オリーブの復活を深掘り視点から見る
オリーブはなぜ崩れるのか
オリーブの復活編 part.2
第4章
根トラブル実践編
オリーブが弱る時
実際には、
「急に枯れた」
というより
少しずつ根が動けなくなっている
事が多い
しかも厄介なのが、
根の異常は地面の中で起きるため
葉より気付きにくい
という事
そのため、
葉が落ち始めた頃には
既に根がかなり弱っている場合もある
⸻
「なんとなく元気が無い」は要注意
オリーブは限界まで耐える植物
そのため、
* 少し葉色が悪い
* 成長が遅い
* 以前より元気が無い
くらいでは、
普通に見えてしまう事がある
しかし実際には、
根がかなり弱り始めている
事も少なくない
特に怖いのが、
徐々に悪くなるパターン
気付きにくいため、
発見が遅れやすい
⸻
「乾かない」はかなり重要
オリーブは調子が良い時、
驚くほどしっかり水を吸う
そのため、
「水やりしたのに全然乾かない」
時は注意したい
特に、
* 気温も高い
* 日照もある
* 風もそこそこある
それなのに乾かない場合、
根の動きが落ちている
可能性がある
⸻
鉢の重さを見る
意外と重要なのが
鉢の重さ
毎日見ていると、
感覚で分かるようになる
いつもなら軽くなるタイミングで
* まだ重い
* 水分が抜けない
* 冷たさが残る
そんな時は、
根の異常を疑いたい
⸻
表面だけでは分からない
これは地植えでも鉢でも起きる
表面は乾いているのに
中だけ湿っている
特に、
* 粘土質土壌
* 根詰まり鉢
* 通気の悪い用土
では起きやすい
割り箸や竹串を刺してみると、
内部の湿り具合が分かりやすい
⸻
雨の後に悪化する
かなり多いパターン
* 雨の後から落葉
* 急に元気が無くなる
* 葉色が悪くなる
これは、
長雨で根が弱った
可能性がある
特に梅雨時期は、
一気に崩れる事もある
⸻
水やり後の変化を見る
オリーブは根が元気なら、
水やり後に葉へ張りが戻りやすい
逆に、
* 葉がさらに垂れる
* 落葉が増える
* 元気が無くなる
場合は、
水不足ではなく、
根側の問題
を疑いたい
⸻
夏は「高温」で根が止まる
夏に急激に弱る場合、
実は根が高温ダメージを受けている事がある
特に、
* 黒鉢
* コンクリート上
* 西日環境
では起きやすい
葉は風を受けられる
しかし根は逃げられない
そのため、
見えない鉢内部
でダメージが進む
⸻
根詰まりは静かに進む
根詰まりは急に起きない
少しずつ、
* 水抜け低下
* 通気低下
* 酸素不足
が進んでいく
そのため、
「なんとなく元気が無い」
状態が長く続きやすい
特に、
* 成長停止
* 下葉が落ちる
* 水持ちが変わる
時は注意したい
⸻
地植えは「見えない過湿」がある
地植えで多いのが、
表面は乾いているのに、
下だけ湿っている
状態
特に粘土質土壌では、
地中へ水が溜まりやすい
そのため、
「地植えだから安心」
とは限らない
⸻
弱った時ほど動かしすぎない
オリーブが弱ると、
* 肥料
* 活力剤
* 植え替え
* 強剪定
など、
色々やりたくなる
しかし弱った根は、
回復するだけでも体力を使う
そのため、
まず優先したいのは
「成長」ではなく
「安定」
⸻
回復時に優先したい環境
* 半日陰
* 穏やかな風
* 過湿回避
* 鉢温低下
* 急激な環境変化を避ける
まずは、
根が落ち着いて呼吸できる状態
を作る事が大切
⸻
回復し始めると変化が出る
根が回復し始めると、
* 土が乾き始める
* 鉢が軽くなる
* 葉に張りが戻る
* 新芽が動く
などの変化が出てくる
つまり、
「乾くようになる」
のは回復サインの一つ
なのである
⸻
第4章まとめ
根トラブルは、
葉より先に地面の中で始まる
そのため、
* 乾き方
* 鉢の重さ
* 雨後の変化
* 水やり後の反応
など、
日常の小さな変化
を見る事が非常に重要
そして弱った時ほど、
無理に動かすのではなく
根が落ち着ける環境
を作る事が復活への近道になる
第4章
