近年の温暖化に拠り、不可能だった事が可能になるかも?
事の始まりはピーマンとパプリカが「路地で越冬」に成功し、落葉低木として2年目を迎えた事。
草体の硬いパイナップルなら行けるかも?試してみます。
始めます
発根管理開始(多分5月の中頃だったと思う)
台湾パイナップルは美味しい!
娘のバイト先に迎えに行く度、待ち時間を潰しにスーパーや雑貨屋へ、そしてほぼ毎回購入した台湾パイナップル。
何時も廃棄するヘタを眺めながら、試してみるか?と思ってしまった。
カットしたペットボトルに
IN
発根
植え付け出来る状態になりました。
(発根管理開に要した日数は忘れました)
植え付け
6月15日に先行してた挿し穂を植え付けました。
それぞれ開始日は違いますが、根量は充分と判断して植え付けしました。
用土はピートモス、鹿沼土、赤玉、腐葉土をブレンド。
時は流れ9月25日
各株の開始時期や鉢のサイズが違うので、大きさにバラ付きが有ります。
挿し木は全て成功し、順調に育ってます、
冬到来(11月24日)いよいよ越冬開始
一般的な路地の鉢物として
株数が有るので色々と試します。
これは6号鉢の株、鉢の周囲まで根が回ってます、この状態だと冷害を受ける可能性が高い?
そんな疑問と一般的な土で育つのか?の疑問に答える為に、10号鉢に黒土メインで鉢増しします。
なるべく根を冷害から守り、越冬出来たら黒土でも育成出来るか?を試します。
最も過酷な、一般路地越冬隊
10号鉢、8号鉢、6号鉢の3種類で試します。
置き場は屋外の平置きで行きます。
別の環境でも試します
環境を変えて試す為
それぞれに役目を持って貰います。
写真の株は1番育成状態が良い株
この株は2階ベランダの室外機の上で越冬して貰います。
屋根の下で霜に当たらず、日照は充分で風通しも良好な環境です。
この株は2階ベランダ、低日照の床面で越冬して貰います。
この株は、ホームセンターなどで購入出来る、無加温簡易ビールハウスで越冬
そして最後は「路地地植え」です。
黒ビニールマルチで地温を確保し、植え付けました。
今後トンネルを追加するかは検討します。
12月4日[気温1桁]
[現在の環境]
一桁台の気温を記録し、冬らしさを感じる状況になって来ました。
2階ベランダの株
陽当たり良好な室外機の上に置いた株ですが、明らかに痛みが出て来ました。
全ての株の中で最も良株でしたが、寒さへの反応が1番高い様に思います。
この時点で、冷たい風に当たる事が1番良く無い事かも?と感じてます。
2階ベランダの床に置いた株
環境は、壁に囲まれて陽当たり悪く、2メートル程離れた室外機からの反射風を僅かに受ける状況です。
多少の衰退は感じますが、ほぼ変化無しの状況です。
1月29日[初霜]
初霜を受けた朝の状態
路地の鉢物3株
元々、株毎に色味が違いましたが、黄化してた株の方が痛みの進行が早い感じがします。
黄化してた株には明らかな痛み始めの症状が出て来ました。
右側の株は色も褪色する事無く耐えてます。
株全体に言える症状として、寒さが進むにつれて、葉の張りが減少し、柔らかくなって来てます。
路地の地植え+黒マルチ
定植時も含め、灌水は行わず自然に任せています。
北風は防げますが、直接的な風除けは無いので、寒風直撃です。
こちらは明らか痛みが進行してます
葉は柔らかくなり、葉先は萎れて枯れ色になりました。
(この枯れの最大原因は、植え替え時期が遅かったからだと思います)
今後、症状が進み、葉が萎れて減少して行きそうな感じ。
総合的に判断すると、1番痛みが激しい株だと思います。
成長点はまだ生きてます。
2階ベランダの室外機上の株
こちらも、僅かな期間で明らかに痛みが進行してます。
外側の風当たりの強い部分の痛みが特に強く出てます。
地植えと同様に、萎れからの枯れが出始めてますが、成長点に痛みは殆ど有りません。
2階ベランダの床に置いた株
黄化してますが、色味は初期とほぼ変化無しです。
葉の張りも、大きな変化は感じません。
灌水をして無い事を加味すると、痛みはほぼ出て無いと判断して良いと思います。
12月9日 本格的な霜柱が立つ
路地平置き部隊
初回の薄霜で受けた痛みは、葉の著しい冷害でした。
この時点で、見た目は変化してませんが内部はグニグニと柔らかくなっていた状態。
恐らく、凍結したと思われます。
路地平置き(1番小さな株)
前回の霜を受け、強い冷害の症状が出てます。
路地平置き
葉の内部は明らかに柔らかく、押して捩ると皺が出る状態になりました。
12月10日
畑の黒マルチ株
此方も著しい冷害の症状が出てます。
平置きと比較すると、葉の細胞が死滅して無い可能性を感じます。
此方は一切の灌水を行なって無いので、葉の水分量が非常に少なく、現況だとまだ固さが残ってる状態です。
12月15日
更に厳しい寒さが続きましたが
畑の黒マルチ株は限界ギリギリで耐えてます。
路地平置き部隊
本格的な霜に当たり、表皮は固いですが、うっすら透明感が出て、内部はねっとりとした浸潤状態になってます。
水を切らなかった影響で完全に凍結した模様。
放射冷却の影響で、地表付近の最低気温は連日氷点下になってる筈です。
路地平置き部隊は多分全滅するでしょう。
路地平置き
見るからに凍結被害を受けてそうな葉
(触った時は凍ってなかった)
12月16日
2階ベランダ床の株
ギリギリ軒に掛かる場所&2階の高さも相まって、凍結被害は受けて無い様に見えます。
この季節の寒さにも「耐えてる」と言って良い状態を保ってます。
成長点も痛み無しです。
2階ベランダ室外機上の株
冷気(寒風)or霜に依る影響で、以前より葉痛みが進行してます。
壁側は痛みが少ないですが、以前より葉先が枯れ込んで来てます。
1番良株だったので床に移動するか悩む😕
簡易ビニールハウス株
蘭と同居で良く見えませんが、全く痛みは出て無い様子。
零れ種のスミレも咲き続け、別世界の様に元気です。
これから更に寒さが増したらどうなるか?
蘭と同等の耐寒性が有るなら、耐えられる筈です。
12月20日
寒気は更に増し
屋外平置き部隊は全滅
この株達の今後の役目は
草体の芯まで凍結したのか?
土中は無事なのか?
春になったら結果が出せるので、その時まで待ちます。
写真でも分かる凍結
パイナップルはやっぱり南国フルーツ、ちゃんと凍ります😅
成長点もしっかり駄目になった様です。
12月25日
屋外地植え黒マルチ
この株は凍結した形跡を感じない
上空にサクラとクリの枝が張り出してるだけでも霜避けの効果が有るのか?
敷地の最も南側で風が抜ける環境なので、冷気が留まらず、更に朝日を1番に受ける環境が救いになってるのか?🤔
まだ観察を続ける価値を残す貴重な屋外株
がんばれるのか?
続きます🫡
更に変化が出たら更新します。
子供が保育園生の頃
食べたパイナップルの先っぽを植えて完熟のパイナップルが出来ましたよ🍍
香りが出るまで完熟したので
中の真部まで甘くチューチューしました😅😋
美味しいパイナップルが実ると良いですね🍍
冬はハウスへ避難しました