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切り花だけでなく、ガーデンフラワーとしても人気のマーガレットは、花色や形もさまざまでたくさんの品種があります。育てやすいだけでなく、数百円で買うことができる手軽さから、ギフトにもおすすめの花です。
この記事では、そんなマーガレットの花言葉や由来を、色別も詳しくご紹介します。
マーガレットの花言葉は「恋占い」「心に秘めた恋」です。
この花言葉は、マーガレットの花びらの枚数が一定ではないことから、「好き、嫌い、好き…」と占う恋占いの花として使われてきたことに由来しています。
とはいえ、マーガレットの花びらは奇数が多いため、「好き」から始めると「好き」で終わることが多いといわれています。ぜひ一度、花びらの数を数えてみてくださいね。
一方、マーガレットには「私を忘れないで」「優しい思い出」といった、別れを意味させる怖い花言葉も存在しています。
ただし、このふたつの花言葉は実際は怖い意味合いではなく、卒業や転職、新生活などの新しい門出をポジティブに飾る意味として使われることが多いです。
マーガレットには花全般の花言葉以外にも、色別で下記のような異なる意味がつけられています。色別の意味もどれもポジティブで贈り物にもぴったりですね。
ピンク | 「真実の愛」 |
白 | 「信頼」 |
オレンジ・黄色 | 「美しい容姿」 |
赤・紫 | まだつけられていません。 |
ピンクのマーガレットの花言葉は「真実の愛」です。
この花言葉の由来は、ギリシャ神話の中で、マーガレットの花がアルテミス(狩猟の女神)へ捧られていたことから、女性の幸せの象徴として扱われたことに由来しているといわれています。
白いマーガレットの花言葉は「信頼」です。
先述のアルテミス自身は処女神となる(夫を持たない)ことを誓っていながらも、周囲の仲間が結ばれた際には祝福して送り出していたことから、アルテミス=マーガレットの花=友情を大切にするというイメージとなり、この花言葉がつけられたといわれています。
オレンジや黄色のマーガレットの花言葉は「美しい容姿」です。
この花言葉は、元気をもらえるようなビタミンカラーのマーガレットの美しさが由来とされています。
このポジティブな花言葉から、最近では切り花としてもオレンジや黄色のマーガレット人気が高まっているようです。
マーガレットが見頃を迎える開花時期は11〜5月です。とはいえ、春の季節を彩る花として、ガーデニングや切り花で人気ですね。
マーガレットの花は枯れても散り落ちることがないので、ガーデニングでも切り花でも、長期間楽しめます。
ちなみに、マーガレットと同じ開花時期によく似たデイジーという花が咲きます。ふたつの見分け方はこちらの記事をぜひご覧くださいね。
マーガレットは、9月3日、11月22日の誕生花です。
また2月の誕生日花としても挙げられ、お葬式の手向けられる花としても、故人の好きな花として利用されることもあります。
マーガレットの名前の由来は、「真珠」を意味するギリシア語の「Margarites(マルガリテス)」からきています。マーガレットの花びらが純白で、真珠のように白く、丸く美しいことから由来しています。
マーガレットの和名は「木春菊」と書きます。これは、マーガレットの葉っぱが春菊に似ていることから由来しているそうです。
マーガレットを植えてからしばらく経つと、マーガレットの根本が木のように固くなります。その様子が「木」を連想することから、ふたつの意味を合わせて「木春菊」と呼ばれるようになったそうです。
マーガレットの花は、風水においては、楽しい恋愛と美しさをもたらしてくれる力もあるといわれています。恋の出会いを求めている人におすすめです。恋愛運アップに南東がよく、寝室などに飾るとさらに効果的です。
マーガレットは、フランス王妃出会ったマリーアントワネットも愛した花であり、マリー・アントワネットが住む宮殿の庭にも植えられていたそうです。
明るく元気に咲き誇るマーガレットに心を癒していたのかもしれませんね。
愛の告白をするとき、結婚式、母の日、受験生の応援など、大切な人へ是非マーガレットを贈ってみてくださいね。
GreenSnap編集部