根トラブル実践編
オリーブが弱る時
実際には、
「急に枯れた」
というより
少しずつ根が動けなくなっている
事が多い
しかも厄介なのが、
根の異常は地面の中で起きるため
葉より気付きにくい
という事
そのため、
葉が落ち始めた頃には
既に根がかなり弱っている場合もある
⸻
「なんとなく元気が無い」は要注意
オリーブは限界まで耐える植物
そのため、
* 少し葉色が悪い
* 成長が遅い
* 以前より元気が無い
くらいでは、
普通に見えてしまう事がある
しかし実際には、
根がかなり弱り始めている
事も少なくない
特に怖いのが、
徐々に悪くなるパターン
気付きにくいため、
発見が遅れやすい
⸻
「乾かない」はかなり重要
オリーブは調子が良い時、
驚くほどしっかり水を吸う
そのため、
「水やりしたのに全然乾かない」
時は注意したい
特に、
* 気温も高い
* 日照もある
* 風もそこそこある
それなのに乾かない場合、
根の動きが落ちている
可能性がある
⸻
鉢の重さを見る
意外と重要なのが
鉢の重さ
毎日見ていると、
感覚で分かるようになる
いつもなら軽くなるタイミングで
* まだ重い
* 水分が抜けない
* 冷たさが残る
そんな時は、
根の異常を疑いたい
⸻
表面だけでは分からない
これは地植えでも鉢でも起きる
表面は乾いているのに
中だけ湿っている
特に、
* 粘土質土壌
* 根詰まり鉢
* 通気の悪い用土
では起きやすい
割り箸や竹串を刺してみると、
内部の湿り具合が分かりやすい
⸻
雨の後に悪化する
かなり多いパターン
* 雨の後から落葉
* 急に元気が無くなる
* 葉色が悪くなる
これは、
長雨で根が弱った
可能性がある
特に梅雨時期は、
一気に崩れる事もある
⸻
水やり後の変化を見る
オリーブは根が元気なら、
水やり後に葉へ張りが戻りやすい
逆に、
* 葉がさらに垂れる
* 落葉が増える
* 元気が無くなる
場合は、
水不足ではなく、
根側の問題
を疑いたい
⸻
夏は「高温」で根が止まる
夏に急激に弱る場合、
実は根が高温ダメージを受けている事がある
特に、
* 黒鉢
* コンクリート上
* 西日環境
では起きやすい
葉は風を受けられる
しかし根は逃げられない
そのため、
見えない鉢内部
でダメージが進む
⸻
根詰まりは静かに進む
根詰まりは急に起きない
少しずつ、
* 水抜け低下
* 通気低下
* 酸素不足
が進んでいく
そのため、
「なんとなく元気が無い」
状態が長く続きやすい
特に、
* 成長停止
* 下葉が落ちる
* 水持ちが変わる
時は注意したい
⸻
地植えは「見えない過湿」がある
地植えで多いのが、
表面は乾いているのに、
下だけ湿っている
状態
特に粘土質土壌では、
地中へ水が溜まりやすい
そのため、
「地植えだから安心」
とは限らない
⸻
弱った時ほど動かしすぎない
オリーブが弱ると、
* 肥料
* 活力剤
* 植え替え
* 強剪定
など、
色々やりたくなる
しかし弱った根は、
回復するだけでも体力を使う
そのため、
まず優先したいのは
「成長」ではなく
「安定」
⸻
回復時に優先したい環境
* 半日陰
* 穏やかな風
* 過湿回避
* 鉢温低下
* 急激な環境変化を避ける
まずは、
根が落ち着いて呼吸できる状態
を作る事が大切
⸻
回復し始めると変化が出る
根が回復し始めると、
* 土が乾き始める
* 鉢が軽くなる
* 葉に張りが戻る
* 新芽が動く
などの変化が出てくる
つまり、
「乾くようになる」
のは回復サインの一つ
なのである
⸻
第4章まとめ
根トラブルは、
葉より先に地面の中で始まる
そのため、
* 乾き方
* 鉢の重さ
* 雨後の変化
* 水やり後の反応
など、
日常の小さな変化
を見る事が非常に重要
そして弱った時ほど、
無理に動かすのではなく
根が落ち着ける環境
を作る事が復活への近道になる
第5章
光で弱るオリーブ
オリーブは
強い光を好む植物
として知られている
そのため、
「日当たりが良いほど元気」
