毎年このシーズンになると マーガレットのギャザリングをして ハンギングを作ってます。
僕の場合 苗購入から2週間位あれば 作れる感じですかね
クローンなので 最初の購入時の苗のみ
今回は 330円でした。
※
(見出しのハンギングは 前のシーズン苗)
2025 3月1日
今回のマザー苗
PWマーガレット
バブルガムブラスト 330円
この苗から クローン挿し穂を作ります。
トップの穂先だけ残して
全てカット
葉枝を少なくする程 マザー苗の成長は遅くなりますが
僕の場合 挿し穂が欲しいので
強剪になってます。
発根促進剤 オキシベロン
マーガレットなので希釈倍数200倍
マーガレットの挿し穂は 200〜400倍までみたいですね
僕の場合 1時間位 漬け置き放置
水耕での根出し 発根にはオキシベロン
パーライトやバーミキュライトの場合は ルートン
植物修復ホルモン 疑似オーキシンによる傷口の修復の為に使ってます。
季節的にまだ厳しいので水耕栽培装置を使いました。
ヒーターを入れて約20℃にしてます。
発根条件として水温15℃以上25℃までが発根率が良いので
この時期室内だと水温がそこまで行かないだよね……
1週間〜10日位で発根するのですが
水温に関係して来ますので 目安程度ですが
まっ それまで放置ですね
マザー苗に側芽を出す
こちらは 2週間後のマザー苗
購入苗本体になりますね
側芽が出始めました。
実は通常のピンチ(摘芯)と同じ数が期待できるんですよね〜
また出したい位置に側芽を出す事も出来ます。
傷をつけるとやがて側芽が出ます。
それを 傷芽と言います。
側芽をクローンにして
更に側芽を出して育て
またクローン穂にするので
マザー株は 縦の成長はゆっくりになりますが
その代わりに横に太くしてます。
茎内部の細胞分裂を活発にして
側芽を出してるので
自然と太くなるのですが
さて どうやって細胞分裂を活発にしてるの?って話しですよね
僕が使ってるのは 疑似サイトカイニン フルメット
成長ホルモンで 花を咲かせる
側芽を出す…のがサイトカイニン
成長ホルモン → オーキシン 傷の修復 茎を太くする
成長ホルモン → サイトカイニン
発芽や開花 細胞分裂など
傷芽をつけてフルメットを塗り側芽の活性
今回 茎にフルメットを塗って側芽を出してるので
茎本体の細胞分裂活性により太くなった感じですね
頂芽だけ残したマザー苗
側芽が増えて大きくなって来ました。
頂芽も挿し穂にします。
頂芽を止められたので
側芽が育つ感じで
繰り返し無限ループで
マーガレットのクローンを作り
ギャザリングですね
挿し穂の発根
約1週間で発根しました。
さて ここからは 人それぞれのやり方で
不安なので もっと発根してから定植するとか 各々違いが出ると思います。
どれが正解とか僕には分かりかねますが
僕の場合
傷口は オーキシンによりカルス成形されてる
発根も始まってる
これで 良いんじゃね? 的な考え方なので
水耕クローン挿し穂は この段階で終了にしてます。
ご不安なら もっと成長させてからで良いと思います。
PW マーガレット バブルガム ブラスト
そもそも マーガレット立性植物をハンギングにするのは 無理な事で
性質上 上☝️縦に伸びるのよ
丸く見せるには サイドに定植するか スワッグ(真下)からの定植にて光屈折を利用してプランターポット全体が生茂る様にしないとなんだよね
挿し穂をギャザリング
これは壁掛けプランターにギャザリング用の穴を開けた物
ここまでの工程で購入から約2週間ですね
毎年この工程で マーガレットのハンギングは作ってます。
今年のウォールハンギング マーガレットは完成で 育成開花のスピードは 気温次第ですね
挿し穂ギャザリングから
約 1ヶ月半
全ての挿し穂が成長しました。
2025 5/03
花芽分化が始まり
生殖成長に切り替わりましたね
開花まで もうすぐですね
2025 5/11
開花ですね まだまだ蕾が多いですが じきに満開となるでしょう
ウォールハンギング
左 バブルガムブラスト
右 ストロベリーホイップ
柔らかな色合いがとても素敵です🎶🎶👍