warning
error
success
information
スーパーに行けばさまざまな種類が売られているトマトですが、どんな栄養があるのでしょうか。このページではトマトの栄養や効果効能について解説しています。
青いトマトを追熟する方法や、トマトの保管方法などもまとめたのでぜひご参照ください。
トマトはナス科ナス属の植物です。南アメリカ原産とされていて、果実は食用されます。一般的にトマトという名前で流通していますが、トウシ、バンカ、コガネウリ、アカナスという別名もあります。
国内では熊本県が生産数が一番多いです。
トマトの花期は5月から7月で、黄色い花を咲かせます。見た目はキュウリの花に似ています。
トマトは、ビタミンC、カロテノイド、食物繊維、ビタミンE、カリウムが豊富です。
カロテノイドはあまり聞いたことがなくても、「リコピン」というとピンと来る方も多いのではないでしょうか。トマトに含まれるカロテノイドはβカロテンとリコピンがほとんどです。リコピンはサプリメントにもなるほど体によい栄養素です。
トマトは100gあたりの19kcalです。野菜のなかでは低カロリーです。。
ビタミンCはコラーゲンづくりには欠かせません。トマトは健康的な肌作りによいでしょう。また日焼けをしたあとにもよいとされています。
食物繊維はお腹の働きを助ける効果が期待できるので、便通改善にも役立ちます。
カリウムは不要な体内の水分を外の排出する役割があります。塩分が多い食事をとったときもカリウムを含むトマトはおすすめです。
ビタミンEは抗酸化作用が強いため、アンチエイジング効果も期待できます。
トマトは、4月から6月、9月から10月が旬です。トマトは涼しさを好み、高温多湿を嫌います。しかし、トマトというと夏休みに栽培するイメージが強いのではないでしょうか。お庭やプランターでトマトを夏に栽培する方も多いでしょう。
国内でトマトが栽培され始めたころは、温室設備が十分ではなかったことから、春に種を撒いて夏に収穫をしていました。現在では温室設備が整っていて、トマト本来が好む気温の低い春と秋に収穫できるように栽培をずらしているのです。
トマトのおすすめの選び方はまず色を見てみましょう。真っ赤になっているほど熟しています。熟した分栄養もあるので、色むらなくハリのある赤いトマトを選びましょう。
ヘタも見てみてください。緑色が濃いものは新鮮な証拠です。変色しているものやヘタがしおれているものはおすすめしません。
トマトは冷蔵庫の野菜室に密閉袋に入れて保管してください。保存するときはヘタが下にします。温度が低いと低温障害を起こすので、保管は野菜室がおすすめです。冷蔵庫の設定温度もチェックしておきましょう。
青いトマトは熟していないため、よく寝かしてください。常温で青いトマトを寝かすことで熟成されます。温度は15度から25度が理想で、暑い場所で保管をすると傷むので注意しましょう。
トマトはさまざまな食べ方があります。そのまま食べるのはもちろんですが、サラダに入れる、スープに入れる、煮物にする、グリルにするなど好みの食べ方でお楽しみください。
栽培も比較的簡単で、プランターでも育てられます。ぜひ挑戦してみませんか。
GreenSnap編集部