と思われやすい
もちろんオリーブは、
かなりの強光へ適応できる植物
しかし実際には、
光が強すぎて弱る
事もある
特に日本では、
* 梅雨明け直後
* 真夏の西日
* 急な屋外管理
* 室内からの移動
などで起きやすい
⸻
「光が好き」と「急な強光に強い」は違う
ここはかなり重要
オリーブは強光植物
しかしそれは、
徐々に強い光へ適応した状態
の話
例えば、
室内管理
↓
急に真夏の直射日光
を当てると、
葉が光へ対応しきれない
その結果、
* 葉焼け
* 白化
* 落葉
が起きる事がある
⸻
特に危険なのは「急変」
オリーブは環境変化に対して、
比較的ゆっくり反応する植物
そのため、
* 急な強光
* 急な高温
* 急な西日
など、
「急変」
に弱い
特に梅雨明け後は注意
それまで曇天中心だった環境から、
突然強烈な日差しへ変わるため
一気にダメージが出る事がある
⸻
葉焼けは夏だけではない
葉焼けというと、
真夏をイメージしやすい
しかし実際には、
* 春
* 秋
* 冬
でも起きる
特に多いのが、
冬の室内管理後
光へ弱くなった葉へ、
急に春の直射日光が当たるケース
これは意外と多い
⸻
白くなる葉は危険サイン
オリーブで多いのが、
葉が白っぽくなる症状
特に、
* 葉の表面だけ白い
* 一部分だけ色が抜ける
* 銀色ではなく白化する
場合は、
光ストレス
を疑いたい
これは葉の細胞が
ダメージを受け始めているサイン
⸻
西日は想像以上に強い
特に日本の夏は、
* 高温
* 高湿度
* 強光
が同時に来る
その中でも厄介なのが
西日
午後は気温が上がりきっているため、
葉温も非常に上昇しやすい
さらに、
* コンクリート
* 外壁反射
* 無風
が重なると、
葉へ大きな負担がかかる
⸻
室内管理は光不足になりやすい
オリーブはかなり光を必要とする植物
そのため室内では、
見た目以上に光不足になりやすい
特に、
* 部屋の奥
* レース越し
* 北向き
* 冬場
では不足しやすい
⸻
光不足で起きやすい変化
⸻
徒長する
枝が間延びしやすい
⸻
葉が薄くなる
光を集めようとして葉が変化する
⸻
葉色が悪くなる
全体的に弱々しく見えやすい
⸻
成長停止
光合成不足で動けなくなる
⸻
「光不足なのに葉焼け」は普通に起きる
これもかなり多い
室内で弱っていた木を、
「日光に当てた方が良いかな」
と急に外へ出す
すると、
光不足状態の葉
へ急激な強光が当たり
葉焼けが起きる
つまり、
光不足
急な強光
という複合ストレス
⸻
光ストレス時によくある症状
* 葉先が茶色くなる
* 葉が白っぽくなる
* 葉が硬くなる
* 葉が丸まる
* 急な落葉
など
特に、
「急に症状が出る」
場合は光ストレスを疑いたい
⸻
回復時に大切な事
光で弱った時ほど、
「もっと日光へ当てた方が良いかな」
と考えやすい
しかし実際には、
急に戻さない
事が大切
⸻
回復時におすすめの環境
* 明るい半日陰
* 柔らかい朝日
* 穏やかな風
* 西日回避
まずは、
葉温が上がりすぎない環境
を作る
⸻
光慣らしは少しずつ
弱ったオリーブを戻す時は、
いきなり直射日光ではなく
* 朝日から
* 数時間だけ
* 数日かけて
徐々に慣らしていく
オリーブは急変が苦手なため、
「ゆっくり戻す」
事がかなり重要
⸻
回復し始めると見える変化
光環境が合い始めると、
* 新芽が動く
* 葉色が安定する
* 葉に艶が戻る
* 徒長が減る
などの変化が出る
特に新芽は、
環境改善のサインとして分かりやすい
⸻
第5章まとめ
オリーブは強光植物
しかし、
「強光に適応している」
と
「急な強光に耐えられる」
は別
特に日本では、
* 梅雨明け
* 西日
* 高温
* 室内からの移動
などで光ストレスが起きやすい
そして弱った時ほど重要なのは、
急激に変えない事
オリーブは、
少しずつ環境へ適応しながら回復していく植物なのである
第6章
水で崩れるオリーブ
オリーブは乾燥に強い植物
