根を落ち着かせる事」
⸻
回復し始めると変化が出る
鉢植えオリーブが回復し始めると、
* 鉢が軽くなる
* 新芽が動く
* 葉に艶が戻る
* 水が動き始める
などの変化が出る
これは、
根が再び働き始めた
サインでもある
⸻
第12章まとめ
鉢植えのオリーブは、
自由度が高い反面、
環境変化へ非常に敏感
特に、
* 根詰まり
* 鉢高温
* 室内停滞
* 過湿
などが重なると、
一気に崩れる事がある
そして復活で最も重要なのは、
「無理に成長させる事」
ではなく
「根が落ち着ける環境を作る事」
なのである
第13章
地植え復活編
オリーブは地植えにすると強くなる
そう言われる事は多い
実際、
* 根域拡大
* 水分安定
* 温度安定
など、
鉢植えより有利な面も多い
しかし逆に、
地植え特有の崩れ方
も存在する
特に日本では、
* 長雨
* 粘土質土壌
* 停滞水
によって、
「見えない地下環境」
が悪化しやすい
⸻
地植えは「逃げられない」
鉢植えなら、
* 移動
* 用土交換
* 乾燥調整
ができる
しかし地植えは、
土壌環境そのもの
へ影響される
つまり、
* 水はけ
* 地形
* 地下水
* 周囲環境
が非常に重要
⸻
表面だけ見ても分からない
地植えで多いのが、
「表面は乾いているのに中が湿っている」
状態
特に、
* 粘土質
* 水はけ不良
* 盛土不足
では起きやすい
そのため、
表面だけ見て、
「乾いているから大丈夫」
とは判断できない
⸻
粘土質土壌はかなり厄介
日本で非常に多い
粘土質は、
水を保持しやすい
しかし同時に、
空気が入りにくい
そのため、
長雨後に
* 酸素不足
* 排水停滞
* 根弱り
が起きやすい
⸻
「雨の後だけ悪化」は重要サイン
地植えでかなり多い
* 雨後に落葉
* 葉色悪化
* 元気が無い
これは、
地中停滞水
が起きている可能性がある
特に、
* 低地
* 水が集まる場所
* 建物横
では注意したい
⸻
盛土不足はかなり多い
地植え時に、
地面へそのまま植えるケースは多い
しかしオリーブは、
水はけの良い環境
を好む植物
そのため、
周囲より少し高く植える
盛土
が非常に重要になる
⸻
地植えでも根腐れは起きる
「地植えだから安心」
と思われやすい
しかし実際には、
* 粘土質
* 長雨
* 停滞水
があると、
地植えでも普通に根が弱る
特に怖いのは、
発見が遅れやすい事
⸻
地植えは回復も遅い
鉢植えなら、
環境変更がしやすい
しかし地植えは、
土壌そのもの
が原因になる事が多い
つまり、
改善にも時間がかかる
⸻
長雨後は特に注意
梅雨や秋雨後に、
* 落葉
* 葉色悪化
* 成長停止
が出る場合は、
地中環境悪化
を疑いたい
特に、
「毎年梅雨で弱る」
場合は要注意
⸻
地植えは「風」も重要
意外と見落とされやすい
地植えでも、
* 壁際
* 建物裏
* 無風地帯
では蒸れやすい
すると、
* 病気
* 害虫
* 葉停滞
が増えやすくなる
⸻
周囲環境も影響する
地植えでは、
周囲の熱環境
も重要
例えば、
* コンクリート
* 外壁反射
* 西日
があると、
地温や葉温が上がりやすい
特に夏は負担が大きい
⸻
地植え改善で重要な事
⸻
盛土
排水改善で非常に重要
⸻
土壌改良
通気性改善
⸻
風通し確保
蒸れ対策
⸻
周囲環境改善
照り返しや停滞熱を減らす
⸻
一気に変えすぎない
弱った時ほど、
大規模改良をしたくなる
しかし、
根へ急激な刺激
になる事もある
特に、
* 真夏
* 極端な弱り
では注意したい
⸻
地植え回復は「時間」が必要
鉢植えより、
地植えは回復へ時間がかかりやすい
そのため、
* 新芽
* 葉色
* 落葉量
など、
少しずつ変化を見る事が重要
⸻
「去年より良い」を見る
地植え回復では、
一気の完全復活
より、
少しずつ改善
を見る方が重要
例えば、
* 落葉が減る
* 新芽が増える
* 梅雨越しが楽になる
これも立派な回復
⸻
地植え回復で最も重要な事
オリーブは、
「水がある」
より
「空気がある」
環境を好む植物
そのため地植えでは、
地下へ空気が入る環境
を作れるかが非常に重要になる
⸻
第13章まとめ
地植えオリーブは、
鉢植えより安定しやすい反面、
土壌環境の影響を強く受ける
特に日本では、
* 粘土質土壌
* 長雨
* 停滞水
* 無風
によって、
地下環境が悪化しやすい
そして復活で重要なのは、
「水を増やす事」
ではなく
「地下へ空気を戻す事」
なのである