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アボカドは熱帯地域に生息する常緑性植物で、栄養価の高い果実はとてもクリーミーで美味しく人気があります。鉢植えで室内でも育てられるため、最近は観葉植物としてもメジャーになってきました。
今回は、アボカドの葉が垂れたり、枯れる原因とその対策について解説します。
アボカドの葉が枯れる主な原因には、「水やり」「直射日光」「寒さ」があります。
アボカドは熱帯や亜熱帯原産の植物で、乾燥に弱く、乾燥した状態が続くと葉が垂れたあと、枯れてしまいます。一方で、水やり頻度が多く、常に土が湿っている状態だと根腐れして、枯れてしまいます。
生育期は土の表面が乾燥したら水やりをし、冬は土が完全に乾いてからと、季節にあった適切な水やりをしましょう。
アボカドは日当たりのよい場所を好みますが、室内の日陰でしばらく育ているにも関わらず、突然直射日光が当たる場所にアボカドを移して日光浴させようとすると、葉焼けすることがあります。
とくに、夏の日差しや西日はとくに葉焼けしやすので注意してください。
熱帯原産のアボカドは寒さに弱く、品種によっても耐寒性に差があります。秋〜冬にかけて、気温が下がってきても屋外や寒風の当たる場所で育てていると、寒さで葉を落としてしまいます。
アボカドの生育適温は約15~33℃が適しており、最低気温は10℃を下回らないよう、冬は屋内に移して育ててください。
アボカドの株自体が枯れていなければ、そのまま育てて生育期になったら再び枝葉が生えてきます。葉っぱが垂れている場合は、乾燥しているなら水やりを、根詰まりしているなら植え替えをすることで復活するでしょう。
枯れてしまった葉は元には戻らないので、枯れている部分の根本からカットしてください。
今回は、アボカドの葉が枯れる原因は水やりのしすぎや急激な環境の変化、寒さなどです。原因は沢山ありますが、事前に知っておけば注意しすることができますね。
アボカドの葉が枯れないように、葉が垂れている、水はけが悪いといった変化に気づけるよう、こまめに観察しながら育てましょう。

GreenSnap編集部