そのため、
「水やりは少なめが良い」
と言われる事が多い
もちろんそれ自体は間違いではない
しかし実際には、
水そのものが悪いわけではない
問題なのは
「水がどう停滞するか」
そして
「根がどう呼吸できなくなるか」
である
⸻
オリーブは「乾燥好き」ではない
ここは誤解されやすい
オリーブは確かに乾燥へ強い
しかしそれは、
「乾燥に耐えられる」
という意味
つまり、
水が少ない環境でも生き延びられる植物
という事
逆に言えば、
常に湿った状態
は非常に苦手
⸻
危険なのは「乾かない状態」
オリーブで本当に危険なのは、
一時的な水切れより、
長時間乾かない事
特に、
* 梅雨
* 秋雨
* 冬の低温期
* 無風環境
では起きやすい
土が長時間湿ると、
根の周囲から空気が減っていく
すると、
根の動きが鈍くなり、
少しずつ弱っていく
⸻
日本は「乾きにくい」
地中海では、
* 空気が乾いている
* 風が強い
* 雨が少ない
* 日差しが強い
そのため、
土が非常によく乾く
しかし日本は逆
* 湿度が高い
* 雨が多い
* 夜も蒸し暑い
* 無風になりやすい
つまり、
思っている以上に乾かない
特に室内管理では、
見た目以上に土が動いていない事がある
⸻
水やり頻度より「乾き方」が重要
よく、
「何日に一回ですか?」
と聞かれる
しかし本当に重要なのは
回数ではなく、
乾き方
同じ夏でも、
* 晴天
* 曇天
* 風
* 湿度
* 気温
で乾き方は全く変わる
そのため、
「毎日」
「3日に1回」
のように固定すると、
逆に崩しやすい
⸻
「表面だけ乾く」は危険
かなり多いパターン
表面は乾いて見える
しかし内部は湿っている
特に、
* 根詰まり
* 粘土質用土
* 深鉢
* 通気不足
では起きやすい
そのため、
表面だけ見て判断すると、
過湿へ気付きにくい
⸻
水切れももちろん危険
ここは誤解してはいけない
オリーブは乾燥に強い
しかし、
水が不要な植物ではない
特に、
* 真夏
* 強光
* 強風
* 鉢植え
では大量の水を使う
そのため、
完全な乾燥状態が続くと、
* 葉が巻く
* 葉先が枯れる
* 葉が硬くなる
* 落葉
などが起きる
⸻
「乾燥に強い」と「乾燥が好き」は違う
これも重要
オリーブは、
生き延びる能力
が高い植物
しかし、
常に乾燥させた方が元気
という意味ではない
特に成長期は、
しっかり水を使っている
⸻
夏の水切れは急激に進む
特に鉢植えでは、
朝は元気でも、
夕方には限界
という事がある
* 強光
* 高温
* 風
* 小鉢
が重なると、
想像以上に乾きやすい
特にスリット鉢は乾きやすい
⸻
逆に冬は乾きにくい
冬は成長が落ちるため、
水の使用量も減る
しかし感覚で夏と同じように水やりすると、
過湿になりやすい
特に、
* 低温
* 日照不足
* 無風
が重なると、
土がほとんど動かない事もある
⸻
水やり直後を観察する
水やり後は、
オリーブの状態が分かりやすい
⸻
良い反応
* 葉に張りが戻る
* 葉色が安定する
* 元気が出る
⸻
悪い反応
* 葉が垂れる
* 落葉する
* 元気が無くなる
⸻
特に悪化する場合は、
水不足ではなく、
根側の問題
を疑いたい
⸻
復活時の水やりは慎重に
弱ったオリーブを見ると、
つい水を与えたくなる
しかし重要なのは、
「回数を増やす事」
ではなく
「根が動ける状態を作る事」
そのため、
* 通風
* 温度
* 光
* 用土
も含めて考える必要がある
⸻
「乾くようになる」は回復サイン
オリーブが回復し始めると、
* 鉢が軽くなる
* 水切れが早くなる
* 新芽が動く
などの変化が出る
つまり、
水が動き始める
のは、
根が回復しているサインでもある
⸻
第6章まとめ
オリーブで重要なのは、
水の量
だけではない
本当に重要なのは、
「どう乾くか」
そして、
「根が呼吸できるか」
である
特に日本では、
* 高湿度
* 長雨
* 無風
によって、
過湿状態が長引きやすい
だからこそ、
「水を与える事」
より、
「乾ける環境を作る事」
が非常に重要なのである
第7章
温度で弱るオリーブ
オリーブは地中海性気候で進化した植物
そのため、
「暑さに強い」
というイメージを持たれやすい
実際、オリーブはかなり高温へ耐えられる植物
しかしそれは、
乾いた空気と風がある環境
での話
日本のような
* 高湿度
* 無風
* 蒸し暑さ
が重なる環境では、
大きなストレスを受ける事がある
⸻
「暑さに強い」と「猛暑に強い」は違う
ここはかなり重要
オリーブは本来、
* 強い日差し
* 乾いた風
* 昼夜の温度差
のある環境で生きている
つまり、
熱を逃がしやすい環境
へ適応している
しかし日本の夏は、
夜になっても気温が下がらず、
湿度も高い
すると、
葉や根が熱を逃がしにくい
状態になる
⸻
真夏は「根」が先に限界になる
オリーブで特に怖いのが
鉢内部の高温
葉は風を受けられる
しかし根は逃げられない
特に、
* 黒鉢
* コンクリート
* 西日
* 小鉢
では鉢内部が非常に高温になる
その結果、
* 吸水低下
* 成長停止
* 落葉
などが起きやすくなる
⸻
夏に突然弱るパターン
かなり多いのが、
春までは元気だったのに
真夏で急に崩れるケース
特に、
* 梅雨明け
* 猛暑日連続
* 無風
* 西日
が重なると起きやすい
しかも厄介なのが、
朝は元気に見える
事
しかし夕方になると、
* 葉が垂れる
* 元気が無い
* 葉色が悪い
などの症状が出る事がある
⸻
夜の暑さもかなり重要
見落とされやすいのが
夜間高温
オリーブも夜は呼吸している
しかし夜まで暑いと、
回復しにくい
特に都市部では、
* コンクリート蓄熱
* 無風
* 熱帯夜
などで、
夜も鉢温が下がりにくい
その結果、
少しずつ体力を消耗していく
⸻
冬は「寒さ」より「冷え方」が重要
逆に冬になると、
「オリーブは寒さに弱い」
と思われやすい
しかし実際には、
品種によってはかなり耐寒性がある
ただし危険なのは、
急激な冷え込み
特に、
* 寒風
* 霜
* 鉢凍結
* 朝晩の急低下
などでダメージを受けやすい
⸻
冬に起きやすい症状
* 葉が灰色っぽくなる
* 葉が縮れる
* 枝先が黒くなる
* 春に芽吹かない
など
特に、
「春に動かない」
場合は、
冬のダメージが残っている事がある
⸻
鉢植えは温度変化が激しい
地植えと比べて、
鉢植えは温度変化が大きい
夏は熱くなりやすく、
冬は冷えやすい
つまり、
根が環境変化を直接受けやすい
そのため、
* 小鉢
* スリット鉢
* 黒鉢
などは、
季節によって影響を受けやすい
⸻
西日は想像以上に危険
特に夏の西日は、
高温状態での強光
になりやすい
午後は既に気温が高いため、
葉温も上がりやすい
さらに、
* 外壁反射
* コンクリート照り返し
* 無風
が重なると、
一気に負担が増える
⸻
温度ストレス時のサイン
⸻
夏
* 夕方に葉が垂れる
* 葉先が枯れる
* 急な落葉
* 成長停止
⸻
冬
* 葉色悪化
* 枝先枯れ
* 芽吹き停止
* 葉が硬くなる
⸻
弱った時ほど急変を避ける
オリーブは急激な環境変化が苦手
そのため、
* 急な移動
* 急な直射日光
* 急な寒風
などは負担になりやすい
特に弱っている時ほど、
「ゆっくり慣らす」
事が大切
⸻
夏に優先したい事
* 西日回避
* 鉢温低下
* 通風確保
* 半日陰管理
* コンクリート直置き回避
特に、
「根を熱から守る」
事が重要
⸻
冬に優先したい事
* 寒風回避
* 霜対策
* 鉢凍結回避
* 急激な温度変化を避ける
特に鉢植えは、
根が冷えやすいため注意したい
⸻
温度が安定すると回復しやすい
オリーブは環境が安定すると、
* 落葉が止まる
* 葉色が安定する
* 新芽が動く
などの変化が出てくる
つまり、
「極端な温度変化が減る」
事も回復へ繋がる
⸻
第7章まとめ
オリーブは暑さや寒さへ耐えられる植物
しかし実際には、
「温度そのもの」
ではなく
「環境との組み合わせ」
で弱りやすくなる
特に日本では、
* 高湿度
* 無風
* 夜間高温
* 急激な冷え込み
などが大きなストレスになる
そして特に負担を受けやすいのは、
葉ではなく根
なのである
第8章
風と湿度で弱るオリーブ
オリーブというと、
* 日光
* 水
* 温度
へ意識が向きやすい
しかし実際には、
風と湿度
も非常に重要
特に日本では、
「風が無い高湿度環境」
で調子を崩す事が多い
⸻
オリーブは「風の植物」
地中海沿岸では、
乾いた風がよく吹く
そのためオリーブは、
風がある環境
を前提に進化してきた
逆に、
* 無風
* 蒸れ
* 空気停滞
はかなり苦手
特に室内管理では起きやすい
⸻
無風だと葉が冷えにくい
オリーブは葉から水を蒸発させながら、
温度を調整している
しかし空気が動かないと、
葉の周囲へ熱や湿気が溜まる
その結果、
* 葉温上昇
* 蒸散低下
* 光ストレス
などが起きやすくなる
⸻
「湿度が高い=良い」ではない
観葉植物では、
「湿度を上げると良い」
と言われる事が多い
しかしオリーブは少し違う
もちろん極端な乾燥は良くない
ただ、
高湿度が長く続く環境
はかなり苦手
特に、
* 梅雨
* 室内無風
* 雨続き
では調子を崩しやすい
⸻
蒸れは静かに進む
蒸れの厄介な所は、
すぐ症状が出ない事
少しずつ、
* 葉色悪化
* 成長低下
* 落葉
* 病害増加
などが進む
そのため、
「なんとなく元気が無い」
状態になりやすい
⸻
室内管理で起きやすい問題
特に多いのが、
「明るいけど空気が動かない」
環境
窓際でも、
* 空気停滞
* 夜間無風
* 高湿度
になる事がある
その結果、
葉や土が乾きにくくなる
⸻
葉が密集すると蒸れやすい
オリーブは枝葉が増えると、
内部へ風が通りにくくなる
すると、
樹冠内部だけ湿気が溜まる
特に、
* 混み合った枝
* 内向枝
* 徒長枝
が多いと起きやすい
そのため剪定は、
光だけでなく風も通す
意味がある
⸻
雨の後に悪化する理由
梅雨や長雨後に調子を崩す事は多い
これは単純に水だけでなく、
* 湿度上昇
* 蒸散低下
* 無風
* 土の乾燥低下
などが同時に起きるため
つまり、
「空気が停滞する環境」
そのものがストレスになる
⸻
ハダニが減っても安心ではない
面白い事に、
湿度が高いとハダニは減りやすい
しかし逆に、
* すす病
* カビ
* 蒸れ障害
は増えやすくなる
つまり、
「虫が減った=健康」
ではない
⸻
風が強すぎても負担になる
ただし、
風なら強いほど良いわけでもない
特に、
* 台風
* 強風
* 乾いた熱風
では、
蒸散が急激に増え、
水切れを起こしやすい
そのため重要なのは、
「穏やかに空気が動く事」
⸻
サーキュレーターはかなり有効
室内管理では、
空気を少し動かすだけでも変わる
特に、
* 夜間無風
* 梅雨時
* 冬の締め切り
では効果が大きい
ただし、
直接強風を当て続けない
事も大切
⸻
風と湿度で起きやすい症状
⸻
無風・高湿
* 葉色悪化
* 成長停止
* 落葉
* 病害増加
⸻
強風・乾燥
* 葉巻き
* 葉先枯れ
* 水切れ
* 急な落葉
⸻
回復時ほど「穏やかな環境」が重要
弱ったオリーブへ必要なのは、
強烈な環境
ではなく、
安定した環境
そのため、
* 柔らかい風
* 適度な乾燥
* 空気循環
* 急変しない環境
が重要になる
⸻
風が通ると回復しやすい
環境が整うと、
* 土が乾きやすくなる
* 葉温が安定する
* 蒸れが減る
* 新芽が動く
などの変化が出てくる
つまりオリーブは、
「空気が動く環境」
で本来の力を発揮しやすい植物
なのである
⸻
第8章まとめ
オリーブは、
光だけで育つ植物ではない
実際には、
* 風
* 湿度
* 空気循環
が非常に重要
特に日本では、
無風高湿
によって調子を崩しやすい
そして回復で重要なのは、
強い刺激ではなく
空気が穏やかに流れる環境
を作る事なのである